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2024年 3月15日(金) 「卒業」 

お陰様で今年も無事に確定申告を終えられました。

インボイス導入で開業以来最も厳しい日程になると予想して、
日程の予想としてはその通りではありました。

そもそも確定申告期間中よりもその前段階で、
インボイス制度や電子帳簿保存法の対応で出遅れておりましたが、
インボイス小規模特例を使える顧問先様が多くいらっしゃいますので、
それよりも軽減税率の確認であったり、顧問先数が若干増加した等、
前年と同じような理由で仕事量が多かったように感じました。

2月に入ってかなり厳しい状況であるのを実感できましたので、
例年よりも早めにラストスパートをかけまして、
最終盤には風邪をこじらせましたがなんとか微熱にとどまり、
前年よりも早く全顧問先様の申告を終えられました。

ゆっくりと休みたいところではあるのですが、
資料のお返しや残務処理、後回しの業務等ありますので、
引き続き体調に留意して仕事に臨んでいきたいと思います。


今年は確定申告期間中に息子の卒業式があるにも関わらず、
仕事、体調両面で怪しい状況でしたが無事に出席できました。

自分の卒業式で感動したことは無かったのですが、
特に体育館から退場する息子を見て感極まるものがありました。

入学当初は学校が面白くないと行きたがらず、
一年生の一学期が終わるまで教室の前まで一緒について行っておりました。
不登校になればなったで覚悟はするけど、できることはしようとの思いでした。

そんな様子を当時の担任の先生に察して頂いて、
優しく接して頂いたお陰で二学期からはついて行くことも無くなり、
卒業式での心身ともに成長した姿に嬉しさと寂しさを感じました。
まだ子育ては続きますが無事に育ってくれていて感謝の気持ちで一杯です。

息子から卒業式のリハーサルが多いと聞いていましたが、
実際の式を見ると証書授与や歌など、しっかり練習しているのが伝わりました。

卒業式を初めて親の立場から見させてもらって、
子供達の為のみならず保護者の為でもあると今更ながら実感しました。

先の話ですが3年後は息子の中学校、娘の小学校に加えて、
息子が加入するサッカーチームの卒団式も確定申告期間中かもしれないので、
全てに後顧の憂い無く出席して子供達の成長を実感できるよう、
仕事量、業務の効率化について頭の片隅に置いて想定しておきます。


2023年11月21日(月) 「電子帳簿保存法」 

2年間の猶予期間がもうすぐ終了し、
来年1月から電子帳簿保存法が本格的にスタートする予定です。

自身の理解を深めること、顧問先様への周知を目的として、
先日、徳島商工会議所主催の電子帳簿保存法のセミナーを受講しましたが、
非常に分かりやすく、早速顧問先様への情報提供を一通り終えることが出来ました。

大まかにですが対応すべきは以下の四点にまとめられるかと思います。
 1.電子取引データをやり取りした場合は、電子データとして残す
  ※ 印刷するのは構わないが、印刷したからと言って電子データを消去しない
 2.事務処理規程を作成して、その通りに運用する
  ※ 国税庁HPにサンプルがあるので、そちらを元に作成する
 3.電子データの確認が可能なディスプレイ等(スマホ可)を備え付ける
 4.電子データに検索機能を確保する
  ※ エクセルで検索簿を作成する、若しくは規則的なファイル名を付す方法で

顧問先様から割とご質問が多かったのですが、
紙でもらった請求書等は今まで通り紙の保存で大丈夫ですので、
その点はご安心頂いて良いかと思います。

再延期を期待される方もいらっしゃるかもしれませんが、
インボイスが10月から予定通りに始まっていますので、
電子帳簿保存法も予定通りと考えて、
しっかりと対応された方が良さそうです。


2023年11月 6日(月) 「阪神日本一」 

昨日、オリックスとの日本シリーズ最終戦で阪神が日本一となりました。

実は父の影響で小学生から高校生くらいまで阪神ファンで、
それまでは周りに巨人ファンが多く肩身が狭かったのですが、
38年前の日本一の時は高校の担任の先生が阪神ファンで
クラスメイトも阪神ファンが多くて非常に盛り上がった記憶があります。

その後、横浜ベイスターズファンとなり一度日本一を味わえましたが、
最近はヴォルティスがほとんどで野球を見ることはほぼ無くなりました。
今年野球を見たのはWBC、阪神リーグ優勝時と昨日くらいですが、
38年前を思い出しつつ楽しく野球をテレビ観戦できました。

あの時から日本一になっていなかったとは知らずに驚きましたが、
前回とは違い投手力も秀でた野球で勝ち進んできたようで、
監督の情熱が続くかと、選手のオフの過ごし方次第かと思いますが、
来年も優勝争いの本命となる気がします。


2023年10月27日(金) 「Sushi〜♪」 

最近インボイスのネタばかりでしたので、たまには違う話を。
先日少しばかり良い事をしましたので、恐縮ですがこちらに書かせて頂きます。

新町のアーケード入口で外国人の老夫婦がいらして、
スマホでどこかを探されているようでしたので、拙い英語で声掛けしてみました。

すると、渡りに船とばかりに探されている店名をスマホで見せてくれました。
聞いたことのある店名で、分かると思うので一緒に行きましょうとお伝えしました。

半信半疑の様子でついてこられていましたが、数分歩くとそのお店に着きました。
奥様がお店を確認されると「Sushi〜♪」と大喜びされて、大変感謝されました。
最後にどういたしまして、良い旅をとお伝えしました。

事務所が阿波踊り会館からすぐで、旅行者と思しき方は良くお見掛けしていて、
断られることもありつつ、何度か道案内させて頂いた事はありますが、
忘れているだけかもですが、外国人の方は記憶の限りでは今回が初めてでした。

せっかく縁があって徳島に来て頂いているので、
少しでも良い印象を持って頂ければと常々思っております。
今回、その一助になっていれば大変嬉しく思います。


 
2023年10月23日(月) 「消費者なので…」 

先日、あるお店で買い物をした際に、
「レシートは必要ですか?」と聞かれ、「はい。」と答えたところ、
「インボイスの番号を記入するのでお待ち下さい。」と言われたので、
「消費者なので結構です。」ととっさに答えてそのままレシートをもらいました。

確かにそのレシートには登録番号が記載されていなかったのですが、
取引内容(軽減税率の対象品目である旨)が記載されていないので、
登録番号だけでは厳密に言うと(簡易)インボイスには該当しないことになります。
(登録番号とともに品目も書いてくれる予定だったかもしれませんが…)

私も顧問先様に手書きで登録番号を記載するのも可能とお伝えしておりますが、
レジシステム等の変更が難しく、かつインボイスを要求される数が多そうでしたら、
登録番号の印鑑を作ってその都度押すのも選択肢の一つともお伝えしました。

これからもインボイスによる混乱が続くと予想されますので、
顧問先様や縁ある方々が業務に注力頂けるよう、
微力ながらお手伝いをしなければと思った次第です。


2023年10月13日(金) 「13年目の簿記講座」 

本日から阿波池田商工会議所様で簿記講座を担当させて頂きます。
お陰様で2011年から始めさせて頂き今年で13年目となります。
一足早く鳴門での簿記講座は9月から始まっておりまして、
暫くの間は週4日簿記講座を担当させて頂く事となります。

インボイスに電子帳簿保存法と大きな制度変更が続き、
顧問先様からの質問も増えていて当日の回答が難しくなりますが、
出来得る限り迅速丁寧に対応していきたいと思っております。

先日も顧問先様からの質問がありまして、
登録番号が無い請求書が送られてきたがどうすれば良いかとの事でした。
請求書を見ると9月付だったのでインボイス制度開始前につき、
登録番号無くても今まで通りで大丈夫とお答えさせて頂きました。

また相手先の登録番号の有無についても聞かれましたので、
法人については国税庁のHPで法人番号から検索可能な旨、
そして今回ご相談の相手先は登録番号が確認できた旨をお答えいたしました。

税理士以外の方からすればインボイスは本業では無いので、
まだまだ不明点がたくさんあろうかと思います。
ご質問等ありましたらお気軽にご相談頂けますと幸いです。


 
2023年 9月30日(土) 「明日からインボイス開始」  

インボイス制度につきまして、
反対署名が50万以上集まったという報道も目にしましたが、
納税、事務負担が大幅に増加する為、反対される方が多いようです。

実は私もインボイス制度は反対で、
税理士会としても反対の立場を取っていると思いますが、
顧問先様にその旨をお伝えすると驚かれることもありました。
税理士はインボイスを推進していると思われている方もいらっしゃるようです。

私の場合はインボイス以上に軽減税率に反対で、
こちらも税理士会と同じ考え方となりますが、
2019年10月からの軽減税率導入から業務量が増えたにも関わらず、
その分の顧問料を値上げしていませんでしたので、
負担だけが増えている状態となっていました。

某政党の党首の方が軽減税率廃止(単一税率化)をXで投稿されていて、
私の意見も同じなのでいいね、リポストさせて頂きました。

とは言え明日からインボイス制度は始まりますので、
やるべき業務をしっかりと行い、質問には迅速丁寧にお答えして、
顧問先様や縁ある方々の不安解消に努めて参ります。

インボイスによる業務、申告等お悩みの方がいらっしゃいましたら、
しっかりと対応致しますのでご相談、ご依頼お待ちしております。


2023年 9月18日(月) 「ETCのインボイス」 

先日、国税庁でETC料金のインボイス対応につきまして、
以下の二点の保存で要件を満たす旨の運用が発表されました。

 ・ クレジットカード利用明細書(日付、乗降場所、料金等利用状況が分かるもの)
 ・ 高速道路会社ごとに任意の1回分の利用証明書

原則は全ての利用について利用証明書を保存する必要がありますが、
上記の運用により事務負担の軽減が期待できるものと思われます。

小規模事業者の2割特例や1万円未満のインボイス保存不要等、
期限付きのものも含め負担軽減策がいくつか発表されていますので、
活用できるものは上手に活用して、出来る限り本業に注力頂ければと思います。


さて、個人的な話ですが少し前にコロナにかかってしまいまして、
簿記講座の日程延期で主催者の方にご迷惑をお掛けしてしまいました。
熱が39度6分まで上がり家から一歩も出られない日もありましたが、
現在はお陰様で無事に回復しました。

元気で健康に仕事が出来るのが当たり前ではないと再認識し、
感謝の気持ちで仕事をしていきたいと思っておりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。


2023年 9月 4日(月) 「簿記講座開始」 

個人的には徳島の夏は阿波踊りが過ぎると終わり、
お盆明けてからは暑くても秋の感覚で過ごしているのですが、
今年はいつも以上の暑さからかまだまだ夏が続いている気がします。

さて、今年も本日から鳴門での簿記講座が開始しました。
簿記講座を担当するようになって13年目となるのですが、
どうしても初回は緊張してしまい、今年もスタートがいまいちだったかもしれません。
特に自己紹介などの入りの部分を未だに試行錯誤しております。

講義の本題に入ってしまえばテキストを読んだり、補足の説明をしたり、
また声のトーンを変えたり、臨機応変な対応をしたりなど、
自分なりのペースをつかめていた気はしますがどうでしょうか…

受講される皆様には多忙な時間を割いて受講して頂いておりますので、
例年同様、一つでも多くの内容をお伝え出来るよう努めてまいります。


 
2023年 8月19日(土) 「続インボイス登録申請のリミット」 

前回のブログでインボイスの申請はお盆前でギリギリとお伝えしましたが、
7月下旬に申請した顧問先様が10日強で登録完了したケースがありました。

まだ間に合うのかもしれないと国税庁HPで確認したところ、
書面提出では10月1日までの登録通知は間に合わなさそうですが、
e-TAXでは申請から登録までの目安が約1ヶ月とありましたので、
8月中のe-TAX申請なら10月1日までに通知が間に合いそうです。

制度開始まで二ヶ月を切っている状況ですが、
顧問先様とお話したところ取引先等でまだ迷っている方も少なくないそうです。
インボイスについての解説がネットでも動画を含め多数見られるようですが、
どうしても画一的な情報にならざるを得ませんので、
ご自身の事業での登録のメリットデメリットを考える必要があります。

インボイスを登録することにより手間が増える事になりますが、
請求書等の形が出来てしまえば後はその継続で大丈夫かと思いますので、
まずはお金の面からご判断頂いても良いかと思います。

具体的には登録することによって消費税額がどのくらいになるか、
できれば2割特例と簡易課税の両方の税額を試算してみて、
あとは登録しない場合に失う可能性のある取引先、売上額を考慮して、
どちらが得か損かが一つの判断基準になるかと思います。

インボイス対応で顧問先になって頂いた方もいらっしゃいますので、
ご不明な点等ありましたら、匿名ではお受けしておりませんが、
まずはメールにて当事務所までご相談頂けますと幸いです。
ご相談頂いた方の個別事情を考慮して、
ご判断の基準となる数字等お伝えさせていただきます。


2023年 7月14日(金) 「インボイス登録申請のリミット」 

インボイス制度がこの10月から始まるに当たり、
課税事業者の方は既に登録された方がほとんどとの事ですが、
免税事業者の方を中心にギリギリまで検討しようという方も、
少なくないかと思われます。

7月13日時点の国税庁の発表によりますと、
申請から登録通知までの目安は書面提出ですと3ヶ月ほどかかるとの事で、
今からの申請では10月の制度開始に間に合わない可能性が高いです。

イータックスでの申請は1ヶ月半の目安との事で、
そのまま当てはめますとお盆前あたりの申請でギリギリ間に合いそうですが、
駆け込みでの申請が多いようですともう少し余裕をみた方が良さそうです。
例えばですが7月末までとか8月初旬といったあたりでしょうか。

顧問先様でも現時点で判断をされていない方がいらっしゃいますので、
今月中に申請の有無をご判断頂くよう連絡させて頂きました。

既に課税事業者であれば申請に支障は無いのですが、
免税事業者の場合、顧客に事業者の割合がどれくらいあるのか、
申請をしない場合にどの程度の影響が出てくるのかを推測する必要があります。

現在顧問をさせて頂いていない方におかれましても、
以後の決算、確定申告等のご契約を頂く方に限り、
インボイス登録申請を無償で行わせて頂きますので、
申請されるか決めかねられている方、イータックスでの申請が難しい方等、
メールにてご相談頂きましたら対応させて頂きますのでお気軽にご連絡下さい。


2023年 6月22日(木) 「勘定記入」 

今年も有難いことに簿記講師の依頼を頂きまして、
秋の開講に向けて徐々に日商簿記3級のテキストで準備を始めております。

準備をしていて最近一つ思った事がありまして、
仕訳は簿記の基礎で全ての問題において必須であり、
あと勘定記入も10点問題で頻出項目となっていますが、
その理由は仕訳帳と総勘定元帳が主要簿だからという推測に、
簿記講師13年目にして遅まきながらたどり着きました。

参考書等でも理由についての言及を見た事が無く、
近年は問題が非公開となり真偽のほどは不明ですが、
あながち間違いでは無いように思います。

勘定記入について講師を始めた当初は若干の苦手意識がありましたが、
帳簿の作成全般に言えますが書いて覚えるのが遠くて近道と思っております。

近年では統一試験よりネット試験の受験者数の方が多く、
ネット試験の解答はパソコンでの処理となり筆記用具で書く事はしませんが、
それでも練習問題を解くときは書いて覚えた方が良いと思います。


2023年 5月26日(金) 「インボイス開始4ヶ月前」 

先日、税務研究会のインボイス関連のセミナーを二つ受講しました。

一つは実務対策セミナーで基本的な所を中心とした復習的な内容で、
もう一つはインボイスを含めた業務デジタル化に関する内容でした。
今回の内容でプラスにできそうな項目がありましたので、
今後の事務所運営に生かしていきたいと思った次第です。

インボイス制度導入まであと4ヶ月強となりましたが、
既にインボイスの体制を整えられ電帳法への対応も進んでいる方もいらっしゃれば、
今でも制度導入の延期があるかもと誤認されている方もいらっしゃるようで、
(この先、延期となる可能性が全くないとは言い切れませんが…)
事業者によって準備の度合いに差が出てきているように感じます。

子育て中の身として昨今の異次元の少子化対策と言いながら、
高校生まで児童手当を支給する代わりに扶養控除廃止を検討したり、
子育て財源確保で増税や社会保険料の増額で対応しようとしたりなど、
反対に一時期話題に上がっていたn分n乗方式は全く聞かれなくなり、
物価高騰もあって負担感に加え不公平感が増している所ではありますが、
子供に選挙権が無いから優先順位が低いのかなと考えてしまいます。
また報道されませんが国民健康保険税は税制改正で毎年上限額が引き上げられて、
真面目にインボイスや電帳法に対応するのが何だかなと思う所も正直あります。

それでも子供達に「自分のするべきことをするように」と諭すことが多いですが、
自分にも言い聞かせながらインボイス、電帳法の制度開始に向け、
顧問先様、当事務所の体制が出来るだけ整うよう粛々と進めて参ります。


2023年 3月24日(金) 「インボイスの登録申請」 

今年の確定申告は例年よりも新規のお客様が多く、
今度こそは期限までに終わらないかもと不安な日々を過ごしておりましたが、
資料がきちんとされていたり、回答が迅速な方ばかりでしたので、
お陰様で期日内で若干の余裕をもって無事に終了することができました。

現在は後回しにしていたお客様への資料返却の予定が多く、
お会いした方との話題の中心は10月から開始のインボイス制度についてです。

既に登録をされている方へは請求書の書き方や、
消費税の端数処理等の具体的なお話をさせて頂いておりますが、
3月末の申請期限が実質的に延長されていることもあり、
個人事業主の方を中心に登録をどうしようかとのご相談もあります。

お客様が一般消費者のみでしたら登録しなくても良いかもしれませんが、
そうでない場合にはどれくらいの割合のお客様に影響が出るのか、
売上でどれくらいの規模の影響が予想されるか等、
個々の事情での判断が必要となってきます。

また登録されるとした場合に個人事業主の場合につきましては、
屋号、所在地等どこまで公表するかを決めなければなりません。

私個人は屋号(岡寛之税理士事務所)のみ公表いたしました。
私と同姓同名の方が日本に少なくとも数名いらっしゃるので屋号は公表すべき、
税理士の中では同姓同名の方がいらっしゃらないようで、
屋号のみで把握が可能として所在地は公表しないという判断をしました。

顧問先様へのご説明では基本的に屋号の公表はお勧めしておりまして、
所在地は個々のご判断にお任せする、というスタンスを取っております。

ある程度の知識は様々な所で得ることは可能ですが、
自身の事業に当てはまるとどうかが分かりづらい方も多いかと予想され、
実際に確定申告後に新規の方からお問い合わせも頂いております。

物価高騰等で厳しい状況の昨今、顧問先になって頂ける方限定となりますが、
インボイスについてのご相談を顧問料の範囲内でさせて頂いております。
個々の事情に応じてご説明いたしますのでお気軽にご相談頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。


 
2022年12月30日(金) 「2022年を振り返って」 

早いもので今年もあと二日となりました。
当事務所は本日で仕事納めの予定です。

今年を簡単に振り返ると出口が見えつつも相変わらずのコロナ禍に加え、
ウクライナでの戦争に物価高が押し寄せて厳しい一年だったような印象です。

当事務所では例年より顧問先様の契約解除が多くありました。
幸いにしてトラブルによる解除は無かったと思われるのが救いで、
HP経由やご紹介等で新たな顧問先様とのご縁を頂きましたので、
来年の売上の大幅な減少は現時点では避けられそうな見込です。

HPでの契約では弥生会計を利用されている方からのご依頼が多く、
当事務所としてもデータ連携が出来てスムーズに業務が出来ております。

ご紹介では今までご紹介頂いた方から、
改めて別の顧問先様をご紹介頂くケースが複数あり、
こちらも非常に有難くお受けさせて頂きました。

信じて頂けない話かもしれませんが開業して二十年余、
資金的に厳しい状況になったときや契約解除が一時に複数あったとき、
不思議と間を置かずに新たな顧問先様との契約に至っておりましたが、
有難いことに今年の秋も同じような形で顧問先様が増えました。

理由ははっきりとは分かりませんが、しっかり仕事をしなさい、
そして子供達を無事成長させなさいという天の声かもと勝手に思っております。

来年の目標は今のところ特に立てていないのですが、
引き続き縁ある方々の幸せに寄与できるよう努めていく所存です。

本年も大変お世話になりまして誠に有難うございました。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


2022年 9月 6日(火) 「2022年度簿記講座」 

担当させて頂く今秋の簿記講座が昨日から開始しました。

今年も前年同様9月から鳴門市役所様、鳴門商工会議所様、
10月から阿波池田商工会議所様の3ヶ所で担当させて頂いております。

昨年に引き続き、対面型とオンライン型の2つの形式で講義を致しましたが、
初回については順調に進められたような気が致します。

ここ数年、同じシリーズの教材を使っておりますが、
実務に遠い内容が削除されて、年々テキストのページ数が少なくなり、
また統一試験に加えてネット試験も昨年度から導入されており、
更に試験時間も以前の2時間から1時間と短縮されていることもありますので、
日商簿記3級については更に合格しやすい資格になっているような気がします。

次の統一試験は11月20日、ネット試験は随時受付中ですので、
簿記を学習してみたい、以前不合格でリベンジしたい、
と思われている方がもしいらっしゃいましたら、
ぜひ日商簿記3級を受験してみてはいかがでしょうか。


話は変わりまして、今回トップページにも記載させて頂きましたが、
現在2022年分の確定申告のご依頼を受け付けております。

確定申告をご依頼頂く方につきまして、
年々少しずつの入れ替わりがありながら件数は増えていたのですが、
今回ご高齢である等の理由で廃業される方が複数いらっしゃる関係で、
現状で若干の余裕が出てきましたのでHPで募集させて頂く事となりました。

期日間近ですと対応させて頂くのが難しくなるのですが、
今の時期でしたら内容にもよりますが十分対応可能ですので、
もしご検討されていましたら一度メールにてご相談頂けますと幸いです。

また年商数百万から一億ほどまでの小規模法人様につきましても、
随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡頂ければと思います。


2022年 8月31日(水) 「山陰旅行」 

子供達が夏休みの宿題をスムーズに終えられて、
私の8月の業務も早めに完了できたので先日旅行へ行ってきました。

幾つか候補があった中で県民割が利用できて、
かつ子供達が行ったことのない県に、という事で鳥取、島根にしました。

ゲゲゲの女房の再放送を家族で見ていたこともあり初日は境港を散策。
境港駅から水木しげるロードにかけて想像以上にゲゲゲの鬼太郎だらけで、
水木しげるロードでは一つ一つの妖怪の像を見ながらゆっくりと進み、
水木しげる記念館では制限時間一杯まで展示物を見ました。

コロナ等で急に行けずにキャンセル料が発生するのは嫌だったので、
宿は事前に幾つか候補を挙げて当日の朝に高速のPAで予約しました。
温泉が広くて子供用の浴衣を準備頂ける等の理由で、
宿泊したのは玉造温泉のホテル玉泉という所です。

温泉も食事も満足で、どじょうすくい踊りなどのショーも堪能でき、
部屋でも楽しく過ごせたので、温泉街散策の時間がほぼ確保できないまま、
ギリギリの時間でのチェックアウトとなりました。

2日目は松江城を通ってから足立美術館、出雲大社へ行きました。
その後に出雲大社の西にある海岸で少し遊びましたが、
初めての日本海で子供達のテンションが上がっていたようです。

二日間とも松江の市街地を通ったのですが、
妻が小学生の頃に住んでいたことがあり、
その頃の家や小学校を訪れて懐かしんでくれていました。

感染対策で自家用車での移動となり運転は疲れましたが、
家族全員楽しんでくれたようで良い思い出になりました。
また旅行できるようしっかりと仕事していきたいと思います。

9月からは例年通り簿記講座を計3ヶ所で担当させて頂くので、
一つでも多くのことを受講生の皆様にお伝え出来るよう、
心身ともベストの状態で良い準備をして臨む所存です。


 
2022年 8月 1日(月) 「とくしまグルメプレミアム食事券」 

本日からとくしまグルメプレミアム食事券の使用が可能となり、
利用者側から見れば5,000円を支払って7,500円分の食事が出来るようになります。

一方、店舗側から見ればお客様からは5,000円を頂く事となり、
差額の2,500円は運営事務局から入金されることとなります。

利用者は店舗を特定して前金として食事券を購入する必要があるので、
その後にお店が廃業されると利用できなくなるリスクがあります。

また店舗は5,000円分前金で入金できるので資金繰りに有利とも聞きましたが、
一度の食事で7,500円を超える場合は食事の提供が7,500円分であるにも関わらず、
会計時に5,000円しか入金されないので却って資金繰りにはマイナスという気もして、
制度的にもう少しよくできたのではという印象も否めません。

とは言え個人的にも普段使いのお店や少し敷居の高いお店など、
近場を中心に幾つかのお店の分を申込させて頂きましたので、
食事券を活用してコロナに負けず美味しい料理を堪能したく思っております。


2022年 6月 7日(火) 「一週遅れの運動会」 

先日、子供達の小学校の運動会がありました。
元々は5月末の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響を鑑みて、
一週遅らせて6月の開催となりました。

今回は二学年ごとに運動場に出て交互にプログラムが組まれ、
他の学年の児童は教室から画面を通して観覧するという形で、
お昼には全てのプログラムが終了となりました。

一学年につき徒競走(リレー)と演舞の2つずつで、
運動場と教室の移動があるので待ち時間等で間延びしてしまい、
保護者も該当学年のみの観覧で拍手もまばらで寂しい印象がありました。

とは言え運動会ができるだけでも非常に有難く思いますし、
御尽力頂いた先生、PTAの関係者や六年生の児童達に感謝です。

コロナ禍での新しい運動会の形での開催で、
個人的にお昼で終了するのは構わないのですが、
来年は上の子が最終学年となるのもあるので、
全学年が集まっての賑やかな運動会が戻って欲しいと思います。


2022年 5月31日(火) 「インボイス研修」 

先日、税理士の金井恵美子先生のインボイス研修を受講しました。

顧問先様で既にインボイス申請の希望をされている方もいらっしゃるのですが、
今まで年末調整、確定申告、法人決算、事業復活支援金等で余裕が無かった為、
6月中である程度の申請を進めていこうと予定しております。

当事務所の申請は昨年の時点で完了して登録番号も頂きましたが、
顧問先様の申請となると改めて知識を入れておきたいと思いましたので、
タイミング的にはちょうど良い機会での研修でした。

お陰様で10時から17時の長丁場の研修を飽きることなく集中して聞けました。
今秋にはまた簿記講座を担当させて頂く事が決まっておりますので、
講師としての話し方、進め方なども参考にしながら受講しておりました。

研修の中で一つ面白い表現だったのは、
インボイスは消費税額を減らしてもらう為の金券であるというもので、
消費税の本則課税適用の事業者についてはまさにその通りと納得しました。

一方、消費税の免税事業者、簡易課税適用の事業者は、
消費税においての課税仕入れ側のインボイスは気にしなくても良いので、
その場合は手間がそれほど増えずに影響は軽微にとどまると思われます。

申請期限までまだまだ余裕があると思っていましたが、
2023年の3月までもう一年を切っておりますので、
特に免税事業者の方は早めに検討をされる事をお勧め致します。


2022年 5月11日(水) 「こまめに数字を見る」 

このところ値上げのニュースが後を絶ちません。
原油、小麦など主要な原材料が上がっているため、
原価高に対応すべくあらゆるものが値上がりしています。

先日、久しぶりにカレーを作ろうとスーパーへ立ち寄ったのですが、
玉ねぎやジャガイモが明らかに昨年の価格よりも上がっていました。

息子も行きつけの駄菓子屋さんでお気に入りのお菓子が5円上がったとの事で、
小学生なりに物価高の影響を実感しているようでした。

ウクライナの方々に比べれば物価高くらい、という思いもありますが、
無策というわけにはいきませんので自助努力が必要となります。

単純に言えば以下の項目を一つ若しくは組み合わせて行う必要があります。
 ・ 売上増
 ・ 原価率の高騰を抑える
 ・ 固定費減
 ・ 家計の見直し

売上は一般的に顧客数×単価ですのでどちらか若しくは双方を増やす、
原価率、固定費、家計については無駄と思われるものの削減が考えられます。

更に売上については年間での大きな目標を立てるのも良いですが、
1ヶ月当たり、1日辺りなどもっと細かい単位で考えるのもお奨めです。

あとは出来るだけタイムリーに数字を把握する事が肝要かと思います。

私の顧問先様でも弥生会計等の会計ソフトで集計されて、
毎月こちらで数字のチェック、概要の報告をさせて頂いておりますが、
こまめ数字を見ることで対策が取りやすくなるはずです。

私も以前は自身の確定申告を後回しにしておりましたが、
月々の集計を始めてからより早く数字を把握することができ、
肌感覚と実際の数字が違う場合もあるのですが、
データを見ることで原因が把握できる事が多いです。

最近は仕訳の自動取込などで入力の手間がだいぶ省けるようになりましたので、
ご相談頂けましたら弥生会計を活用してのこまめな集計をお手伝い致します。


2022年 4月19日(火) 「立哨当番」  

子供が小学校に入ってから数ヶ月に一度、立哨当番が回ってきます。
個人的には割と立哨当番が好きで、妻も似たようなことを言っていました。
ちょうど今朝がその日で、今回は私が行ってきました。

子供が幼稚園の頃、違う小学校の立哨の所を通っていたときに、
自分の学校の子じゃないからと無視されたのが違和感があったので、
同じ小学校の子に限らず立哨をするようにしています。

小学生以外にも通勤、通学の歩行者、自転車が多く通る所で、
子供や保護者のみならず、大人や高校生からも挨拶して頂くことがあります。

今日特に嬉しかったのが見知らぬ年配の方から、
「おはようございます、ご苦労様です。」と言って頂いた事です。

もう一つ、終わりの時間に遠くで小学生の姿が見えて、
違う小学校の子でしたがその子が渡るまで立哨したところ、
実際に渡る際に挨拶をしてくれたのも嬉しかったです。

赤信号で渡る車もたまにいて気が抜けない場所ですので、
今後も子供達や通行される方々の安全に微力ながら寄与できればと思います。


2022年 4月 5日(火) 「事業復活支援金、徳島県事業継続応援金」 

ブログの更新が半年ほど滞っておりました。
11月以降は年末調整、法人決算、確定申告等慌ただしくしておりました。
特に今年は確定申告の期日が3月15日に戻りましたので、
そちらの対応に集中しておりました。

例年でしたら確定申告が終了すれば落ち着くのですが、
今回は事業復活支援金の事前確認の業務がありますので、
落ち着かないまま新年度を迎えております。

確定申告期間中にも顧問先様からご依頼や質問等頂き、
その都度御詫びしてお待ち頂いておりましたので、
現在は徐々に対応を始めております。

詳細についてはそれぞれのHPをご確認頂くとして、主な違いとしては、
事業復活支援金については昨年11月から今年3月までの間が対象で、
事前確認をして初めてオンライン若しくはサポート会場で申請可能であるのに対し、
徳島県事業継続応援金については、今年の1月と2月のみが対象となり、
事業所様ご自身でオンライン若しくは郵送での申請が可能です。

既に数件ほど事前確認を行っておりますが、
10分強で10件程の質問に答えて頂く形となります。

顧問先様の中で事業廃止予定やコロナの影響外での売上減など、
一部に対象外となる方もいらっしゃいましたので、
対象外となる方には事前確認不可である旨をお伝えさせて頂き、
幸いにもご納得いただいております。

当事務所は原則として顧問先様のみの対応としておりまして、
特例的に新規顧問先様で1年以上ご契約頂く方も対応致しますが、
それ以外の方はお断りさせて頂いておりますのでご了承下さい。

HPを検索頂ければ事前確認で限定なしの登録確認機関もありますし、
会員限定で商工会議所や金融機関等での事前確認も可能ですので、
そちらをご検討頂き、ご活用いただければと思います。


2021年10月28日(木) 「インボイス登録申請、ワクチン接種2回目」 

自身の適格請求書発行事業者の登録申請を先程終えました。
既にお客様から申請依頼を受けてはおりますが、
まずは試しに自身の分から手続をしてみました。

初めての手続でいつも以上に緊張しましたが、
良い予行演習にもなったように思います。

同時に屋号の公表申出も行いましたが、
個人事業の場合は原則氏名と登録番号のみの公表なので、
屋号があれば公表しておいた方が良いように思います。
他には事務所所在地や旧姓なども追加で公表できます。

制度開始が2023年10月からで、
制度開始時に間に合わせるための申請期限が2023年3月ですので、
特に免税事業者の方は様子を見てからというケースもありますが、
少なくとも2022年の早い段階で方向性を決めた方が良いように思います。


あと今月2回目の新型コロナウイルスワクチン接種を終えました。
1回目の時はそこまで熱は上がらなかったのですが、
今回は接種翌日に38度台、最高で39度1分まで上がり、
終日仕事できずに家で寝込んでおりました。

翌日簿記講習があったので欠席かもと覚悟しておりましたが、
当日の朝に解熱剤を飲んでから一気に平熱に戻り事なきを得ました。
3回目という話もあるのでそれを考えると憂鬱ですが、
ひとまず無事に乗り越えることが出来てホッとしております。

第6波も想定すべきですが今年一度も県外へ出ていないので、
対策を怠らずにそろそろ遠出したいものです。


2021年 9月14日(火) 「ワクチン接種1回目」

先週、新型コロナウイルスのワクチン接種をしてきました。
徳島商工会議所での職域接種でモデルナ製で、
少し前に異物混入の報道があり若干不安はありました。

申込直後に徳島市役所の接種予約も始まり選択肢はありましたが、
元々幾つかの情報から、できればモデルナでと思っておりましたので、
取り消すことなくそのまま接種を致しました。

注射自体はあっという間で終わったのも分からなかったくらいで、
初日は左腕の違和感程度で発熱もありませんでした。
二日目は起きた段階で左腕が上がりにくくなっていましたが、
昨年発症した五十肩に比べるとやや軽い気がしました。
三日目にはだいぶ軽くなって、いつの間にか治っていました。

また初日の夜から解熱鎮痛剤を服用して発熱は抑えていたのですが、
二日目の夜に薬を飲まなかったところ37.6℃に上がっていました。
特に体調に変化が無かったので驚いてすぐに薬を飲んだところ、
翌日には平熱に戻ったので仕事に支障は無く一安心でした。

一番辛かったのは二日目と四日目にぎっくり腰を発症したことで、
短期間に二度は初めてで個人的には副反応と思っております。
現在は良くなりましたが2回目の方が副反応がきついとの噂で、
次回は腰に関しても警戒しておかないといけないと思った次第です。

妻も先日、私と同様に職域で1回目のワクチン接種でしたが、
左腕の痛みだけで発熱等も無かったようでした。

という事でお陰様で1回目の副反応は無事に乗り切れました。
注射や診察対応等して頂いた医療従事者の皆様、
実施主体の徳島商工会議所の皆様に感謝です。


 
2021年 7月30日(金) 「BATIC受験」 

今週の月曜にBATICを受験致しました。
数年前から勉強したいと思いつつもなかなか時間が取れませんでしたが、
今年の簿記講座の準備が早くかかれたので二ヶ月ほど前に勉強を開始しました。

簿記検定では今年度からネットでの受験が可能となり、
日商3級であれば以前の2時間から1時間への短縮等変更がありますが、
BATICも今回から原則としてネットでの受験と変更されています。

二ヶ月の間に問題は4回ずつ解いてテキストは何度か読みまして、
他の資格試験でしていたように一度間違えると黄色のマーカー、
二度目ピンク、三度目青とマーカーの重ね塗りをして、
苦手な箇所がテキストですぐ分かるようにしました。

ネットでの受験は電子会計以来10年ぶりくらいでしたが、
自身のパソコンで事前にチェックをしていたつもりがトラブルがあり、
受験できないかもと思いましたが会議所の方に特例で認めてもらえました。

試験前に慌ててしまいましたが、
解き始めると割とスムーズにいった気がしました。
ただ時間が足りずに最後の問題で数字が合いませんでしたが、
1点でも多く取りたかったので合っていない状態で解答を終えました。
あと5分あれば合わせられたかもしれませんがこれが実力というところでしょう。

受験後すぐに点数が確認出来て400点満点の364点でした。
今回から解答率によって認定基準が3段階で称号が分けられていて、
最上位である90%以上の上級レベル(Advanced)をギリギリ確保できました。

会場に行かずにネットで受験できるのは時間の節約にはつながりますが、
どの問題が間違えたのか確認できず現状では一長一短あるかなという印象です。
せめて受験期間終了後に問題、自身の解答、正解をご連絡頂けると有難いです。


2021年 5月 8日(土) 「今年の年末調整」 

約半年ぶりのブログ更新となります。

お陰様で年末調整、12月決算、確定申告等の業務が増えまして、
このゴールデンウイークに久々のまとまったお休みを頂けました。

4月上旬に某所である同業の方とお会いする機会がありまして、
「確定申告終わりましたか?」「まだです」的な話を少ししました。

3月初旬には3月15日までに確定申告はとても終われそうにないと思い、
前年はそうでもなかったのですが今年は期限延長に救われました。
業務増に加え納税者の方が期限延長に慣れたのも要因かと思います。

前年に引き続き今年も確定申告の期限が一か月延長されましたが、
前述の税理士の方の予想では来年は延長されないだろうとの事でした。

どちらにしましても来年の確定申告をより早くスタートする必要があり、
更なる効率化も含めて幾つか対策は考えております。

今年は10月からインボイスの登録申請が始まりますし、
そちらも対応しつつ日々の業務や簿記講座もありますが、
年末調整を早めにできれば確定申告もより早く取り掛かれそうです。

年末調整手続の電子化もありますので活用できる所は活用しつつ、
控除証明等資料収集を11月中、給与明細も出来次第お預かりできれば、
年末調整業務の前倒しが出来そうな流れとなっておりますので、
ご依頼頂く皆様におかれましてはご協力のほど宜しくお願い致します。


2020年11月17日(火) 「徳島ヴォルティスの財務諸表」 

今年も11月に三日間の日程で石井町商工会さんで簿記講座を担当しておりまして、
ネタを探していましたら徳島ヴォルティスの財務諸表を公式サイトで見つけました。

2014年1月期以降、7期比較の損益と貸借対照表が掲載されていて、
過去の成績や選手の動き等と絡めて非常に興味深く見ることができました。

※ ヴォルティスの決算月は1月ですがほとんどが前年の成績となりますので、
  以後は例えばJ1にいた2015年1月期については2014年度と表記しております。

まず営業収益はJ1に在籍していた2014年度が20億強と最も大きい数字で、
内訳としては広告料収入、入場料収入、Jリーグ分配金が最多です。

2014年度の次に多いのは昨年である2019年度の17億台で、
後半戦の快進撃でJ1にあと一歩まで進んだ成績が要因かと思われます。

営業収益のうちその他の収入は2015年度が3億台と最多なのですが、
要因として思い当たるのはドウグラス選手の完全移籍に伴う移籍金でしょうか。

営業費用も営業収益と同じく2014年度が最も大きい数字で、
内訳として詳細は不明ですが販売費および一般管理費が最多です。

チーム人件費は2014年度よりも2018年度の方が25百万ほど多いのですが、
シーズン途中にウタカ選手、バラル選手を補強した影響かもと推測しています。

アカデミー運営経費は年を追うごとに増えていて、
2019年度は64百万円で2013年度の28百万円から倍以上となっています。
育成に力を入れる記事を以前に見たのが数字上にも表れているようです。

最終損益も2014年度が最多で、確認できる7期全て黒字を確保しています。
Jリーグ50数クラブのうち毎年10数クラブが赤字を計上している中で、
非常に素晴らしい堅実な経営をしているのが数字から見て取れます。

貸借対照表においても非常に優秀で毎年のように純資産が増えています。
昨年度は12億台とJ2の中では最多で、J1クラブを含めても6番目の数字です。

もう少しお金をかけても良いのではという意見もありますが、
今年のようなコロナ禍で経営の危機が叫ばれるクラブも幾つかある中で、
純資産を多く持っているのは安心感があり様々な面で有利に働きそうです。

今年は徳島ヴォルティスの試合を現地で見る機会が減っているのですが、
DAZNで息子と声を出して点が入るごとにハイタッチしての応援をしております。
現在5連勝中でJ2の首位に立っていますのでJ2優勝してのJ1昇格と、
欲を言えば天皇杯優勝してのACL参戦を切に願っております。


 
2020年11月 5日(木) 「第156回日商簿記3級予想」 

コロナ禍の状況で6月の第155回の検定が中止となりましたが、
お陰様で本年度も合計3ヶ所で簿記講座を担当させて頂いております。

本番まであと10日となりましたので今回の個人的予想を掲載させて頂きます。
あくまで個人的予想ですので外れても責任は取れません旨ご了承頂いた上で、
ご参考頂けますよう宜しくお願い致します。


第1問 仕訳

ここは間違いなく仕訳の問題が5つ出題されることと思われます。
仕訳を万遍無く網羅されるのがベストであるのは間違いない所ですが、
頻出項目では諸掛り、借入金、有形固定資産購入と予想します。

他には昨年度から日商簿記3級の範囲が大きく変わったことに伴い、
各試験ごとに新しい内容が1つか2つ出題されています。
新しい内容で未出題である以下の3項目も何れかが出るかもしれません。
差入保証金、剰余金の分配、クレジット売掛金
ちなみに日本商工会議所のサンプル問題で上記3項目は出題されています。

最後に証憑からの記帳の問題も新しい内容で既に出題実績はありますが、
第4問での可能性もありつつ第1問から1つくらい出題されるかもしれません。


第2問 補助簿の選択(勘定記入)

ここは勘定記入か補助簿の選択のどちらかが出る確率が高そうで、
単に出題間隔の差のみで第一候補を補助簿の選択としました。

もしどちらでもないとなると他の帳簿が出題されるかもしれませんが、
そろそろ新しい内容である固定資産台帳を出題してほしいと思っております。
サンプル問題では勘定記入と絡めて出題されていました。


第3問 残高試算表(合計試算表、合計残高試算表)

毎回試算表が出題されていますので今回も鉄板かと思われます。
ここ3回連続で残高試算表、ここ4回連続で日付順での出題となっています。
実務において試算表と言えば残高試算表を指す事もあるかもしれませんが、
合計試算表、合計残高試算表でも対応できるようにしておくべきで、
解答で残高か合計かを間違えると30点ほぼ失うので注意が必要です。

項目別であれば重複取引の片方を消しておくのを忘れないようにするのと、
第150回では重複取引の記述が問題にありましたので見逃さないのも大事です。

ここは日々の基本の仕訳が出来ればほぼ満点が取れますので、
出来る限り仕訳の問題を解いておくべきです。


第4問 伝票(商品有高帳、仕訳日計表)

2回に1回位の割合で伝票が出題されている第4問において、
2回連続出題されていませんので伝票が本命かと思われます。

ただ商品有高帳が2回前と4回前に出ていますので今回の可能性も否定できず、
伝票と絡みますが仕訳日計表も押さえておいた方が良いように思います。
穴埋問題は前回出題されているので今回は無さそうです。


第5問 財務諸表(精算表、決算整理後残高試算表)

ここ3年は3回のうち2回が財務諸表、1回が精算表の問題ですので、
このサイクルからいけば財務諸表の可能性が高そうですが、
11月には精算表が出ていましたのでこちらも押さえておくべきです。

あとサンプル問題に決算整理後残高試算表の問題がありまして、
直近で出題はありませんが一度問題に当たっておいてもと思います。

ここは決算整理仕訳ができて科目ごとに5要素のどれに該当するか、
そして定位置は借方貸方か貸借対照表か損益計算書かが分かれば、
第3問と並んで得点源に出来ますので大事にしたい所です。


予想は以上で終了となります。
お読みくださいまして誠に有難うございました。
寒さが増しております時節柄、十分にご自愛されて、
合格という最良の結果を手にされるよう祈念しております。


2020年 9月 2日(水) 「配偶者居住権等研修」 

一ヶ月半ほどブログの更新を怠っていた間に、
藤井聡太棋聖は藤井聡太二冠へとタイトルを増やされていました。
徳島での対局が叶わなかったのは残念ではありますが、
来年以降の王将戦での来徳に期待をしております。
一つは負けろということになるので失礼ではありますが…


昨日、四国税理士会主催で笹岡先生の配偶者居住権等の研修を受講しました。
令和2年4月1日から施行されていて、徳島では活用しづらいかなと思いつつ、
笹岡先生の話術にも助けられ、長丁場の研修を乗り切ることが出来ました。
以下に箇条書きで備忘録として残しておきます。

 ・ 配偶者居住権は短期と短期以外に分かれる
 ・ 短期と短期以外で財産評価に違いは無い
 ・ 配偶者が被相続人所有建物に無償で居住していることが要件
 ・ 店舗兼住宅の場合、店舗部分も含めて権利成立
 ・ 税法全般に言えるが、戸籍主義により内縁の配偶者は適用無し
 ・ 権利の効力は原則終身だが、年齢や年数の期間設定が可能
  (例えば配偶者が80歳まで、被相続人死亡後20年など)
 ・ 上記期間満了、配偶者の死亡、居住建物の全部滅失により消滅
 ・ 登記しないと他人に対抗できない
 ・ 鑑定評価は受け付けない(法定評価制度)
 ・ 合意消滅、放棄消滅、配偶者用法違反による消滅はみなし贈与となる。
 ・ みなし贈与時の贈与税計算はみなし贈与時の数字(評価額、年齢等)による

笹岡先生の私見としては配偶者居住権は否定的なようで、
ライフプランやご家族の状況などを考慮しつつ、
セカンドオピニオンも活用して判断すべしとの事でした。

今回もWEB研修で直前まで仕事ができるのは非常に有難いです。
一方で会場研修にも雰囲気や情報交換が出来る等の良さがありますが、
コロナの状況やコストを考えるとWEB研修にシフトしていくのかなと思います。


来週からは鳴門での簿記講座が始まります。
鳴門商工会議所さんの講座は中止となってしまいましたが、
鳴門市役所の職員さん向けの講座は例年どおり開催されますので、
いつも以上に気を付けて無事に日程を消化できればと思っております。


2020年 7月17日(金) 「藤井聡太棋聖」

昨日、藤井聡太七段が初のタイトルとなる棋聖を獲得されました。
棋譜を見る限り渡辺明前棋聖が中盤にかけて有利に思えましたが、
インタビューでは分からないを連発されていましたので、
現役トップ棋士を凌ぐ読みをされていたのかもしれません。

王位戦も並行して戦われていますが、
第5戦までもつれ込めば徳島での開催予定ですので、
平日で見には行けないと思いますがこちらも楽しみにしております。

羽生善治九段とは同じ1970年生まれですが、
タイトルを保持されていた頃の活躍にはあまり接していなかったので、
藤井聡太棋聖の今後の活躍を興味を持って見ていきます。

私自身、子供の頃に少し将棋はしていましたが、
3年前に森内俊之九段と藤井聡太四段のNHK杯の生中継対局を見たところ、
一緒に見ていた息子が使ってなかったアンパンマン将棋を指し始めたので、
私も興味を持って将棋を見たり指したりするようになりました。

今では息子と平手で指してたまに負けるようになっています。
私も勝ちたい思いもありつつ息子の成長の一助となるよう、
これからも楽しんで将棋を指せればと思います。


2020年 6月29日(月) 「四国ダービー」 

新型コロナウイルスの影響はまだ残っている状況ですが、
27日からJリーグがJ2とJ3から無事に再開されました。

まずは無観客試合からですので、
今更の感はあるかもしれませんがDAZNに加入しまして、
息子とヴォルティスのアウェイゲームを自宅で観戦しました。

前半は内容も良くセットプレイがはまって3-0で完勝ムードでした。
それが後半は相手の3枚替えからの怒涛の攻めでの逆転負け。
昨年も初戦は3-4でしたがそれを大きく上回る屈辱的な内容でした。

上福元選手がPKを止めた時には勝つ流れと思いましたが、
素人目にはサイドをかなり突破されたように見えたので、
システム変更や選手交代で早めに対応しても良かったのかなと。
最後逆転されてから2枚替えしたのも遅すぎたように思います。
正直私もそうでしたがどこかに慢心もあったのかもしれません。

とは言え医療従事者の皆様や選手スタッフの皆様のお陰で、
Jリーグのある日常にまずは戻れましたので有難い限りです。

次節京都戦、ウタカ選手やバイス選手の恩返しが怖いですが、
この敗戦を糧としての奮起に期待したいところですし、
次の四国ダービーは何としても勝ち点3を取れるよう願っています。


2020年 6月10日(水) 「WITH・コロナ「新生活様式」導入応援助成金」 

新型コロナウイルス関連の施策が更新されていく中で、
徳島県独自の施策として上記題名の助成金が成立する見込です。

徳島県内で事業を営んでいる中小企業、個人事業者が対象で、
売上の減少率による線引きは無さそうです。

助成率は10割で上限額まではかかった費用が全額もらえるようで、
助成メニューとしては以下の3種類に分けられています。
1.上限100万円の顧客空間創造メニュー
2.上限50万円の働く空間創造メニュー
3.上限20万円のシステム導入メニュー

具体的には以下の項目が挙げられていて、
原則徳島県内の事業者から調達・工事を行ったものが対象との事です。
 ・ 間仕切りの設置や換気設備等の改修工事
 ・ サーモグラフィーカメラや空気清浄機等の購入費用
 ・ テレワーク・オンライン会議等の備品購入費用
 ・ テイクアウト・デリバリー・キャッシュレス等の新システム導入費用

令和2年6月補正予算の成立が前提で変更の可能性もあるようですが、
対象期間は5/4〜8/31、申請期間は6/15〜8/31となっています。

お客様にご紹介したところ割と反応が良く検討される方も多そうでしたので、
該当する支出がありましたら県のHPを確認頂きご検討されてもと思います。


2020年 5月30日(土) 「家賃支援給付金、徳島市中小企業事業継続支援補助金」  

この5月から申請開始された持続化給付金につきまして、
早い方だと5月1日に申請を出された方も多いようで、
お客様でも既に入金があったという話を伺いました。

中にはもらって良いのかと思われる方もいらっしゃいましたが、
危機的な状況ですので真にもらえる方はしっかりもらっていただいて、
今後の事業の継続にお役立ていただきたくお伝えさせて頂きました。

かく言う私も前回書いた事情で売上半減する月が出る可能性もありますので、
その際にはコロナの影響であるなら申請させて頂こうと思っております。

持続化給付金は所得になるというのが意外と知られていないようで、
多くの方から相談を受けている中で複数の方に驚かれました。
ただ赤字であれば相殺されて追加の税負担は無い旨もお伝えしました。


現在、第二次補正予算の成立が前提とはなりますが、
家賃支援給付金という制度ができる予定となっています。

簡単に言うと家賃負担を軽減するための制度で、
以下のAかBのどちらかに該当すれば、
半年分について家賃の一部の補助を受けられます。
A 5月から12月までのいずれかの月で売上が5割以上減少
B 5月から12月までの連続する3ヶ月の売上が3割以上減少

売上の減少要件についてはAが持続化給付金、
Bは実際の申請はまだのようですが固定資産税減免の形と似ています。

具体的な数字を当てはめてみますと家賃月15万円で要件に該当する場合、
3分の2の10万円が半年分もらえるので計60万円が受給できます。

もちろんテナント事業者に対して有難い制度でもありますし、
持続化給付金が不動産所得を対象としていませんので、
不動産所得のある方が間接的に助けられるケースも出てきそうです。


また徳島市独自の施策として、
徳島市中小企業事業継続支援補助金という家賃補助の制度もできています。
こちらは徳島市で事業を営んでいる中小企業者であって、
4月か5月の売上が50%以上減少している等の要件を満たした際に、
上限5万円の給付を受けられるようです。

申請期間は6月から7月までの間で、
郵送若しくは持参で徳島市経済部観光課(3階)へ提出することとなります。

家賃支援給付金よりは少額ではありますが、
家賃支援給付金が6月以降の家賃補助であるのに対し、
徳島市中小企業事業継続支援補助金は4月と5月の家賃補助という性格で、
該当すれば事業継続にプラスになりますのでご活用いただければと思います。


2020年 4月14日(火) 「持続化給付金」 

相変わらず新型コロナウイルス一色の世の中でありますが、
関連した多くの施策が出てきており、かつ日々情報が更新されています。

お客様からのお問い合わせも通常の時期より多くありまして、
政策公庫の無利子融資や雇用調整助成金が多い印象です。

またここ数日増えてきたのは持続化給付金についてのお問い合わせです。
簡単に言いますと売上が前年同月比で50%以上減少した事業者に対し、
法人で最大200万円、個人事業者で最大100万円の給付が受けられる制度です。

多くの予算を確保する予定で補正予算成立後1週間ほどで申請受付を開始し、
電子申請であれば2週間程度での給付を想定されているとのことです。
日程的に4月の試算表を早急に集計して5月ゴールデンウイーク明けに申請をして、
5月中旬以降に入金というパターンが最短となるかと思います。

経済産業省が管轄で詳細は4月最終週を目途に公表予定との事で、
参考となるサイトを以下に掲載させて頂きます。

出典:経産省HP「持続化給付金に関するお知らせ」(PDFファイル形式)
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf

出典:経産省HP「持続化給付金に関するよくあるお問い合せ」
https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-qa.html

当事務所におきまして現状で直接的な影響は軽微なものとなっていますが、
お客様の廃業や報酬減、セミナーの中止といった影響が出てくるかもしれません。

厳しい状況が続いていますが「朝の来ない夜はない」ということわざもありますので、
縁ある方々が生き延びられるよう微力ながら支援させて頂ければと思っております。


2020年 3月12日(木) 「カタン」 

新型コロナウイルスの影響で確定申告期限が4月16日に
振替納税の期日も所得税5月15日、消費税5月19日と延長されました。

申告期限は延長されていますが不測の事態に備えるべく、
お客様には早めに対応頂くようお願いをしているところで、
幸いにもご理解頂いた方がほとんどで滞りは少ない印象です。

ただし2月にイレギュラーな業務が入ったこともあり、
前年より進捗が遅く3月16日の完了は微妙な状況です。
また申告を終えても資料返却等の業務が残っていますので、
4月中旬くらいまでは確定申告モードとなりそうです。


プライベートでは小学生の息子と幼稚園の娘がいますが、
息子は学校が休みで公園で遊ぶくらいのことはしていますが基本外出を控え、
それ以外は家でいて勉強したりテレビを見たりといった生活らしいです。

救いは娘の幼稚園は通常通りで少し休みつつも彼女のペースで通っています。
大変な中で先生がみてくれている事を非常に有難く思います。

そんな状況なので妻が息子にボードゲームを買い与えました。
一つは人生ゲームで二、三度したようですがある時に息子が、
「約束手形は絶対嫌じゃ!」とわめいて遊ばなくなったようです。
約束手形は簿記の用語でもありますので、それを聞いて笑ってしまいました。

もう一つはカタンというドイツ発祥の結構有名らしいボードゲームで、
こちらは帰宅後の私も交えて三人で夜更かししつつ毎日遊んでいます。
簡単に言うと無人島を開拓して一番先に10点取ると勝ちというゲームです。

成績はほとんど息子が勝っていて私は未だに一勝しかできていません。
勝つと非常に嬉しく、負けると悔しいですが楽しくプレーできていますし、
確定申告疲れが溜まっている中で良いストレス解消が出来ています。


2019年11月28日(木) 「J1参入プレーオフ」  

少し前の17日(日)に日商簿記3級の検定が実施されました。
予想の中で第4問、第5問は意表をつかれました。
商品有高帳は第2問で、精算表は第5問で予想はしていましたが、
個人的には今回は出ないだろうと思っていましたので。
第1問から第3問までは概ね予想通りでホッと致しました。


さて先週の日曜日、家族全員でヴォルティスの応援に行ってきました。
J1参入プレーオフ進出のかかった大一番でしたが3対0の完勝で、
かつ他会場の結果により4位通過で初戦ホーム開催の権利を得られ、
最良の結果にスタジアムは大盛り上がりでした。

ヴォルティスは2013年プレーオフに参戦して優勝しましたが、
その時の状況と比較して以下の点は似ているように思います。

 ・ 前半戦の不調から一転、後半戦で順位を上げたこと
 ・ 苦手の岡山に終盤のホームで勝利したこと
 ・ 最終戦で勝って4位に入り、ホーム開催の権利を得たこと
 ・ 選手と多くのサポーターが一緒にポーズをして盛り上がれること
   (前回はドウグラス選手のT、今回はラブヴォルティス)

個人的に前回と違うと思うのは以下の点です。

 ・ 長所は前回カウンター主体の守備力と勝負強さであったのに対し、
  今回ポジショナルサッカーの成熟でリーグ3位の得点を挙げた攻撃力
 ・ どちらも積み重ねで強くなった印象だが今回の方がより実感でき、
  前回以上に選手が変わってもチーム力が落ちない選手層の厚さ

対戦相手の甲府は伊藤監督とピーターウタカ選手が元徳島の選手で、
実際に8月のホーム戦ではウタカ選手のゴールもあって敗戦しており、
恩返しされる事の非常に多いヴォルティスとしては不安ではありますが、
その敗戦以降は自動昇格の横浜FC以外には負けていないので、
積み重ねてきたことを出せれば勝利してくれると信じて応援します。

指定席は既に完売していますが、自由席はまだ空席があるようですので、
あの盛り上がりを一人でも多くの方に是非スタジアムで体感して欲しいです。


2019年11月12日(火) 「簿記3級予想(第5問)」 

本日で阿波池田商工会議所での簿記講座が終了する予定です。

息子が生まれた年から始まって今年で9年目となりますが、
毎年の事ながら受講して頂く皆様には感謝の気持ちで一杯です。

本日も一つでも多くの事をお伝えできるよう頑張ります。


それでは今回は日商簿記3級の第5問についての予想を致します。

以前は「第5問≒精算表」でしたが最近では財務諸表の出題頻度が高く、
ここ2年では11月が精算表、2月6月が財務諸表となっています。

この順番で言うと今回は精算表となるのですが、
手書の頃とは違って現在実務で精算表を作ることが無いので、
実用性の高い財務諸表の3回連続出題も十分あり得ます。

あと今年度はもう一点予想される項目があります。
以前からお伝えしている日本商工会議所のサンプル問題で、
模擬試験的なセット問題が2つ掲載をされているのですが、
第5問は財務諸表と決算整理後残高試算表でした。

上記により決算整理後残高試算表についてもマークしておく必要があります。
お手元の問題に無ければネットでサンプル問題を確認されてはいかがでしょうか。

これら3つのどれが出てもまずは決算整理仕訳がきちんと出来て、
科目ごとの5要素の位置を把握できていれば、十分合格点を取れる筈です。

試算表と同じように貸借の合計金額が合わなければ満点は取れませんが、
限られた時間ですので合わせるのは他の問題を全て解いてからするべきです。

これで日商簿記3級の予想は終了とさせて頂きます。
本番では受験票や筆記用具、電卓等の忘れ物が無いよう注意されるとともに、
羽織る服やひざ掛け等温度調節できる準備をされても良いかと思います。

残り5日となりますので体調管理には十分注意して下さい。
受験される皆様の合格を祈念しております。


2019年11月 6日(水) 「簿記3級予想(第4問)」 

本日から石井町商工会にて「簿記を学ぼう」と題して、
3回に分けて簿記の基礎的な内容についてのセミナーを担当致します。

もしご興味のある方がいらっしゃいましたら午後7時からスタートで、
石井町外の方も大歓迎との事ですのでご参加頂けますと幸いです。


では今回は日商簿記3級の第4問についての予想を致します。

第4問について最も出題が多い項目は伝票ですが、
前回6月に出題がされているので予想が難しい問題です。

伝票については二度連続で出題されたことがありますので、
過去問題等で一通りの確認しておいた方が良さそうです。

また仕訳日計表が2016年に日商3級に加わってから二度出題があり、
出題間隔的に今回の出題可能性が十分有りそうな所ではあります。

証ひょうの項目は日本商工会議所サンプル問題で多数取り上げられていますが、
前回未出題ですので私が出題者であれば第4問は証ひょうにしたいです。

また文章問題や勘定記入についても第4問で出題される可能性も十分あり、
一つに絞ることは非常に難しくリスクがあるように思います。

勘定記入については第2問対策としての学習で十分ですので、
第4問で出題されたとしても落ち着いて対応できれば解けるはずです。

証ひょうについては今年度対応の問題集であれば収録されているでしょうし、
無ければサンプル問題を解いて頂ければ対応できると思います。

もし出題されれば初出題で簡単な問題である筈ですので、
準備が出来ていれば点数が稼げる項目になります。

仕訳日計表については基本的な集計方法について確認するとともに、
総勘定元帳や売掛、買掛の元帳と絡めた問題も練習しておいた方が良さそうです。


2019年11月 1日(金) 「簿記3級予想(第3問)」 

今回は日商簿記3級の第3問についての予想を致します。

第3問は試算表が続いていますので、
余程のことが無い限りは今回も試算表が出題されると思われます。

前回6月は残高試算表が出題されていますが、
出題も多く実務でも最も使う試算表ですので2回連続もあり得ます。

まずはどの試算表を作成するのかを確認する必要があります。
残高試算表を作成しないといけないのに合計試算表を作成してしまった、
という事になるとほぼ30点失いますので絶対に間違えないように!

またここ2年ほどの傾向では項目別での出題が11月にされていますが、
日付順が出てもどちらでも対応できるようにしておきたいです。

最近の出題では項目別で二重仕訳を問題に示してくれていますので、
仕訳する前段階で二重仕訳の片方を消しておいても良いと思います。
ただし記載が無い場合はご自身で二重仕訳を確認頂く必要があります。


2019年10月30日(水) 「簿記3級予想(第2問)」 

前回に続きまして日商簿記3級の予想をさせて頂きます。
今回は第2問についてです。

直近の出題傾向から見ますと勘定記入が大本命かと思います。
私が出題者なら新範囲の固定資産台帳を絡めた勘定記入を出題したいです。
期中の処理から勘定の締め切りまでいくつかのパターンがありますので、
解答の書き写しからでも始めて一通り対応できるようにすべきと思います。

次に帳簿記入もマークしておきたい項目です。
特に商品有高帳、当座預金出納帳、
売掛金元帳、買掛金元帳、固定資産台帳辺りでしょうか。
商品有高帳はよく出題されますし、当座預金は今年度から処理方法変更、
固定資産台帳は新範囲で実務でもよく使いますので要注意項目と思います。
売掛買掛は仕訳日計表の絡みでも学習しておいた方が良い項目です。

あとは補助簿の選択も第2問で良く出題される項目ですが、
直近の6月に出題されていますので優先順位は下げても良いように思います。
ただお使いのテキスト等、直近6月の問題は一度確認しておいた方が無難です。

また第1問や第4問での出題可能性もありそうですが、
証ひょうについてこの第2問で出題されてもおかしくありませんので、
日本商工会議所のサンプル問題等で確認しておくべき項目です。


2019年10月24日(木) 「簿記3級予想(第1問)」 

お陰様で簿記講座は台風等の影響もなく順調に日程が進んでおります。
本日で鳴門の一ヶ所が終了する予定で少しだけホッとしております。

娘が風邪を引いてしまったようなので体調管理にはより万全を期して、
残りの日程も私が原因での休みが無いよう臨んでいきたいと思います。

第153回日商簿記3級の本番まで一ヶ月を切りましたので、
そろそろ予想問題も出てくる頃かと思います。
そこで個人的な出題予想をしてみます。
(あくまで予想で責任は持てませんのでご了承下さい。)

今回は第1問の予想をしますが、まず仕訳問題であることは間違いない所です。
その中でどの内容が出てくるかですが、マークしたいのは今年度の新範囲です。
実際に6月の試験では新範囲である株式の発行が出題されています。

旬な項目としては消費税増税の影響での消費税(期中、決算時の処理)と、
それに伴うキャッシュレス取引推進の観点でのクレジット売掛金、
増税対策のプレミアム付商品券に絡んで受取商品券辺りでしょうか。

後はよく出題される商品売買の取引が前回出題されていませんので、
諸掛り、返品、前払金前受金辺りと絡めてマークしておきたいところです。

他にも有形固定資産の問題がここ数回連続で出題されていますので、
引き続き購入、売却とも出題される可能性が十分ありそうです。

予想はしてみましたが基本的に全範囲を網羅して頂く必要があり、
時間の許す限り数多くの仕訳問題を繰り返し解いて頂くのが、
合格への近道だと思っております。

ラストスパートをかける時期が近づいておりますが、
季節の変わり目ですのでくれぐれもご自愛下さい。


2019年 9月 6日(金) 「簿記講座開始」 

本年度担当分の簿記講座が昨日から開始致しました。

昨年に引き続き合計3ヶ所での講座を担当させて頂く事となり、
そのうちの鳴門2ヶ所で昨日が講義の初日でした。

毎年初日は特に緊張して上手に喋れないこともあるのですが、
今年は昨年までに比べると少し緊張が薄れている気が致しました。

今回は改正点が多く、例年以上の準備をしているのと、
慣れ、経験という良い意味での事と勝手に解釈致しました。

受講される皆様が真剣に聞いて下さっていましたので、
少しでも多くの知識をお伝え出来るよう努めて参ります。

10月には徳島商工会議所での創業塾の講師として、
こちらも昨年に引き続き税務面でのお話をさせて頂く事となりました。

例年たくさんの受講生の方がいらっしゃる講座で、
開業される方から具体的な質問もよく頂いております。

私の担当は何回かあるうちの一回だけではありますが、
こちらもしっかりとした準備をして臨む所存です。

11月にかけて多い時で平日全て夜が講座となる週もあり、
しかも今秋は消費税増税とタイミングが重なりますので、
体調管理に十分注意して乗り切っていきたいと思っております。


2019年 8月30日(金) 「フリーランス」 

現在フリーランスとして働く人の数は300万人台であるそうです。
少し前に内閣府の推計として新聞の記事で目にしました。

今回の統計は副業として働かれている方も含めているようで、
最も多い推計方法では個人事業者に加え一人社長も含めているようです。

フリーランスの用語としての扱いは以下の通りです
「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、
自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」
(一般社団法人フリーランス協会より)

政府は多様な働き方を後押しすべく環境づくりを進めていく考えのようですが、
現状では労働時間管理や権利保護の面など遅れているようです。

私は四国税理士会という団体に所属していますので、
上記の扱いではフリーランスには該当しないようですが、
事務員がおりませんので実質的にはフリーランスに近いように思います。

一人で仕事をしておりますと本業以外のことも全てしないといけませんので、
組織でも違いは無いのでしょうが業務の効率化は避けては通れません。

以前、大阪で受けた生産性という論点の税理士事務所向けのセミナーで、
一人1時間当たりの売上金額が税理士業界は低いという話がありました。

うちの事務所の2018年の数字を見てみると平均よりは良い数字で、
5年前に比べると一時間当たりで2割強単価が上がっていました。

以前は請求書を手書きでしたが現在はパソコンで作成できるようになり、
スマート取引取込を活用して仕訳を始めたことも時短の要因のようです。
業務の進め方を自分なりに工夫しているのも少しは寄与しているかもしれません。

ただしこの10月からの消費税増税対応で業務の増加が想定され、
昨年の時間単価を上回るのは難しい状況に思われます。

無駄を省き、かけるべき所には集中して時間をかけられるよう、
更なる業務の効率化を図っていく所存です。


2019年 8月16日(金) 「簿記講座」 

昨年に引き続き、今年も簿記講座の講師を担当させて頂きます。
9月から11月にかけて鳴門と池田での計3ヶ所での講座となります。

本年度から日商簿記3級の出題範囲等改定されることとなりますので、
例年よりも早めに問題を解き始めて、徐々に準備を進めております。
大きく変わるのは個人向けから法人向けの簿記となります。

昨年のブログにも書いた記憶がありますが
解いた問題の中でも初めて領収書等から仕訳をさせる問題もあったりと、
より実務に近づいた内容になっているように思われます。

一般の方が受講できるのは鳴門商工会議所、阿波池田商工会議所の2ヶ所で、
現在も募集が続いていると思いますので、お近くの方にご参加頂けると有難いです。

ところで、事務所のある新町橋では阿波踊り桟敷の撤去が始まっています。
今年は台風の影響で徳島市の阿波踊りが二日間だけでしたので残念でした。

当事務所の近くには一年中阿波踊りが楽しめる阿波おどり会館がありますし、
秋にも毎年イベントがありますので、近いうちにまた見る阿呆になれればと思います。


2019年 8月 7日(水) 「ゲゲゲの女房」 

今年の6月から朝ドラ「ゲゲゲの女房」が再放送されています。
放送されていた2010年は結婚した年で妻と一緒に欠かさず見ていました。

今回の再放送は子供達も鬼太郎や目玉おやじ等に興味を持ったようで、
リアルタイムでは見られませんが家族全員で録画で楽しんでいます。

9年前と違い親という立場になりましたので、親目線で見ているのが変わった点です。
特に主人公が島根から東京へ嫁ぎに汽車に乗るシーンは感極まるものがありました。

子供達は水木しげるさんが左手を切り落としたシーンに衝撃を受けたようで、
「病院は?」「薬は?」「痛くなかった?」などと何度も聞いてきました。

外国に戦争に出ていたから周りに病院も無かったし、薬もほとんど無かっただろうし、
気を失ったくらいだから物凄く痛かっただろうねいう話をしました。

幸いなことに戦争を知らない世代なので実体験としては伝えられないものの、
戦争は痛いことばかりだから良くないよということも伝えてみました。

上の子には登場人物の心情についても分かるところは教えているので、
本を読むような感じで良い勉強をさせてもらえてるなとも実感しています。

今週から高校野球が始まり暫く放送はお休みですので、
再開を楽しみに待ちたいと思います。


2019年 6月19日(水) 「弥生PAPカンファレンス2019春」  

昨日、大阪での弥生PAPカンファレンス2019春に参加してきました。
仕事では今年初めての大阪でしたが、
G20が近いこともあり警察官が多く配置されていたり、
他県のパトカーも目についたりと少し雰囲気が違っていました。

今回の話は二つの柱があったように思います。
一つはデジタル化への対応でデジタル手続法案が成立したことにより、
紙媒体前提だった手続がデジタル前提となり業務が変わること、
高齢化の進展等により効率化を一層推し進めないといけないこと、
それらに対する対処について幾つか参考になることを聞けました。

もう一つは消費税改正対応でした。
現状ではほぼ予定通り10月からの改正となりそうな情勢で、
業種ごと、業務ごとに対応をしていかないといけないこと、
特に飲食、小売業は会計、販売、仕入の各業務での対応が必要となり、
事業者支援、会計事務所支援をしていくとの話がありました。
弥生製品もそうですし消費税改正あんしんガイド等の媒体の提供、
チェックリストやお役立ちガイド等の資料の提供もして頂けるようです。

昨秋は簿記講座と重なってカンファレンスに行けませんでしたが、
しっかりと情報収集をすることができ有意義な一日でした。


2019年 5月17日(金) 「消費税軽減税率制度等研修」  

昨日、高松で消費税の研修を受けてきました。
主に軽減税率制度の説明で1時間半の講義でした。

軽減税率の対象となるのは基本的に飲食料品、週2回以上発行の新聞ですが、
事例が多岐にわたりますので一つ一つ見ていかないといけません。

既に勉強済みの項目も多かったのですが、
盲点になっている箇所もありましたので良い機会になりました。
昨日見た中でほんの一部ですが以下に列挙致します。

 ・ 週2回以上発行の定期購読契約の新聞 8%
 ・ 上記契約でも電子版の場合 10%(データの提供であるため)

 ・ ミネラルウォーター 8%
 ・ 水道水 10%(飲食用以外の生活用水にもなるため)

 ・ 食用重曹 8%
 ・ 清掃用重曹 10%(販売時の用途で判断)

 ・ みりん風調味料 8%
 ・ 本みりん 10%(酒類は軽減税率対象外)

 ・ 医薬品に該当しない栄養ドリンク 8%(例 オロナミンC)
 ・ 医薬品に該当する栄養ドリンク 10%(例 リポビタンD)

 ・ 飲食料品の通信販売 8%
 ・ 飲食料品のカタログギフト販売 10%(商品贈答の代行であるため)

 ・ ノンアルコールビールや甘酒 8%
 ・ 酒類 10%

国税庁には軽減税率について様々な質問が寄せられているとの事で、
定期的にQ&Aが更新されているので、そちらを確認されても良いかと思います。
他にも請求書や帳簿の作成方法等について講義を受けてきました。

現時点で再々延期の可能性が若干あるような雰囲気ですが、
10月から予定通りに制度開始となると後4ヶ月強しかありませんので、
ぬかりの無いよう準備を進めていきたいところです。


2019年 5月 2日(木) 「令和元年」

昨日新しい天皇陛下が即位され、令和の時代が幕を開けました。

平成の始まりは喪に服しての雰囲気のようでしたが、
私自身、浪人生で本番直前でしたので実感はほとんどありませんでした。

崩御された当日の朝に当時の予備校の担任の先生から、
「東で偉い方が亡くなりましたが、あなた方には関係ありません。」
という旨の話をされましたが、不謹慎ながらその通りと納得したものでした。

今回の改元に際しても直前まであまり実感は無かったのですが、
妻に年が変わる以上に珍しいことなので何かしないかと聞かれ、
蕎麦やケーキを食べたり等で細やかに時代の変わり目を祝いました。

令和元年初日は東新町の阿波踊りパレードで少し踊らせて頂き、
徳島らしい祝賀イベントに家族で参加できてうれしかったですし、
息子がミヤネ屋や地元TVニュースで大きく映り、良い記念にもなりました。

余談ですが、私の誕生日は新天皇陛下からちょうど10年後の同じ日で、
子供の頃からいつか誕生日が祝日になるよと親に言われてきましたが、
来年50歳の節目の年にそれが叶うこととなりそうです。

まずはそこを目指して日々過ごしていこうと思いますが、
平成の時代を大過無く生きてこられたことに感謝し、
新しい令和の時代の平和、幸せを願って行きたいと思います。


2019年 4月10日(水) 「やよいの青色申告オンライン」  

一部のお客様でやよいの青色申告オンラインを利用されていて、
その方々とはネット上でデータ共有をさせて頂いていますが、
デスクトップの弥生会計とは勝手が違う部分もありますので勉強を兼ねて、
当事務所の前年データをやよいの青色申告オンラインで入力してみました。

入力と言っても仕訳データをエクスポートして、
やよいの青色申告オンラインに上記データをインポートすることで、
簡単に期中、決算のほぼすべての仕訳の入力が完了しました。
減価償却や消費税計算等はやよいの青色申告オンラインでしてもらって、
無事に弥生会計での申告の数字と一致させることができました。

弥生会計オンラインをお使いの方ともデータ共有をさせて頂いていますが、
当事務所では弥生会計AEという会計事務所用の使用しておりまして、
弥生会計AEの画面上で弥生会計オンラインデータの確認が可能です。

弥生会計の方が入力コード設定もできてネット環境に影響されない分、
手入力であればまだオンラインよりも早く処理することができますので、
オンライン以外の処理は弥生会計AEで行っています。

ただスマート取引取込によって自動仕訳も可能ですので、
少し前に比べるとオンラインとの差は縮まってきていますし、
そもそも弥生会計を使われたことのない方でしたら、
オンラインの方が抵抗なく入っていけると思います。
また日別、科目別、取引先別等グラフで表示されますので、
見やすさという点ではオンラインの方が勝っていると思います。

これから弥生会計等の導入を検討される方につきましては、
それぞれ長所がありますのでご自身に合ったものを選ばれてはと思います。

当事務所では開業当初から弥生会計を利用しており、
お客様との弥生会計等のデータ連携事例もありますので、
月次決算を素早く行うことが可能となっております。

弥生会計、やよいの青色申告オンライン等ご利用の方で、
税理士を探されている方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談下さい。


2019年 3月22日(金) 「ブラタモリ」 

少し前になりますがブラタモリを見ました。
徳島、鳴門と二週にわたってゆかりのある土地の回でした。

徳島では阿波踊りについてで、息子のお陰でそれなりに詳しいつもりでしたが、
阿波踊りが出来た背景(藍商人寄与していた等)について全く知りませんでした。

また阿波踊りの歌詞の中で「新町橋まで行かんか来い来い」というのがありますが、
内町新町両地区の踊り子さんたちが新町橋の上に集まって踊っていたそうです。

もう少し詳しい話がありましたがそこは割愛させていただくとして、
徳島のホールの緞帳にも橋の上で阿波踊りをする絵がありますが、
こういう背景があったのかと初めて腑に落ちました。

また鳴門では四国の玄関口になった理由として地形的な側面があったという事で、
私も知りませんでしたし鳴門が実家の妻も聞いたことも学んだこともなかったそうです。
妻の実家やヴォルティス観戦の際に良く通る場所もありこちらも勉強になりました。

子供達も知っている場所がたくさん出てきて楽しんで見ていましたが、
録画を何度が見て地元のことを少しでも多く伝えていきたいなと思いました。


2019年 3月15日(金) 「気づくことが能力だ」 

本日、お陰様で無事に本年度の確定申告の提出が完了致しました。
有難いことに個人の方のご依頼が少しずつですが年々増えてきています。
私自身が個人事業主で、同じ境遇として共感できる部分も少なくないので、
昔に比べるとより親身になって仕事ができているのかなと勝手に思っております。

ただ仕事の進め方が目の前のことを一つずつクリアしながらになっていて、
来年の仕事の進め方について改良の余地はまだまだあるなと思いました。
現状では2月と3月の業務は飽和状態となってしまっていますが、
もう少し多くのお客様のご依頼を受けられるよう努めたいと思います。

また幸い今季もインフルエンザにはかからなかったのですが、
最終週に出口が見えたことで少し気を緩めてしまい、
風邪をひいてしまったのも反省点となりました。

今回、仕事を進めていて何かに気づくたびに、
この業界に入りたての頃に修行させて頂いた先生の、
「気づくことが能力だ」という言葉が思い出されていました。
新米だった私は恐れ多くてほとんどお話はできなかったのですが、
この言葉は20年以上たった今でも心に残っています。

そもそも知識が無ければ気づくことはできないのですが、
知識を持っているつもりでも間違っている可能性もありますし、
正しい知識はあっても何かしらの理由で気づけないこともありますので、
知識の習得を怠らず、健全な体と心で仕事に臨もうと認識した次第です。

確定申告の残務処理や後回しにしている仕事も非常に多いのですが、
毎年のことながら無事に提出を完了してホッとした一日でした。


平成30年11月27日(火) 「記帳代行」 

最近、AIの進化により税理士業務が代替されてしまい、
中でも記帳代行は最たるものだという話を耳にするようになってきました。

単純作業であればAIに代わってもらった方が楽ですし、
弥生会計ではスマート取引取込というシステムで仕訳自動化され、
例えばインターネットバンキングとの連携があれば、
通帳取引が自動で仕訳されて金額を合わせる必要は無くなります。

毎月決まった取引であれば同じ科目、摘要で処理できますので、
非常に楽になりますが、問題はイレギュラーな取引が発生した場合です。
イレギュラーなケースではどの科目で仕訳するか判断が難しくなりますので、
全ての記帳代行をAIが取って代わるのはイメージより少し先な気がします。

また中小企業からすると自動仕訳をするのにもコストが必要で、
現状では通帳取引ではインターネットバンキングの契約が必要である等、
全くの無償では自動仕訳ができませんのでその辺もネックであるかもしれません。
(利便性を実感されて契約される方も出てきているようですが)

当事務所では以前無かった記帳代行のみの依頼を頂くケースが出てきました。
記帳は面倒だが申告は小規模なので自身でするというのも分かりますし、
税理士と会計ソフトが違う等で記帳のみ別の税理士に依頼するのも有と思います。
また仕訳の勘定科目や試算表のチェックのみの依頼もあるかもしれません。
いずれにせよ必要とされている以上は一所懸命取り組ませて頂く所存です。

記帳代行で領収書丸投げOKとか低料金を売りにしている所もあるようですが、
当事務所では少なくとも現金(出納帳)は合わせて頂くようお願いしております。
年商と原始帳簿の記帳レベル(現金出納帳のみ、伝票作成等)をお伝え頂ければ、
御見積致しますので、お気軽にご相談下さい。

※ 業務内容のページにもありますが、匿名でのお見積には応じかねます。
  また脱税、粉飾決算等にもお応えできませんので御了承下さい。


平成30年11月20日(火) 「本試験お疲れ様でした」 

この日曜日に日商簿記3級検定が行われまして、
受験された方におかれましては大変お疲れ様でございました。
出題された項目としては以下の通りとなりました。
第1問 仕訳問題
第2問 補助簿の選択
第3問 試算表
第4問 伝票会計
第5問 精算表

今回鳴門2ヶ所と池田での計3ヶ所で講義をさせて頂きましたが、
各問とも出題の多い項目として列挙した中に全て含まれていてホッとしました。
(的を外さないよう範囲を広めに予想していた為ではありましたが)

個人的な予想としてこの所の実務をより重視した本試験の傾向から、
第5問が3回連続財務諸表での出題も十分有り得ると思っていましたが、
結果的には精算表の作成問題でした。

財務諸表を作成するに当たっては精算表の考え方が必要で、
精算表若しくは財務諸表のどちらかとお伝えしていたので、
予想の範囲内ではありました。

お教えさせて頂いた方が合格されているのを祈りつつ、
既に来年度の講義の内定を頂いている所もありますので、
出題区分改定への準備も早めにしておこうと思います。

11月検定向け講義につきましては本年度3ヶ所でありましたので、
今年と同じ状況であれば事務所での仕事を含めると飽和状態ですが、
6月検定向け3級講義で講師を探されている方がいらっしゃいましたら、
条件によりお受けできるかもしれませんのでお気軽にお問い合わせ下さい。


平成30年 9月10日(月) 「極上の子守唄」 

週末、イオンモール徳島の子育てイベントに参加してきました。

3歳以下の子と親が対象で、子育てセミナーにも興味がありましたが、
由紀さおり安田祥子姉妹のコンサートがあるという事で、
以前、紅白歌合戦で赤とんぼを聞いて感動した記憶があったので、
娘に聞かせる以上に私自身が聞きたくて申込みました。

タイムスケジュールを知らずに全部で1時間くらいかなと思っていたら、
セミナーが1時間超、休憩をはさんでコンサートが1時間半ほどと、
無料のイベントでしたが充実の内容で行って良かったです。

娘はしばらく起きていましたがコンサートの1曲目で寝てしまい、
正に贅沢な極上の子守唄を聞いて最後まで熟睡していました。

私もお二人の歌声を間近で聞く事が出来、心が洗われるようでしたし、
リクエストタイムがあったのでチャンスとばかり赤とんぼをリクエストし、
もちろん慣れていらっしゃるでしょうが即興で歌って頂き感動しました。

これからは英語が話せるのが当たり前の時代になってきますが、
日本の国籍を持たれるのであれば日本語もしっかりと学んでほしいし、
その一助として童謡を歌い続けられているというお二人に共感し、
CDを購入しコンサートが終わって起きた娘と私に握手をして頂きました。

上の子が小さい時は読み聞かせや歌い聞かせもしていましたが、
下の子にはサボり気味ですのでこれを機に頑張っていこうと思います。


 
平成30年 8月24日(金) 「お陰様で今年も」 

ここ数年ほど阿波池田商工会議所で簿記の講師を担当させて頂き、
昨年は鳴門商工会議所でもお声掛け頂き二ヶ所で受け持っていましたが、
お陰様で今年は鳴門市役所が追加で計三ヶ所で簿記を教える事となります。

以前のブログにも掲載しましたが来年度から日商簿記3級の範囲が改定されます。
今までの個人事業から法人の会計を対象とした内容に変更となります。
今年度は変更無しかつ削除される内容は重要度が下がるようですので、
範囲が狭くなり、より短時間の学習で合格レベルに達する事が可能と思われます。

三ヶ所とも全て日商簿記3級レベルで内容に変わりはなく、
今月に入りテキストを読んだり、問題を解いたりと準備をしております。
9月からの約二ヶ月間、10月に入ってからは週4日とハードではありますが、
体調面に十分注意して受講生の皆様のお役に立てるよう尽力致します。


平成30年 8月14日(火) 「総踊り」 

徳島市の阿波踊りも半分終わりましたが、昨日は総踊りを見てきました。
子供が阿波踊りに興味を持って数年前初めて南内町演舞場で総踊りを見て、
迫力がありつつも規律のとれた踊り、鳴り物に魅せられていました。

天水連、阿呆連のフェイスブックで総踊りの情報を仕入れて楽しみにしており、
15分前には現場に着きましたが既に人だかりで後ろの方から見ました。
それでも連員さんが到着する度にお客さんが拍手喝さいで出迎え、
総踊りが始まると沢山の拍手や、カメラ、スマホ等での撮影が凄かったです。
一緒に行った息子もほとんど見られなかったと残念がっていましたが、
かすかに見える程度でも現場の雰囲気を感じられて行って良かったです。

総踊りの一ファンとしては有料演舞場でしないのは勿体ないと思います。
阿波おどり振興協会と実行委員会の対立が現状終わりを見せていませんが、
今回の騒動で総踊りを初めて知った方も多数いらっしゃるでしょうし、
これだけ盛り上がる阿波踊りというのも画面で伝わった事と思いますので、
何とか良い着地点を見つけて来年は南内町演舞場に総踊りを戻して欲しいです。


平成30年 7月31日(火) 「学ぶことの大切さ」 

先週、高松へ弥生鰍フ研修会に参加してきました。
弥生製品を活用して業務効率を更なるアップを図る目的で、
実際にパソコンを操作しながら3時間強しっかりと学んできました。

事務所を開業してから会計業務は弥生会計一筋で18年目になりますので、
スマート取引取込を始めとしてほとんど知っている事ではありましたが、
実際に操作方法を習う機会があまりなく、ほぼ独学でしたので、
知らない項目も幾つかあり、自信もつきましたが学びもありました。

例えば前年度のデータを年度切り替えで見る場合、
既に決算を終えたデータを変更する危険性があると常々思っていましたが、
仕訳入力の制限をすればそのリスクを回避する事ができます。

「設定」→「帳簿・伝票設定」→「入力制限」で日付指定すれば、
その日付以前は仕訳の入力、編集、削除、インポートができなくなります。

入力制限というのは頭の片隅にはありましたが、
前期データが制限できるというのは初めて知りましたので、
これから積極的に活用していきたいと思います。

スマート取引取込の科目入力でサーチキーが使えるのも初めて知りました。
試してみようと実際に事務所の7月分領収書をスキャナで取込みましたが、
サーチキーを入力すると勘定科目が出てきて入力ができました。
キーボードだけで完結しないようですが(方法があるかもしれませんが)、
今までマウスでいちいち科目を探していたので時間短縮になります。

昔の話になりますが税理士試験の勉強をしていた頃、
独学だと苦手分野が出来易いと聞いた記憶がよみがえりました。
もしかすると意外な盲点がまだあるのかもしれませんが、
学ぶことの大切さも実感できた良い研修会でした。

税理士試験と言えばあと一週間で今年の試験が始まりますが、
熱中症対策からかペットボトル一本に限り持ち込みが可能との事で、
私が受験していた20年前は真昼であろうがクーラー、水分無しでしたが、
当時よりも夏の暑さが厳しいように思いますので賢明な対応かと思います。
受験生の皆様は体調管理に気をつけてラストスパートで頑張って下さい。


平成30年 6月29日(金) 「予選突破」 

今朝5時起きでサッカー日本代表の試合を録画で見ました。
一緒に見る息子が小さいのと今日の仕事を考えての事でした。

新聞やネットにふれずに試合終了まで情報をシャットアウトできましたが、
リアルタイムで見るのよりは個人的に盛り上がりには欠けました。
それでも予選を突破できたのは非常に嬉しく思います。

ポーランド戦の試合の終わらせ方について批判もあるようですが、
個人的にはこのような形は有りではと思って見ていました。

何を第一の目的にするかを考えて目の前の試合で勝ち点を狙いに行くよりも、
負けてもグループ2位になる確率を考えたのは間違いでは無いと思います。

試合を見ながら2014年ヴォルティスのホーム最終戦で残り数分くらいに、
ガンバが引き分け狙いで時間を稼いで優勝したのを思い出したりもしました。

セネガルが1点取れば予選敗退でヒヤヒヤものではありましたが、
こうして結果が出て次の試合が出来るのは運も味方しているようですし、
初めの2戦で運をつかめるだけの結果を出していたのも大きいでしょう。

次はベルギーという事で日韓W杯の鈴木選手のゴールが印象にありますが、
現在は優勝候補の一角という事らしいので非常に難しい試合となりそうです。
勝つのが一番ですが少なくともベスト16に相応しい好ゲームを期待しています。


平成30年 6月21日(木) 「インボイス」 

2019年10月に消費税率が原則10%に引き上げられるとともに、
その四年後から適格請求書等保存方式が導入される予定です。
この適格請求書等保存方式というのがいわゆるインボイス制度です。

インボイス制度導入以降は請求書を発行する際に一部例外を除き、
規定された項目を記載して相手方に渡さないといけなくなります。
現行の消費税法でも定められている部分はありますが、
より細かくなり事務負担は確実に増えることとなるでしょう。

このインボイスを発行できる事業者は消費税の課税事業者のみですので、
年商1千万未満で消費税を免除されている事業者は発行できません。
そのような免税事業者がインボイスを発行する為には、
届出をして消費税課税事業者になる必要があります。

いわゆる益税の問題もありますが年商1千万未満の事業所では、
消費税が新たに発生する負担感は決して軽くないと思います。
実際、当事務所でも消費税を初めて納める際にそうでした。
私の場合は(年商1千万超えで)消費税を納められる嬉しさもありました。

BtoBのご商売では大きな影響がありそうでインボイスを発行できないとなると、
相手方で消費税の控除ができず取引中止となるケースも考えられますので、
免税事業者は課税事業者への移行を検討しておかないといけないでしょう。

10%引き上げが二度延期されていますので「二度ある事は〜」となりそうですが、
現時点での個人的な感覚では「三度目の正直」という雰囲気が強そうです。
過去の状況よりも税率引き上げへのハードルが低いとも思えないのですが、
一寸先は闇の政治の世界が絡みますので予定通りに備えた方が良さそうです。


平成30年 6月13日(水) 「台湾ベースボールフェスティバル」 

この週末、息子を連れて阿南に野球を見に行きました。
上記題目でインディゴソックスと台湾社会人チームとの試合でした。

インディゴソックスにも所属した台湾のスーパースター張泰山選手も登場し、
私達が見た試合は一日だけインディゴソックスの選手としての出場でした。

試合開始直前に会場に入ると既に台湾からと思われる30人弱のファンがいて、
敢えてその集団の後ろに座りましたが凄くテンションが高く盛り上がっていました。

ほぼ全員が張泰山選手のファンのようでTシャツを着て応援されていて、
特に張泰山選手が同点タイムリーを打ったシーンでは全員総立ちでした。

7回にジェット風船を買い過ぎたようで、息子に一つ分けてもらえて嬉しかったですし、
ファールボールを追いかけたり等して凄く楽しそうでこちらも微笑ましく見ていました。

私も息子がヴォルティスに興味を持ってから岡山、愛媛とアウェイ観戦しましたが、
さすがに国境を越えてという経験は無いので、そのバイタリティには感心しました。


平成30年 6月 8日(金) 「弥生PAPカンファレンス2018夏」 

昨日、弥生のPAPカンファレンス出席のため大阪へ出張しておりました。
弥生の最新サービスや機能の説明、会計事務所の事例発表、
弥生会計等との連動サービス等についての説明を受けてきました。

新元号、消費税率引き上げを始めとする大規模な法令改正が控えているため、
新規サービスを一部後回しにして、法令改正対応を最優先にされるようです。
今回のキーワードとしては事例発表でもあったように「業務の効率化」でした。

徳島でも特にイオンモールが開業して以降、人手不足が顕著になる中、
私もまだまだ詳しいわけではありませんが便利なツールが沢山あるので、
もっと取り入れてお客様、事務所の更なる効率化を図っていこうと思います。

今まで現金出納帳の取込があまり上手くいかなかったのを今朝試してみると、
CSVデータへの変換、不要な行の削除等の作業は必要でしたが、
割とすんなり取り込めましたので、エクセルで入力されているお客様には、
これから積極的にデータでお預かり出来るようお願いしていけそうです。

アルトアというオンライン融資サービスについても説明を受けました。
弥生会計のデータを活用する事で決算書の提出が不要となり、
通常の融資よりもスピーディに融資を受けられます。

現状は弥生会計利用の法人のみが対象となっていますが、
今後、個人事業者や他社ソフト利用者等にも拡充を予定しているそうです。
金利は内容により3%台から14%台で高めなのはネックではありますが、
短期的な事業性資金調達の一つの選択肢としては有りかなと思います。

また夏には弥生製品を活用した業務効率アップの研修に参加予定ですので、
お客様や当ブログを見て頂いた方に還元していきたいと思います。


平成30年 6月 4日(月) 「美郷のホタル」 

昨日、美郷ほたる館でたくさんのホタルを見てきました。
初めて見た際に宮崎駿の世界を思わせるような幻想的な風景に魅せられ、
以後ほぼ毎年のようにホタルの時期には美郷ほたる館に行っています。

いつもは少し離れた所ながら駐車場にはすぐに停められていましたが、
たまたまかもしれませんが今回はどこも一杯でなかなか停められませんでした。
確かに観賞ポイントを始めとしてたくさんの人で賑わっていました。

観賞ポイントは幾つかありますが、私はいつも美郷ほたる館の地下で見ています。
大人で200円の入館料はかかりますが、展示物を色々と見る事が出来ますし、
高い所が苦手というのもありますが、ホタルを間近に見られるのでお勧めです。

下の子はホタルを見に行った記憶が残っていなかったようですが、
数日前から楽しみにしていて、実際に光っているホタルを見られて喜んでいたようです。
私を含め全員また行きたいと一致意見でしたので、来年も行く事となりそうです。


平成30年 6月 1日(金) 「18年目」 

岡寛之税理士事務所は本日で開業して18年目を迎える事となりました。
これもひとえにお客様を始めとする皆様のお陰と深く感謝しております。

今朝、子供達に今日は事務所の誕生日と伝えたところ、
息子が「お花持っていこうか?」と言ってくれました。
その気持ちだけで充分嬉しいとだけ伝えましたが、
順調に成長している子供達にも感謝の念で一杯になりました。

お客様、家族や縁ある方々のためにこれからも励んでまいります。
今後ともご支援、ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。


平成30年 5月24日(木) 「スマート取引取込アップデート」 

一昨日、弥生鰍ゥらスマート取引取込のアップデートの案内のメールが届きました。
スマート取引取込とは預金取引、カード払い、レシート等のデータを取得し、
自動で仕訳として取り込み事ができ、入力作業の効率化を図るものです。

当事務所でもレシートについてはスキャンしてPDFファイルから仕訳にしていますし、
お客様の預金口座を取り込む設定のお手伝いをさせて頂きました。

預金口座の入力作業が減るので大変便利ではあるのですが、
取引が通帳の記載順とバラバラに取り込まれていて見づらかったのが、
今回のアップデートで通帳の並び順どおりになるよう改定されたようです。

まだお客様のデータを拝見していないので実際には確認できていないのですが、
通帳と仕訳の照合作業が省力化できそうで嬉しい改定となりそうです。
上記以外にも幾つか変更があるようなのでより使い易くなれば幸いです。


平成30年 5月23日(水) 「新固定資産税特例」

昨日、生産性向上特別措置法についての説明会をサンポート高松で受けてきました。

中小企業の労働生産性伸び悩み、設備の老朽化に対応するため、
生産性の高い設備への一新を期間限定で促進させる制度で、
5月16月に可決成立、6月上旬に施行予定という流れになっています。

簡単に言うと新規取得設備の固定資産税を最大3年間ゼロにするという事で、
自治体によって3年ではなく1年、ゼロではなく2分の1等の可能性もあるようですが、
徳島市のHPを見ると固定資産税をゼロとする方針が書かれており、
税務通信でも9割の自治体で固定資産税ゼロとする意向が記事にありました。

今年度も制度として残っている経営強化法と似ている部分も多くありますが、
主な違いとしては以下の通りです。
 ・ 申請先が市区町村
 ・ 認定経営革新等支援機関の事前確認が必須
 ・ 計画期間中の労働生産性の向上目標が年平均3%以上
 ・ 市区町村の認定後に設備取得(認定前の設備取得は不可)
 ・ 特例として工業会の証明書の市区町村への事後提出が可能

経営強化法は経済産業省が強く後押しをしてくれていたお陰で、
昨年当事務所でも経営力向上計画作成をお手伝いさせて頂きましたが、
四国経済産業局の方に丁寧に対応して頂き無事認定を受けられました。

今回の制度では現時点で詳細が未定のためどうなるかは分かりませんが、
より中小企業の後押しとなり得る制度となる事を願っております。


平成30年 5月 9日(火) 「マルチメディア研修」

GW期間中は暦通りにお休みを頂きました。
天候にも恵まれ日帰りで二度ほど遠出をしまして、
普段から録画している番組も若干ではありますが消化でき、
充実した休日を過ごす事が出来ました。

さて今年度に入り税理士会のマルチメディア研修を受け始めました。
先程も通常より短い時間ですが無事に受講を終えました。
今回の内容は中小企業の生産性向上支援についてで、
人手不足が深刻な昨今、労働生産性を上げる事で地域貢献に寄与するため、
生産性向上のための考え方等について学ぶことができました。

4月から7月にかけて徳島、香川、大阪で幾つか研修を受けますが、
徳島会場は近くて便利、県外会場は時間コストを掛けるに足るものを選択可能、
マルチメディア研修は事務所で手軽に受講可能という利点がありますので、
上手に組み合わせながら自己研鑚に励んでいきたいと思います。


平成30年 4月17日(火) 「新生活」 

先週、子供達の入学式、入園式に出席してきまして、
上の子は小学校、下の子は幼稚園での新生活が始まっています。

上の子には現時点で登校時に途中まで一緒について行っています。
勝手知ったる道であるのと、幼稚園時も20分以上かけて歩いて登園していたので、
ランドセルはまだまだ大きいですが、苦にする感も無く楽しそうに通っています。
本人は早く一人で登校したがっていますが、少しでも家を出るのが遅れると、
高校生達の通学時間と重なり危なそうなので、もう数日はついて行くつもりです。

下の子はとりあえず昨日、今日と私が自転車で送って行きました。
つい先日まで上の子が通っていた幼稚園に登園しているので、
道中は懐かしつつも二人で楽しくお話しながら通っていますが、
別れ際にはパパパパと大泣きして手がつけられなくなります。
とは言えさすがに幼稚園の先生は心得て頂いている感じでお預けでき、
すぐに泣きやんでお絵描きや絵本などで楽しんでくれているようです。

税理士事務所を開業してもうすぐ18年になりますがその間、
事務所移転時以外に春に環境が変わるというのがほとんど無かったので、
新鮮な気持ちを届けてくれる子供達に感謝です。


平成30年 4月 3日(火) 「日商簿記3級出題区分改定」 

先週あたりから徳島の桜が満開となり、街のあちこちが桜色に染まっています。
多少風は強いものの幸い晴れの日が続いていますので、家族でお花見をしたり、
ひょうたん島クルーズで川から桜を眺めたり等、花粉症に負けず桜を満喫しています。

さて話は変わりますが、2019年4月以降日商簿記検定3級の出題区分が変わります。
昨年のブログで最近の3級の出題傾向が実務に近づいている旨を書きましたが、
今回の改定でもその傾向は変わらず続いているようです。

最も大きな変更と言えるのが、もともと3級は個人商店を前提としていましたが、
今回の改定で小規模の株式会社を前提とした出題を行うこととされました。
理由としては簿記能力の確認、2級との連続性等が挙げられており、
今までは12月決算での出題でしたが、これからは3月決算が基本になるとの事です。

大まかに見た限りでは日商簿記3級の出題範囲が増えるようですが、
会社の経理を担当される方については会社を前提とした簿記を学習すべきですし、
個人事業の方も法人と考え方は似ていますのでこの改定は個人的にはありです。

2018年度中に受験される方については今までの内容での出題で問題ありませんが、
継続して学習される方に配慮して改定後の内容と大きく外れないよう配慮されるようで、
改定後に削除される項目をあまり注力せず受験対策をしても良いと思います。

もし今年も簿記講師のご依頼を頂くようでしたら上記ポイント等しっかりと把握して、
出来る限り受講される皆様のお役に立てるよう尽力したいと思います。


平成30年 3月19日(月) 「電子申告」

お陰様で今年の確定申告も無事に期限内に終了致しました。
今回は朝型に変更して早ければ3時、遅くとも6時頃には事務所に来ておりましたが、
当たり前ですが早朝なので電話はかからず、静かな雰囲気で非常に仕事が捗りました。
今回新規のお客様が数件ありましたので、前年に比べて仕事量は増えましたが、
前年と同じく全ての申告書提出が申告期限前日には完了致しました。

添付書類等一部の書類については税務署へ書面提出しましたが、
申告自体につきましては今回すべて電子申告にて行う事が出来ました。
以前は計算してから期限内に印鑑を頂戴して税務署へ提出する必要がありましたが、
電子申告では私の電子署名があれば完了でき、申告期限内の手間が少なくなりました。
お陰で一昔前に比べ便利になり、当事務所で申告できるお客様の数も増えました。

確定申告自体は終了しておりますが遠方等で郵送での対応の方以外につきましては、
申告書控等の返却はこれからの方もいて、広い意味での確定申告終了はまだまだです。
とは言え申告期限内にはお客様にメール等での説明だけとなっておりますので、
実際にお会いしての説明、御依頼への感謝をお伝えするのは非常に大事と思います。

確定申告中は夜が明けるのがだんだん早くなっているという位でしたが、
確定申告翌日には息子の幼稚園卒園式があり一気に春を実感しました。
入れ替わりで娘が同じ幼稚園に入るのでしんみりしないかなとの予想に反し、
嬉しさと寂しさが入り混じって感傷的になってしまいました。

いつか必ず訪れる子供達との別れをもふと想像してしまいましたが、
子供達との出会いに感謝して子育ても頑張って楽しんでいきたいと思います。


平成30年 2月22日(木) 「訃報」 

昨日の大杉漣さんの訃報には大変驚きました。

ヴォルティスサポーターの象徴でもあり、私の高校の先輩でもありながら、
実際にお姿を拝見したのは昨年の花束贈呈された岐阜戦のみですが、
花束贈呈の後、普通に私の近くの席で観戦されているのを目の当たりにして、
さすがに役者さんのオーラを感じてお声掛けをする勇気はありませんでしたが、
気さくにサポーターの方とお話されているのも見て、勝手に親近感を持っておりました。

今まで芸能人や有名人の方の訃報には数多く接してきたはずですが、
一夜明けてもここまで喪失感にさいなまれたことは記憶にありません。
ヴォルティスにとっても徳島にとっても大きな方を失ってしまった気がします。

この日曜日にはヴォルティスの開幕戦がありますが、
天国からひょこっと見に来られているかもしれませんので、
一サポーターとして思いを馳せつつ勝利を信じて応援したいと思います。


平成30年 1月22日(月) 「繁忙期」 

2018年に入り早くも半月が過ぎてしまいました。
大変遅くなりましたが本年も宜しくお願い致します。

お陰様で10月決算法人のお客様が増えている事もあり、
昨年12月は決算を優先して仕事をしておりましたので、
今年に入りひたすら年末調整の計算をしておりました。

ほぼ目途がつきましたので確定申告に…と言いたい所ですが、
こちらもお陰様で12月決算法人のお客さまも増えており、
確定申告より期限の早い決算を優先しつつ、
並行して確定申告を進めていく予定です。

この冬、二度ほど風邪の引き始めの症状が出ましたが、
その際にバランス良い食事と睡眠をしっかりとる事を心掛けたおかげで、
何とかひどくならずに今のところは乗り切る事が出来ています。

これから一年でも一番の繁忙期を迎える事となりますので、
縁あって御依頼頂いたお客様の御迷惑にならないよう、
いつも以上に体調管理に気をつけたいと思います。


平成29年12月 4日(月) 「来年からの配偶者控除、配偶者特別控除」 

早いものでもう12月に入りまして、寒さも厳しくなってきました。
季節行事ともいえる年末調整ですが、徐々に資料が集まってきています。

今年の年末調整は前年とほとんど変わりなく、気になる項目としましては、
給与所得控除額の上限が220万円(従前230万円)に変わったことくらいでしょうか。
マイナンバーも二年目となりますのでさほど混乱は無さそうな気がします。

むしろ平成30年からの源泉徴収事務が気になる所でして、
配偶者控除、配偶者特別控除が大きく変わります。

簡単に言いますと所得金額が次の通りであれば控除を満額受けられます。
 ご本人:900万円以下(1,120万円以下)
  かつ
 配偶者:85万円以下(150万円以下)

一方、所得金額が次の通りであれば控除を受ける事が出来ません。
 ご本人:1,000万円超(1,220万円超)
  若しくは
 配偶者:123万円超(201万6千円以上)

(※) カッコ書きの数字は給与収入のみの場合の年収額です

満額の控除が38万円(70歳以上で48万円)ですが、
上記2ケースのいずれにも該当しない場合は上記金額の一部の控除を受けられます。
細かい区分につきましては年末調整資料等にてご確認下さい。

配偶者控除等が受けられないにも関わらず年末調整で受けていて、
後で指摘を受けて訂正をしないといけないというケースが今までもありましたが、
平成30年以降、夫婦間でのより厳密な所得の把握が必要となりそうです。


 
平成29年11月15日(水) 「簿記講座終了」 

先週の鳴門商工会議所に続き、
昨日で阿波池田商工会議所での簿記講座が終了致しました。

今年は今までの池田に加え、鳴門でも簿記講座を担当させて頂く事となり、
多い時は週4日で夜講義をさせて頂きましたが、受講されている方々が熱心で、
こちらも出来る限りそれに応えていきたいという思いとなって充実した日々でした。

お陰様で池田での簿記講座を担当させて頂き今年で7年目となりますが、
以前に比べると出題傾向としては実務に近づいてきているように思います。

日商簿記3級での話ですがざっと思い浮かぶだけでも、
ここ数年第5問で財務諸表が出題される事が増えたり、
以前は無かった普通預金という勘定科目での仕訳が出てきたり、
減価償却の計算でも月の途中での取得が出たりといった所です。

資格取得のための学習というのはもちろんありますが、
いかに仕事に役立つかというのも非常に大事な所でありますので、
出題を実務に近づけている最近の傾向は個人的には大賛成です。

試験当日までは限られた日数ですので、
問題を繰り返し解きつつ苦手な箇所をチェックして復習をするのがベストですが、
時間が足りない方は他を捨ててでも仕訳、試算表、精算表(+財務諸表)を解きまくり、
間違えた所を復習すれば第1問、第3問、第5問の80点を目指して勝負出来ますし、
仮に今回落ちたとしても次の2月の試験にはこの努力が生かされるはずです。

あとは合格して喜んでいる姿を何度でもイメージするのも良いと思いますし、
当日ベストの体調で臨めるよう最後は無理をしすぎないのも大事です。
受験される皆様の合格を祈念しております。


平成29年11月 7日(火) 「口座連携」 

前回のブログでスマート取引取込について書きましたが、
先週初めてお客様の所で銀行口座、カード明細の連携の設定をお手伝いしました。

先日のカンファレンスでマニュアルをもらっていたので参考にしつつ、
初めに作動しなかったのでカスタマーセンターに問い合わせたところ、
ブラウザの変更で解決でき、後はトラブルも無く設定が完了しました。

設定完了後しばらくすると期首からの取引が自動で取り込まれていました。
後で取引先や勘定科目のチェックは必要ですが、あまりの早さに感動しました。
これで会計業務の省力化につながればと思っております。

今回はお客様からのご要望で実現しましたが、お客様と言いつつ実は同級生でもあり、
初めて設定を行う事にも理解を示してくれまして非常に有難かったです。
これで経験値を得ましたので次回以降、更にスムーズに出来るかと思います。

もしご興味のある方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談下さい。


平成29年10月26日(木) 「弥生PAPカンファレンス2017秋」 

先日同級生から別件で連絡がありましたが、
ブログを見てくれたようで息子の怪我を心配してくれていて非常に有難く思いました。
まだ痕が残っていますが日常生活に支障が無く、ひとまずホッとしております。

昨日は弥生PAPカンファレンス出席で大阪へ出張しておりました。
手書き、電卓の時代、弥生会計での仕訳入力の時代を経て、
弥生会計では「スマート取引取込」という名称がついていますが、
仕訳自体も自動で取込をして自動化が更に進む時代である旨の説明を受けました。

当事務所でもスキャナを購入してレシートに関しては自動入力を進めておりますが、
ネットバンキングをされている事業所様であれば口座の取込も可能で、
まだまだ使い方次第で更なる省力化を図れると実感致しました。

事例紹介もあり日本でも有名な会計事務所の方が仰っていたのには、
自動化を推進した際に成功するポイントを幾つか挙げられていましたが、
そのうちに経理担当者がしっかりしているという項目がありました。
更に言うと簿記が分かっていらっしゃる方という説明でした。

ここまで自動化が進むと簿記が分からなくてもスムーズにいくのではと思いましたが、
イレギュラーな事も起こりうるので簿記が分かっていないと先に進めないとの事でした。
現在二ヶ所で簿記を教えておりますので受講される方にもお伝えしたいと思いました。

またちょうど前日、口座の自動仕訳を検討されているお客様がいらっしゃったので、
来週設定をさせて頂く予定で、会計業務の省力化にお役に立てればと思います。

スマート取引取込等ご興味がある方はお気軽にメールでご相談下さい。


平成29年 9月13日(水) 「初めての救急車」 

この日曜の夜、息子が自宅で怪我をしてしまい、
かなり痛そうで血も流していたので、救急車を呼びました。

この怪我で救急車を呼ぶべきか、自身で病院を探すべきかと迷いましたが、
119番での電話先の方に行きますよと仰って頂けたので来て頂きました。

以前に友人の子供さんが怪我をして救急車を呼んだ事はありますが、
息子もそうですが私自身も救急車に乗ったのは生まれて初めてでした。

救急隊員の方に連絡頂いたお陰で受入先の病院もすぐに見つかり、
怪我をして30分後には病院での処置も無事に終えられました。
自分で病院から探してとなるとここまで迅速には出来なかったでしょう。

普段から税金に関して身近に仕事しておりますが、
その前に一国民の義務としての負担をしており、
正直に言いますと軽くないなと思っておりました。

しかし救急車も無料で、治療費も子供なので少額でしたので、
救急隊員や医療従事者の方々の仕事ぶりに感謝するとともに、
税、社会保障の必要性、有難みを身をもって実感しました。


 
平成29年 9月 8日(金) 「鳴門初日」

昨日、鳴門商工会議所での簿記講座が始まりました。
午後から大雨が降って欠席者が増えないか心配しておりましたが、
事前に申し込まれていた方のほとんどが来られたように思われました。

初回という事で講座開始時は緊張してしまいましたが徐々にペースをつかめて、
自分なりに準備もしっかりしてきたつもりで及第点はあげられる出来でした。
とは言え夕方開始で仕事帰りで疲れていらっしゃるであろう方も多い中で、
どれだけお役に立てたかは次回以降の出席状況で判断される事となるでしょう。

鳴門には妻の実家があり、ヴォルティスの試合をほぼ観戦しているのでよく行きますが、
仕事で継続的に鳴門を訪れる事となるのが初めてで不思議な感もありますが、
非常に有難い機会ですので二ヶ月間出来る限りの事をお伝えしていきたいと思います。


平成29年 8月17日(木) 「阿波踊り親子デビュー」

徳島市では12日から15日にかけて阿波踊りで大いに盛り上がりました。
まだ昨日辺りは県外ナンバーの車や大きな荷物を持った方も多かったのですが、
既に桟敷は撤去されて徳島の夏は終わったという寂しさがあります。

子供達が阿波踊り好きなので四日間とも阿波踊りを見に行きましたが、
特に今回はモラエス連という連で子供達と初めて練習から参加させて頂き、
12日に西富田・新町児童館から紺屋町にかけて踊りました。

下の子がまだ2歳なので抱っこしながら足だけ踊りましたがそれでも、
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」
というフレーズを実感でき、非常に良い思い出になりました。

また児童館の方々や鳴り物を出して頂いた方々など、
様々な方々の力があって踊る事が出来ると認識できたのも良かったです。

子供達が来年どうしたいかはまだ分かりませんが、
出来る事ならまた参加したいと思います。


平成29年 8月10日(木) 「鳴門商工会議所での簿記講座」 

事務所の周辺では阿波踊りに向けた準備が進んでいて、
夏本番が間近に迫っているのを実感しています。
徳島県のトップを切って昨日から鳴門での阿波踊りが始まり、
妻と息子が早速楽しんできたようでした。

その鳴門で今秋、簿記講座を担当する事となりました。
9月7日から11月6日までの全18回で1回当たり2時間の講座で、
実務の話を交えつつ簿記3級の合格に向けての対策も行います。
初めての方が主な対象ですので極力分かりやすくご説明致します。

会場は鳴門市のうずしお会館という所で、
申込先は鳴門商工会議所で電話若しくはFAXでの申込が可能で、
(TEL:088-685-3748 FAX:088-686-8080)
商工会議所の会員以外の方も受講が可能なようですので、
ご興味のある方がいらっしゃいましたら是非ご参加下さい。


平成29年 7月31日(月) 「スマート取引取込」 

徳島では梅雨が明けて夏本番の暑さとなっています。
今日は阿波踊り会館前で除草作業をされているのを見かけました。
あと十日強で阿波踊り本番を迎える事となるのを楽しみにしております。

以前のブログでスキャナの購入を見送る旨を記載しておりましたが、
思い立って先月に高速で読み取り可能なスキャナを購入致しました。
富士通のスキャンスナップiX500という機種で45,000円ほどでした。

弥生会計のスマート取引取込という機能を実際に利用するためで、
先月、今月と事務所の月次決算、お客様の年次決算で利用致しました。
当初は読み込みもままならず、領収書がスキャナによく詰まってしまい、
これなら導入しなかった方が良かったかも、と心が折れそうになっていました。

しかし先程、事務所の月次決算に利用したら精度が上がっていたように思います。
例えば郵便局のレシートの読み込みが先月はほとんど出来ていなかったのが、
今月は5枚あったレシートを日付、郵便局名、金額が全て合っていました。
仕訳や摘要を登録したのもありますが、前月の半分以下の時間で出来ました。

まだまだ手入力の方が時間がかからないのは間違いない所ですが、
今後更に便利になって事務所の作業効率化に寄与してくれると思いますので、
子供や新入所員を育てる感覚で取り組んでいきたいと思っております。


平成29年 6月 7日(水) 「初めての弥生会計オンライン確認作業」

前回(と言っても二ヶ月以上前ですが…)弥生会計オンライン研修をネタにしましたが、
先日初めて弥生会計オンライン確認等の新規ご依頼を頂きました。

やよいの青色申告オンラインについてはネット上での確認となり、
最近は慣れてきたものの利用当初は戸惑う事も少なくありませんでしたが、
弥生会計オンラインは当事務所のデスクトップ版弥生会計で確認が出来ますので、
今回初めてでしたが他のお客様の確認と同じでスムーズにできました。

6月の初めには当事務所の5月分の仕訳を弥生会計で入力し、
仕訳をやよいの青色申告オンラインにインポートしましたが、
特にグラフで出てくる損益レポート、科目別損益レポートは分かりやすく、
デスクトップ版には無い資料なので重宝しています。

当事務所は弥生会計(オンライン)、やよいの青色申告(オンライン)等、
デスクトップ型、クラウド型問わず弥生の会計製品に対応しておりますので、
申告までの作業はもちろん、月次の確認だけのご依頼もお気軽にご相談下さい。


平成29年 3月30日(木) 「弥生会計オンライン研修」 

先週、弥生会計オンラインの研修を大阪で受講してきました。
今回の確定申告でオンラインを使用されるお客様の申告を初めてさせて頂きましたが、
操作方法等がよく分かっていなくてご迷惑をお掛けしたのが受講の理由です。

今まで弥生のカンファレンス等でもオンラインのデモを見させて頂きましたが、
今回はオンラインの研修という事で今まで以上に理解が進んだように思います。

研修のおかげでそのお客様とのデータ共有がようやく完了し実際の操作も出来ました。
正直レスポンスはまだまだデスクトップの弥生会計の方が上ですが、
初めて会計ソフトを利用される方には画面が分かりやすいと思いますし、
語弊があるかもしれませんが入力していて面白いと感じました。

事務所の会計データをオンラインで入力しようかとも考えましたが、
さすがに作業効率の面で今まで通りデスクトップで行う事としましたが、
デスクトップで入力した仕訳データをオンラインにコピーして、
オンラインしか出せないレポート等を見たいと思います。

あとスマート取引取込も研修で拝見して利用してみたいと思いましたが、
銀行口座はインターネットバンキングが必要ですが月々の手数料が発生しますし、
スキャナがあればレシート等も取り込めますが速度重視で探すと4万円台はかかりそうで、
正直スマート取引取込だけの為に導入するのはコスト面でいかがと思い見送る予定です。
ただし既に上記環境が整っているようでしたら利用しない手は無いと思います。

デスクトップのスピード感を保ちつつクラウドを上手に利用して更なる効率化を図れそうです。
またお客様と会計事務所のデータ共有が図れれば入力ストップしなくてよくなるので、
もしご検討の方がいらっしゃいましたらお気軽にメールにてお問い合わせ下さい。


平成29年 3月16日(木) 「確定申告完了」 

相変わらずブログ更新が滞り気味となっており申し訳ありません。

昨日まで確定申告業務に注力しておりましたが、
お陰様で無事に全ての申告が完了致しました。
今回は全てのお客様の申告を電子申告にて行う事ができましたので、
提出という意味では14日の時点で全て完了しておりました。

有難い事に新規の個人のお客様のご依頼も頂き、
今回初めてのマイナンバー収集で作業がストップする事もあり、
前年以上にタイトなスケジュールとなってしまいました。
一時はギリギリまでかかるかもと思っておりましたが、
大きなアクシデントが無かったのが幸いでした。

今回の申告作業で幾つかの反省点がありましたので、
次回の確定申告ではより効率的にできるよう意識をし、
お客様にも可能な範囲でご協力をお願いをする所存です。

これから残務処理や保留にしていた業務、たまっている書籍や研修出席など、
すべき事は山ほどありますが、コツコツと一つずつクリアしていきたいと思います。


そんな確定申告時期ではありましたが、
今季ヴォルティスのホームゲームは2試合とも観戦できました。

開幕からホーム連勝で長崎戦は後半逆転勝ちとあまり記憶に無い結果で、
両試合とも躍動感に溢れていて内容も非常に良かったように思います。

今年は土曜開催が多く子供の習い事と重なるのが残念ですが、
出来る限りスタジアムに足を運んで応援を続けたいと思います。


平成28年12月27日(月) 「年末」 

月日が経つのは早いものであっという間に2016年もあと数日となりました。
11月終わりから12月にかけて税務調査、石井町商工会での創業塾講師、
新規お客様の決算等で例年以上に慌ただしい年末となりました。

お陰様で12月の業務については既に完了しておりますが、
年末調整業務については昨年に比べ遅れ気味ですので、
正月明けからフルスピードで頑張っていこうと思っております。

今年は妻が育児休業から職場復帰をして年末30日まで仕事なので、
私が子供の面倒をみるべく官公庁と同じ28日が仕事納めとなります。
今日明日は事務所の掃除、整理、年賀状作成など雑務が中心となりそうで、
何とか無事に年を越す事が出来そうで有難い限りです。

相変わらず滞り気味でしたが今年のブログ更新は本日で終了となります。
一年間誠に有難うございました。来年も宜しくお願い申し上げます。


平成28年10月13日(木) 「創業時に必要な税務の基礎知識」 

昨夜、徳島商工会議所で上記題名にて講師を致しました。
ここ数年継続して担当させて頂いていますので勘所はつかんでいるつもりでしたが、
今回は予定より押していましたので内容を省いたり最後駆け足だったりして、
もう少し時間があればとも思いましたが受講された方々のお役に立てていれば幸いです。

特に今年は開業の届出でマイナンバーや法人番号の記載欄が追加され、
個人の書面提出の場合の本人確認、番号確認も必要となっていますので、
その点も少ない時間ながらお伝えできたのは良かったかなと思います。

当日に私自身の開業時の話をしてほしいとリクエストされまして、
時間の無い中で3分ほどお話しさせて頂きました。
こちらはもう少し準備ができていれば良かったのですが、
初年度の売上高が耳に残られた方もいたようで、
やはり数字はインパクトがあるなと再認識しました。

そして明日からは阿波池田商工会議所で週二回、一ヶ月ほど簿記講習が始まります。
上の子が0歳の時からお世話になっていて今回で6回目となります。
去年から範囲が少し変わっていますのでその辺りの対応もしつつ、
しっかりとした準備をして臨みたいと思っております。


平成28年 9月20日(火) 「海外展開支援研修」 

先週土曜からの2日間、大阪で研修を受講してきました。

認定支援機関向け海外展開支援研修(基礎編)というもので、
経験豊富な講師陣からみっちりと学んできました。

ひと昔前であれば海外進出≒中国進出という感覚だったそうですが、
今回は現状で最も注目されている東南アジアを前提にした内容でした。

東南アジアと言ってもそれぞれの国や地域で状況が異なり、
例えばタイでは大量生産の時代が終わってきているとか、
ベトナムは東南アジアでも数少ないTPP参加国で注目度が上がっている等、
個々の国についても詳しく解説して頂き非常に勉強になりました。

また、多くの講師の方が共通して仰っていたのは準備をしっかりする事、
日本での取引以上に出来る限りのリスクを排除しておく事等でした。
日本市場が頭打ちの現状では海外進出にもっと積極的になるべきとも仰っていました。
本年度は海外支援に対して予算も多くなるようで、より充実した施策を図られそうです。

私自身海外経験は無いに等しく今回初めて耳にする内容が多かったので、
移動等での疲れはあったものの2日間集中して興味深く講義を受けられました。
今回の研修を少しでも役に立てられるよう尽力していきたいと思います。


平成28年 9月13日(火) 「創業塾」 

早いもので8月も終わり、9月も半ばになろうとしています。
この夏は家族旅行で宮島へ行き、阿波踊り期間中は見る阿呆にも踊る阿呆にもなって、
日々の業務を進めつつも、夏バテに負けず良い体験ができました。

さて来月の10月12日ですが、「創業時に必要な税務の基本知識」として、
今年も徳島商工会議所で創業塾の講師をさせて頂きます。

一ヶ月を切りましたのでそろそろ準備に取りかかっている所ですが、
去年と比べ今年大きく変わっているのは何と言ってもマイナンバーです。

税務署への提出書類にマイナンバーの記載が義務付けられていまして、
さらに書面での提出の場合は番号確認と本人確認が必要となってきます。

法人番号は公開されていて国税庁HPでも検索できるので漏えいの心配は不要ですが、
個人のマイナンバーについてはその取り扱いを厳重にしないといけません。

今年の創業塾では従来の開業時手続、日々の記帳から決算に至るまでの経緯に加え、
マイナンバーの扱いも短い時間ですができる限り丁寧にお伝えしたいと思います。

創業塾は10月から12月にかけての3ヶ月間、徳島商工会議所で行われますので、
創業を目指される方、将来考えられている方も興味をお持ちでしたら是非ご参加下さい。

平成28年 8月 4日(木) 「本番間近」 

お盆に入ると徳島市中心部が阿波踊り一色となりますが、
街頭には提灯が飾られ、桟敷設営も進んで本番間近を実感させてくれます。

徳島で生まれ育ったので阿波踊りは身近にありましたが、
阿波踊り好きの息子の影響でより身近に感じられるようになりました。
この夏も東新町で開催されていた阿呆連の公開練習にほぼ毎週行ったり、
結婚式で踊って頂いたゑびす連の夏祭りでの踊りも楽しませていただきました。

徳島市では8月12日から15日が阿波踊り期間となり、
市内の宿泊施設は期間中ほぼ満室というのをよく耳にしますが、
少し離れた鳴門市などではまだ空室があるようですし、
14日以降であれば徳島市内でも空室があるようです。

夜の練習や夏祭りなどで既に阿波踊りを楽しんでいますが、
街中が踊り一色となるお盆が待ち遠しい限りです。


平成28年 7月 1日(金) 「月次決算」 

先日、久しぶりに大阪で研修を受けてきました。
テーマは月次決算書の見方・説明の仕方について、
講師は公認会計士の和田正次先生でした。

以前にも和田先生の研修を岡山で受けたことがあるのですが、
内容が更新されているとの事でしたので改めて受講しに行きました。

簡単なところで数字を丸める(例えば1億2345万〜ではなく1億23百万と省く)等、
記憶は曖昧でしたが実践できていることも少なくないと思いつつも有意義な内容でした。

特に重視をされていたのが総資産、売上高、営業利益の3項目で、
総資産は経営資源の量であると同時に経営リスクの量でもあり、
売上高は収入の成果、営業利益は社員全員が関わった利益という説明でした。

上記3点が全て増えていれば会社として成長しているという事でしたが、
動きを現状と変化に着目して以下に経営者に分かりやすく伝えるかを再認識し、
講義でも受講者に考える時間を与えるのが上手で、講師ぶりも参考になった一日でした。


さて今日で平成28年の後半戦がスタートしました。
個人的に関わりのある今日から、が2つありました。

まず国税庁HPで平成28年分の路線価が発表されました。
少し見ただけですが実家の路線価が下がっているのに改めて驚きました。
徳島では割と勢いがある場所で全国平均では上昇したとの事ですが、
未だに徳島では下げが止まっていないということかもしれません。

あと一点、こちらは明るい話題で阿波踊りの有料桟敷席の販売が始まりました。
ずっと阿波踊りにはまっている息子の為に良い席を無事確保する事が出来ました。
今日は夏を思わせる暑さでしたが、徳島の夏本番が楽しみです。


平成28年 6月 1日(月) 「16年目」 

お陰様で本日をもちまして当事務所を開業して16年目を迎えることができました。
御縁を頂いた皆様に感謝し、かかりつけの税理士事務所としてより精進してまいります。
今後とも岡寛之税理士事務所をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

税の世界では消費税率引き上げの2年半延期が正式に首相の口から発表されました。
軽減税率については10%引き上げと同時に改めて導入という事となりそうです。

消費税増税を見越した社会保障充実策は全ては行えないものの、
他での増税で穴埋めも有りうるのかなと危惧しております。

前回ブログで消費税研修受講を迷っていたのですが結局申し込みませんでした。
事務所での業務もあったので判断については正解だったのかなと思います。

税が政治に翻弄されているのか、政治が税(特に消費税)に翻弄されているのか、
ともあれ参院選後に動きそうですので、引き続き動向を注視していきたいと思います。


平成28年 4月18日(月) 「申込むべきか」 

この度の熊本を中心とする地震により被災された皆様、
そしてご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、
お亡くなりになられた方やそのご家族にはお悔やみを申し上げます。

いわゆる本震と言われた16日未明の地震では、
ちょうど寝ようとした時で徳島でも結構な揺れを感じました。
他の家族は全員気付かず寝たままでしたが生きた心地がしませんでした。
徳島でも大きな地震がいつ来るかも分かりませんので準備をしつつ、
被災していない限りは普段通りの生活を続けていこうと思います。

この4月に県外で消費税の軽減税率の研修があり申込を迷っているのですが、
政治的に地震の前から消費税率引上げの延期の空気が漂っていましたので、
現在は政府を初めとして地震への対応が最優先かとは思いますが、
落ち着いた頃には延期への流れが加速するのではないかと思っております。

とはいえこの4月には国税庁から軽減税率制度への通達、Q&Aも出ていて、
延期されたとしても近い将来に軽減税率が導入されるのは確実でしょうから、
今回の研修を申込むべきかどうかますます悩んでいるところです。
地震に比べれば非常に小さな悩みではありますが…


平成28年 4月 7日(水) 「今年度初めての研修」 

昨日は年度が替わって初めての四国税理士会主催の研修でした。
テーマはマイナンバーで、割と基本的な事がメインでした。
税理士事務所としての基本方針策定や取扱規程の整備、
顧問先様との覚書の締結等、既に対応が出来ているものが多かったのですが、
変更点なども含めて良い復習ができた有意義な研修だったように思います。

講師の方が強調されていたのが杓子定規に全事業所が厳密な対応をするのではなく、
各事業所ごとにそれぞれの個別事情を踏まえた対応で良いという事でした。
刑事罰があるのは故意の場合だけですので、神経質になり過ぎなくても良いでしょうが、
とは言え過失の程度によっては損害賠償等の可能性もありますので、
やはり出来得る限りの対応はしておいた方が良いように思います。

職場のレイアウトの見直し、情報システム管理方法の検討などもありますが、
個人情報の漏えいについては3分の2以上が人的な要因と言われますので、
マイナンバー担当者の範囲設定、従業員への教育監督等が最重要かもしれません。
昨年マイナンバーセミナーの講師もさせて頂き、意識の高い方も多いよう感じましたが、
既に制度が始まっていますので、今一度不備等無いかご確認いただければと思います。

話は変わりますが、現在上の子が幼稚園に入る前の春休み中ですが、
まだ保育所に行きたかったようで、今でもお友達の話をしているので、
少しでもフォローをしようと一緒にお昼を食べる等しているのですが、
下の子もいるので楽しいですがまぁ大変です(^_^;)

以前、勤務時代に顧問先の方で子供をお持ちの奥様と話す事があり、
「夏休みで大変ですね」などと会話の流れでよく話した記憶がありますが、
ほんの少しではありますが身に染みて実感しています。
とは言え元気であるが故の大変さなので有り難く自分の役割を全うしたいと思います。


平成28年 3月23日(水) 「真田丸」 

三ヶ月ほどブログを御無沙汰しておりました。
今年の確定申告もお陰様で無事に完了致しました。

残務処理や先延ばしにしていた仕事等にも取り掛かっていますが、
さすがに確定申告時期ほどの忙しさは無く多少落ち付いております。

そんな確定申告時期でも欠かさず見ていたのが、NHK大河ドラマ「真田丸」です。
たまたま初回放送の際にテレビがついていて、何となく見ていると面白かったので、
リアルタイムでは見られませんが、子供達が寝静まってから録画で楽しんでいます。

戦国時代の話はすごく好きで、知識もそれなりにはあると自負しているのですが、
そういえば真田家の事はあまり分かっていなかったなと実感しました。
ただ分からないからこそ楽しみに見られている理由の一つでもあるので、
本などを読みたいのを我慢して敢えて知識を入れないようにしています。

小さな勢力である真田家が戦国の世を生き抜くべく奮闘し、
家族の絆も描きながら、時にユーモアで笑わせてくれる、
そんな真田丸を今年一年楽しみに見ていきます。

 
平成27年12月30日(水) 「仕事納め」 

本年もあと二日ですが、お陰様で無事に新しい年を迎えられそうです。

当事務所は本日で仕事納めとなり、来年は4日から業務を開始致します。
先程、弥生会計を入力して当事務所の12月までの試算表を出してみましたが、
お陰様で当事務所の業績が緩やかではありますが伸びておりました。
プライベートでも二人目の子供が生まれて更に充実出来ているように思います。
来年も感謝の気持ちを忘れず仕事に子育てにより一層励んでいきたいと思っております。

公私ともバタバタしておりまして、
例年にも増してブログ更新回数が減っておりましたが、
来年も引き続き宜しくお願い致します。

平成27年 8月11日(火) 「マイナンバー本番間近」 

この10月から法人、個人ともマイナンバーの通知が始まります。
当面は社会保障、税、災害対策の三分野のみの利用となりますが、
まだ周知が十分ではなく運用開始当初の混乱も予想される所です。

顧問先様を対象にマイナンバー個別無料セミナーのアンケートを実施しましたが、
関心の高い方が多く既に予約を多く頂戴しており、先週初回のセミナーを開催しました。

法人番号についてはインターネット上で公表される事が予定されており、
取扱いについて注意すべき点は特に無いのですが、
個人番号については厳重な扱いが要求されており、
故意の漏洩等については刑事罰が科せられる事となります。

今年の年末調整書類の様式にマイナンバーを記載する欄が設けられますので、
この11月には従業員さんからマイナンバーを聞き取ることが可能となります。
遅くともそれまでには安全管理措置を講ずる必要があります。

顧問先様以外にマイナンバー個別無料セミナーを行う予定はありませんが、
ご希望があるようでしたら検討させて頂きますし、
不明点等ありましたらお答えさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。


本番間近と言えば徳島市の阿波踊りも開幕を明日に控え街の雰囲気も華やかになりました。
明日になると事務所からも鳴り物の音が聞こえたり踊り子さん達がたくさん見られて、
一年で一番盛り上がる徳島を仕事中も間近に実感できる事と思いますし、
阿波踊り好きの息子に四日間付きあう事になるのでプライベートでも堪能できそうです。


もう一つ本番間近と言えば税理士試験、社労士試験も追い込みの時期です。
税理士試験は以前は8月初旬だったのですが今年はお盆明けに変更されたようで、
追い込みをかけたい社会人の方には有利となる可能性もあるのかなと思います。

この所、当ホームページで税理士、社労士の受験生と思しき方の検索が増えているようで、
合格した際に拙い文章ですが熱い思いで書いた合格体験記を載せておりますので、
(特に社労士は初年度足切りに泣いた分、より熱く書きました!)
一つでも参考にして頂き、合格という最高の結果を手にして頂きたいと祈念しております。


平成27年 7月 6日(月) 「しあわせ」 

先週の事ですが、七夕が近いので、息子が保育所から短冊を持ち帰っていました。
「何か書きたい?」と聞くとしばらく考えた挙句、一言「しあわせ」と。

「幸せになりたい」ではなく「(今)幸せである」という解釈を勝手にして、
妻共々非常に嬉しく思った次第で、そのまま「しあわせ」と書いて笹に飾りました。

後日よくよく理由を聞いてみると、時季的なものが大きいのですが、
「阿波踊り(の練習)がいっぱい見られるから幸せ!」とのこと。

阿波踊り熱が二年続いている息子らしい一言で苦笑いもしましたが、
理由はともあれ幸せを感じてくれているのは親としても非常に有り難いですし、
当事務所の経営理念通りにもなっているのかも思うと嬉しくもありました。

明日の天候は夜空を見上げるには不向きな予報。
梅雨なので仕方の無い事ですが、雲間からでも星空を見られればと思います。


平成27年 4月24日(金) 「ゴリラが…」 

昨日は阿波観光ホテルにて太田達也先生の法人税等研修でした。

平成27年3月期に係る税務申告の総合解説という事で、
生産性向上設備投資促進税制、中小企業投資促進税制、所得拡大促進税制など、
法人税や消費税の実務上の留意点について5時間受講しました。

講師の太田先生はセミナーでもよくお見かけし、多数の著書も出されている方で、
非の打ちどころの無い講義内容で、講師ぶりも含めて大変勉強になりました。
これから本格的になる3月期決算法人の申告にも参考になる事が多く有意義でした。

さて、昨日のセミナーの帰りに徳島駅近くの旧チャーリーのビルで、
ゴリラのオブジェ?の作業している方々を見かけたのですが、
今日の出勤途中で見たらゴリラ自体が無くなっていました。

どうもビル自体が解体されるようで、普段は少し気に留める程度でしたが、
はなはるフェスタの際に息子と「ゴリラがいるよ」なんて話をしたばかりでしたので、
実際に無くなってしまうと少し寂しいものがありますね。


平成27年 3月26日(木) 「経営理念」 

当事務所では、昨年から内々で経営理念を作成しておりました。
全部で7項目ありますが、そのうち一番の核となる一文を今回公表させて頂きます。

トップページ、業務内容にも掲載致しましたが以下の通りとなります。
「かかりつけの税理士事務所として、縁ある方々の幸せに寄与する」

特に誰かに相談をする事は無かったのですが、幾つか参考にさせて頂き、
何度も声に出して読みながらしっくりくる文言に何度も作り直して完成に至りました。
二人の子供の名づけ同様、手前味噌ですが良いものが出来たように思います。

名前は基本一生ものですが、経営環境は刻一刻と変化するものでありますので、
見直しが必要となれば経営理念をその時のベストなものに変える柔軟性も持ちたいです。


平成27年 3月19日(木) 「因果応報」 

前回ブログから4ヶ月以上経過し、大変御無沙汰しております。

年末調整に始まり12月決算法人の申告、確定申告業務等もあり、
年初から3月中旬にかけて一年でも繁忙期となる時期でしたが、
お陰様で無事に終了する事が出来ました。

縁あって顧問させて頂くお客様が増えた上に第二子となる長女の出産もあり、
2月3月の繁忙期を乗り切れるかどうか開業後最も不安になりましたが、
義母の助けもあり仕事に注力する事が出来ました。

残務処理等ありますが、子供との時間を確保できそうなのでしっかり子育てに参加し、
四国ダービーは観戦できませんでしたがヴォルティスもまた観に行きたいと思います。

さて、昨年末から現在にかけてよく実感するのが「因果応報」です。
良い行いをすれば良い報いがあり悪い行いをすれば悪い報いがある、という意味ですが、
今回改めて調べてみて、もともと仏教語であると初めて知りました。

守秘義務等もあって詳細についてはお話しする事は出来ませんが、
自分や周りでも分かりやすく善悪とも報いが出ているなと感じる事が多かったです。
できうる限り良い行いをしていきたいと感じた今日この頃であります。


平成26年11月 9日(日) 「相続税研修(備忘録)と簿記講習終了」 

6日の木曜、岡山で「相続税申告実務の勘所」という研修を受講してきました。
講師である笹岡先生の研修は徳島でもよく受講させて頂いていますが、
今回、日程的には厳しかったのですが参加させて頂きました。

前半は名義預金の話を中心にお話しされました。
一つは故人が生前に子供や孫にお金を贈与したつもりになっていても、
実際は贈与をできていなくて、相続税を課されてしまうというケースがよくあります。
現預金の贈与については契約書の作成、実際の通帳管理やお金のやり取り等、
既に何度か聞いている内容ではありましたが、幾つかの注意点を教えて頂きました。

来年から相続税実質増税で贈与に対する関心が高まっていますが、
安易な形ではなくしっかりした対策をもって贈与をしていく必要があります。

後半では雑種地、広大地の評価について述べられていました。
雑種地の評価は宅地や農地等とは評価の単位が違うこと、
広大地の評価は現状では評価単位、面積要件が厳密に適用されていること等、
テキストや実際の裁決事例等を用いて分かりやすく説明いただけました。

そして7日の金曜は、4年目となる阿波池田商工会議所での簿記講師最終日でした。
今回は今までで最も多い方々に受講して頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
日商簿記検定まであとわずかですが、受講して頂いた方々の合格を願ってやみません。
徳島池田間の往復、講義内容の準備等、通常業務との並行は楽ではありませんでしたが、
来年以降は分かりませんが縁ある限り必要とされる限り続けていければと思います。


平成26年 9月 9日(火) 「生産性向上設備投資促進税制(備忘録)」 

本日は四国経済産業局の生産性向上設備投資促進税制の説明会に出席しました。
先程高松から戻ってきましたが、一昨日家族で訪れていたので二日ぶりでした。

お昼頃に着いたので近くのセルフうどん店で昼食を頂きました。
もちろん非常に美味しかったのですがここだけの話、徳島も負けてないかなと思いました。
とは言えせっかく香川まで来たのでお土産に山田家のうどんを購入しました。
自宅にて美味しく頂こうと思います。

上記税制は既に今年の1月から施行されていますが、
改めて説明を聞いて非常に分かりやすかったです。
以下にほんの一部ですが備忘録として箇条書きにてまとめておきます。


当制度の適用期間は平成26年1月20日から平成29年3月末日まで。

平成28年3月末までは即時償却又は税額控除5%。
平成28年4月1日以降は特別償却50%又は税額控除4%。
(双方とも中小企業の場合、法人税の20%が限度)

届出先は原則として設備の導入場所の最寄りの経済産業局だが、
特例として複数設備等の場合に本社所在地管轄の経済産業局となるケースもある。

基本的には生産等設備を構成するものが前提であるが大きく分けて、
先端設備(A類型)と生産ライン等の改善に資する設備(B類型)の二種類がある。
A類型は固定資産の用途に制限があるが、B類型はほぼ全ての固定資産が対象。

中古設備、賃貸資産、海外使用、生産等設備に該当しないものは適用対象外。

それぞれの資産ごとに取得価額要件があり、原則1台の取得価額で判定するが、
工具器具備品、建物附属設備、ソフトウェアに関しては合計額での適用も可。

中小企業者等に該当すれば、対象拡大や要件緩和、
中小企業投資促進税制の上乗せ措置が選択できる等の優遇措置あり。

A類型の場合、最新モデルである設備が対象で、
かつ生産性が年平均で1%以上向上しているものであること。
あくまで比較するのは同一メーカー内での新モデルと旧モデルのみ。

B類型の場合、年平均の投資利益率が15%以上と見込まれる設備が対象。
中小企業の場合は5%と見込まれるもので、双方とも経済産業大臣の確認済のもの。

A類型の証明は取得の前後を問わないが、B類型は取得前の確認が必要。
A類型の証明はメーカーから、B類型は税理士等の事前確認後、経済産業局へ申請。


平成26年 7月24日(水) 「浦和レッズ戦」 

昨日、鳴門・大塚ポカリスエットスタジアムにて徳島ヴォルティスの試合を観戦しました。
相手の浦和レッズは現在首位で、6試合連続無失点というリーグタイ記録中でもありました。

結果としては2-0で完敗で、7試合連続無失点のリーグ新記録を作られましたが、
記録はともかく、個人的にそこまで負けた感はしませんでした。
もちろん個々の能力やプレーの精度には大きな差があったのは事実ですが、
W杯前に比べるとチームとしてやりたい事が出来ていたからかもしれません。

浦和レッズの応援を生で始めてみたのですが、感動さえ覚える壮観さでした。
開始直前に到着し浦和レッズ側のバックスタンドに回されて近かったこともありますが、
一人ひとりの声量、拍手の音がより大きく迫力があり、かつ統一美も感じました。
よく声を出して応援をと聞きますが、これは選手たちにも力を与えられると納得しました。

昨日の帰りは試合終了後30分以上してから鳴門を出発しましたが、
それでもあちこちが渋滞をしていて、裏道から鳴門病院の前を通って帰りました。
徳島や香川ナンバーのレンタカーに乗った浦和サポを何台か観ましたし、
近くのファミレス等飲食店にも普段以上に駐車台数が多かったように思いました。

一般的にみれば徳島ヴォルティスは降格確実と思われていますので、
逆にJ1クラブのサポーター達に「今年徳島に行かないと来年行けない」と、
自虐的ではありますが多くの方々に鳴門や徳島に訪れて欲しいと思います。

とは言え月一以上の頻度で数百人以上が県外から来てもらえるのはJ1だからこそで、
ヴォルティスには何とか頑張ってもらって奇跡の残留を果たしてほしいと思っています。
ドウグラス選手の移籍は寂しいですが、これも諦めていないからこそと信じています。

また、少し前のFC東京のサポーターを見てもそう感じましたが、
アウェイの地で試合と観光を楽しんでいるのを微笑ましくも思いました。
子供が大きくなったら家族旅行がてらアウェイの地を巡ってみたいと思っています。


平成26年 5月23日(金) 「16球団」 

アベノミクスの成長戦略の一環として、
プロ野球を現行の12球団から16球団に拡大する構想があるそうです。
地域活性化を目的として、プロ野球球団の無い地域に創設するという案で、
北信越、静岡、沖縄と並んで四国も候補地として挙がっているそうです。

四国ですと坊っちゃんスタジアムのある松山が本拠地になる可能性が高そうですが、
出来る事なら四県持ち回りで主催ゲームを開催してくれると非常に有り難いです。
徳島ですとJAアグリ阿南スタジアムがプロ野球開催可能と聞いた事がありますが、
松山に行くよりは近いので現地での観戦機会も増えると思いますし、
個人的にも贔屓の球団である横浜から乗り替える可能性が高いです。

四国には高校野球で名の通った高校が幾つもありますし、
独立リーグもあり大きくない市場規模でも野球を応援する下地はある筈です。
プロ野球全体としてのレベル低下を懸念する等の意見もあるようですが、
拡大路線をとったJリーグが地域密着等で成功と言えると思いますので、
そういった面でも個人的には大賛成です。

16球団を2リーグにするには移動も大変でコストがかかりますので、
地域ごとに4リーグにして、交流戦を現行よりも多めに設けて、
各リーグ首位4チームプラス2位のうち2チームくらいでプレーオフ、
という形が良いのかなぁと何となく思いつきました。

様々な困難はあるかと思いますが、是非実現をして欲しいです。
野球ネタを書いたら久々にインディゴソックスの試合を観に行きたくなりました。


平成26年 5月 2日(金) 「消費税研修(備忘録)」 

先月の24日に熊王先生の消費税研修会に出席しました。
簡易課税と税率アップ、平成26年度改正についてでしたが、
基本的な所から細かい所までしっかりと学ばせて頂き、ためになる一日でした。

現在検討が進められている消費税の軽減税率についての話もありましたが、
他の国では廃止の傾向にあるようで、現在の日本の議論は逆行しているとの事でした。
もし軽減税率が導入されれば簡易課税の業種区分で更に細分化が必要となり、
財源の問題(仮に食料品5%とすると約2.5兆円税収減(消費税率1%に相当)との試算)、
対象品目の線引きの難しさや事務負担増もあり、個人的にも反対の思いを強くしました。

国際電子商取引等に対する消費税の課税のあり方についてもお話がありました。
BtoB取引とBtoC取引で申告納税方式が異なる方向で検討がされていますが、
税負担の不公平が言われて久しいですので、良い形での導入がなされればと思います。

また法人税率引き下げ議論にも話が及びましたが、
代替財源が幾つか検討されている中、今朝の新聞でも記事で掲載されていましたが、
中小企業の繰越欠損金の利用制限については廃案を切に願っています。

その日のうちに復習はしていたのですが、主な内容を備忘録として掲載させて頂きます。
箇条書きで分かりづらいかと思いますが、何かしらの参考になりますと幸いです。

1.簡易課税制度

平成25年に消費税課税事業者となった場合、
平成26年9月30日までに簡易課税の選択届を提出すれば、
平成27年と平成28年の強制適用期間のみ、旧法の業種区分で良い。
(平成27年以降課税区分が変更となる不動産業、金融保険業が対象)

簡易課税制度選択届出書は課税期間前に提出する事が原則だが、
新規開業、相続、合併、吸収分割の場合、その課税期間中の届出でOK。
ただし、新規開業以外は課税期間中途で課税期間となる場合に限る。

簡易課税を選択すると最低2年は拘束されるが、
簡易課税を取りやめた後の本則課税については2年継続の拘束なし。

新設法人の場合、設立事業年度が1年未満のケースが多いので、
第1期目に簡易課税を選択した場合、4期目以降で無ければ本則課税に変更できない。
(場合によっては課税期間の短縮を受ける事で期間を短くすることも可能)

課税事業者選択届出書を提出した事業者で、
課税選択の強制期間中に調整対象固定資産を取得した場合には、
第三年度の課税期間において課税売上割合の著しい変動したか否かの判定強制。

新設法人等が後に簡易課税制度の適用を受けようとする場合でも、
課税事業者としての強制適用期間中に調整対象固定資産取得等をしている場合、
簡易課税選択届出書の提出がなかったものとみなす規定あり。

天災、火災等のやむを得ない場合、簡易課税の届出に係る特例承認申請をすることで、
特別に事後であっても簡易課税制度選択(不適用)届出が可能となるケースあり。

2.簡易課税の業種区分

卸売業の「他の事業者」には、国、地方公共団体、公益法人等も含まれる。

問屋で販売するものであっても、購入者が消費者であれば小売業として第2種。

日本標準産業分類を援用しているのは第3種と第5種(改正後第6種も)。

原材料等を無償支給されて製造する場合、加工扱いとなり第4種に。

板金の販売業者が単に縦横に断裁する行為は軽微な加工扱い、
注文等により特定の形に切断等する行為は製造行為として第3種。

食料品の小売店舗が仕入商品を切る、刻む、つぶす、挽く、たれに漬け込む、
混ぜ合わせる、こねる、乾かす等の行為は軽微な加工に該当。
一方、加熱した場合には製造行為として第3種。

鰻の卸売業者が鰻をさばいて小売業者に販売するのは軽微な加工。
串に刺して小売業者に販売した場合は製造行為として第3種。

ピザの販売店で店内の飲食は第4種、テイクアウトは第3種、宅配は第4種。
ただし飲食設備の無い宅配専門業者の場合、宅配であっても製造小売業として第3種。

旅館業で部屋に備え付けてある冷蔵庫内の飲物の売上高は第4種、
廊下に設置してある自動販売機の飲物の売上高は第2種。

3.消費税率引き上げに伴う資産の譲渡等の適用税率に関するQ&A

売上側は5%、仕入側は8%と認識した取引について、
外税方式で事業者間で収益費用の計上基準が異なる場合については、
売上先が発行した請求書で適用された税率(5%)を使用して良い。
(ただし、消費税法の規定に沿っている場合に限る)
一方、販売価格が内税方式の場合は仕入側は8%での認識で問題無いと思われる。

保守サービスの年間契約で、例えばH26.3.21〜H26.4.20の期間については、
役務提供完了日である4月20日時点の税率(8%)での適用が認められる。

今回の消費税率アップについて、経過措置の適用があれば5%の課税、
経過措置の適用が無ければ8%の課税で、選択適用の余地はない。

所有権移転外ファイナンスリース取引において賃借料処理をしている場合、
消費税の控除方法は一括控除、分割控除どちらかの選択ができる。
ただし資産計上した場合には分割控除できない。

建設仮勘定として経理したものについても、課税仕入れ時の仕入税額控除が出来るが、
手付金等の支払はあくまでも前払いなので、完成時に初めて仕入税額控除できる。

4.任意の中間申告制度

直前期の消費税(国税部分)の年税額が48万円以下であっても、
中間申告対象期間中に届出をした場合には、中間申告をする事が出来る。
全課税期間実績、仮決算どちらによる申告でも認められる。

簡易課税等のような2年縛りの規定は無い

中間申告書を提出せず納期限までに納税しない場合は、とりやめたものとみなされるが、
中間申告書を提出し納期限までに納税しない場合は、延滞税が課される場合がある

5.旧規則22条1項の経過措置の復活

総額表示義務の適用対象となる取引で、外税方式で本体と消費税を区分決済した場合、
別途受領した消費税等から課税標準額に対する消費税額を計算できる。


平成26年 4月12日(土) 「出会いと別れ」 

春は出会いと別れの季節である、とはよく表現されますが、
子供が年度替りでこの4月から保育所が変わったので、
異動も卒入学も無い私にとって久々にこの言葉の意味を実感させられました。

この3月までは乳児保育園に通っていて、
先生方にも良くして頂いたお陰で順調に育っていて、
昨年12月辺りから一気に言葉が増えて、お話も上手になりました。
もともと2歳の年度末で卒園する事は分かっていましたが、
保育園の先生やお友達の名前も一杯話せるようになっての卒園で、
子供もいつも保育園に行くのが楽しそうだったので、
親としても嬉しいけど寂しく切ない複雑な感覚になりました。

とは言え、子供にとっては大きく環境が変わるので、
感傷に浸るくらいならその分子供へのフォローをとも思っています。
実際、新しい保育所では時々涙を浮かべる事もあるようですが、
幸い先生方に良く見て頂いているようで概ね楽しく過ごせているようです。
前の保育園から一人一緒の子がいるので、その辺も救いではあります。
今はまだ「新しいお友達出来た?」と聞いてもその子の名前を出してきますが、
最長で4年通う事になるので、これから楽しい思い出を一杯作ってほしいと思います。

前にEテレの「すくすく子育て」で「子育ての究極の目標は子離れである」
という言葉を聞いて頭の中では非常に納得しつつも寂しい思いにもなりました。
最終的には死という別れが訪れますが、それ以外にも別れがあるのかもと。
40を過ぎての子なので非常に甘い父親なのかもしれませんが、
あまり子供にこうなって欲しい、という思いは押しつけ過ぎず、
大人になってお酒を酌み交わせる関係になれば良いか位の感じで、
今は出来る限り楽しく笑って過ごしてくれるよう子育てできればと思っています。


平成26年 4月 9日(水) 「阿波とくしま商品券」 

仕事面で2月から3月中旬にかけて、12月決算法人、所得税確定申告業務等、
家庭面では子供が3月で乳児保育園を無事卒園し、4月から新しい保育所に変わった為、
どうしてもブログ更新を後回しにしてしまっていました。

徳島でもつい先日まで冬の寒さが残っているように思っていましたが、
桜が満開となったと思ったらはや散りつつあり、桜の花びらがあちこちに落ちています。
ただ、眉山を見ると所々に桜色が残っていて、あと数日桜を楽しめそうです。

昨日、プレミアム付きの阿波とくしま商品券を徳島商工会議所で購入してきました。
私は最大の5セットを購入しましたが、5万円分で5万5千円の買い物ができます。
もともとは4月1日に佐古へ行く用事があったので、JA会館で購入する予定でしたが、
9時前くらいで既に長蛇の列となっているのを見て断念していました。
昨日も購入する列が3列ありましたが、それぞれ10人以上並んでいました。

取扱店舗の一覧を見ましたが、思った以上に店舗数が多い印象でした。
事業者側からすると商品券1,000円につき21円の事務手数料を控除されるので、
地元のお店で使用するのは気が引けるのですが、せっかくの消費税対策施策ですので、
微々たるものですが景気対策に貢献できるよう使用していきたいと思います。


平成26年 1月31日(金) 「消費税の価格表示」 

消費税率8%への引き上げまであと二ヶ月ほどとなりました。
商品によっては既に駆け込み需要も出てきているようですが、
事業者としては商品価格の店頭表示の問題があります。

表示の問題については、事業者が対象とされていますが、
消費税の課税事業者のみならず、免税事業者も含まれています。
ですので「うちは消費税がかかっていないから関係ない」では済まされません。

また表示規制の対象となるものは消費者向けのみならず、
事業者向けのカタログ、パンフ等も該当しますので、
以下に禁止されるような表示は消費者向け、事業者向けともNGです。
禁止される表示、禁止されない表示の主な具体例は以下の通りです。

禁止される表示の具体例
 「消費税は転嫁しません」
 「消費税はいただきません」
 「消費税は当店が負担しています」
 「消費税率上昇分値引します」
 「消費税分、次回購入に利用できるポイントを付与します」

禁止されない表示の具体例
 消費税との関連がはっきりしない「春の生活応援セール」
 たまたま消費税率引き上げ分と一致するだけの「3%値下げ」


一方、平成25年10月から平成29年3月までの期間限定で、
ここ数年認められていなかった店頭での税抜表示が認められています。
認められないケース、認められるケースの主なものはそれぞれ以下の通りです。

認められない表示の具体例
9,800円(税込10,584円) ※税込価格表示の文字の大きさに問題がある場合
9,800円(税込10,584円)※背景の色との対照性に問題がある場合

認められる表示の具体例
9,800円(税抜)
9,800円(本体価格)
9,800円+税
9,800円(税込10,584円)

個々の値札に税抜価格のみの表示をし、別途店内の消費者の目のつきやすい所に、
「当店の価格は全て税抜価格となっています」といった掲示も認められます。
ただしレジの周辺のみ等、商品選択の際に認識できない場合は認められません。


来週はある商工会議所で消費税のセミナー講師をさせて頂きます。
これから消費税増税に向けた動きが本格化してきますので、
しっかりとした対策を取れるよう、微力ながらお手伝いができればと思っております。


平成25年12月10日(火) 「徳島ヴォルティスJ1昇格!」 

一昨日の12月8日、国立競技場でJ1昇格プレーオフ決勝を京都サンガと戦い、
見事に2対0で徳島ヴォルティスが勝利し、来季のJ1昇格を果たす事ができました。

子供が小さくて国立まで連れて行く勇気が無かったので、
鳴門のポカスタで家族全員パブリックビューイングでの応援でしたが、
序盤完全に押されながらも凌ぎ切っての勝利に鳴門も大盛り上がりでした。
鳴門で見ていても現地の応援は京都より徳島の方がより大きく聞こえ、
チームに大きな力を与えられたのではないかと思いました。

ホーム最終戦の岡山に勝てた事は非常に大きかったと思います。
一昨年の最終戦でJ1昇格を阻まれた試合がトラウマとして残っていたのですが、
宮崎選手の技ありのゴールもあって勝利し、払しょくされたかなと思います。
その後も最終節の長崎戦も勝てないと終わってしまう非常に厳しい戦いでしたが、
小林監督のここぞの采配がズバリ的中したこともあり勝利する事が出来て、
プレーオフ初戦を鳴門で戦える幸運を手繰り寄せたのも大きかったかもしれません。

昨日の謝恩会ではfacebookにも載せましたがアレックス、ドウグラス両選手、
あとは高崎選手、橋内選手とほんの少しですがお話しすることができました。
また最後にお土産を渡してくれたのがヴォルティスJ初ゴールの大島さんだったので、
思わず握手を求めてしまいましたが快く応じて頂きました。
多くの人が集まり、報道陣も今までで一番多かったように思います。
お陰様で幸せなひと時を徳島を愛する多くの人と共にできました。

20年ほど前、当時は東京で会社勤めをしていたのですが、
徳島支店の同期から「徳島出身なら地元にJリーグチームを作る署名に協力して」
と言われたのがヴォルティスを初めて知ったきっかけでした。
都合60人ほどの署名を集めたのですが、その際はJリーグ加盟断念となりました。
その後十年ほどが経過した2005年にJ2に参入する事が出来ましたが、
そういった意味で新しいチームのように思われる節もありますが、
遅れてきた新人という表現の方がしっくりくるかもしれません。

現在日本代表で活躍している柿谷選手が徳島移籍初戦のヒーローインタビューで、
「一緒にJ1に上がりましょう!」と言ってくれたのが、J1を本気で意識した最初ですが、
J断念やJ2参入後の3年連続最下位の頃を思うと、こういう日が来た事が夢のようです。
謝恩会後に昨日開店したヴォルティスサポの集まるサムライというお店にお邪魔して、
そこでお話させて頂いた中でナビスコ杯を戦う事が出来るというのもワクワクしました。
もちろんリーグ戦とは別ではありますが、J2でナビスコ杯は蚊帳の外でしたので、
平日開催とは言えこちらも見てみたいという気持ちで一杯です。

来年はJ1という舞台で一番下のいわば降格候補本命であるかもしれませんが、
徳島が一丸となってJ1残留し定着できるよう、私も微力ながら支援していきます。
まずは会費の値上げがあっても今まで通りもしくはそれ以上の支援を続けることと、
来季も出来る限りスタジアムに足を運ぶことを続けていきます。


平成25年11月13日(水) 「第135回日商簿記3級私的予想」 

昨日、無事に阿波池田商工会議所での実務簿記講習を終える事が出来ました。
今回も受講された方々に真剣に講義を聞いて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

講義の中で出題傾向等を踏まえ本試験の予想を立てたのをこちらでも載せてみます。
最終的には自己責任でお願い致しますが、何かの参考にして頂けますと幸いです。


第1問

今回もほぼ確実に仕訳問題5問かと思います。
まず、2,3回に1回の割合で出る頻度の高い項目は以下の通りです。
この辺りは基本ですのでしっかり押さえておく必要があります。

  商品売買、手形、前払金前受金、仮払金仮受金、資本金引出金

次に個人的に今回注意しておきたいと思う項目としては以下の通りです。

  諸掛、当座借越、貸倒損失、償却債権取立益

前半2項目については前回、前々回と連続して出題されており、
後半2項目については今年度の出題区分表改定の内、3級分で記述のあったものです。
可能性は高くないかもしれませんが、目を通しておきたいところです。


第2問

各種補助簿、商品売買諸勘定記入のどちらかが出るかと思います。
一つに絞るのは難しいですので、一通り書けるようにしておいた方が良いです。


第3問

ほぼ試算表問題で間違いないかと思います。
仕訳などの間違いをしないのはもちろんですが、
合計、残高等で記入する金額を間違えないように気をつける必要があります。
折角正しく仕訳をしていてもほぼ無得点となりかねませんので…


第4問

伝票、勘定記入のどちらかが出題されると思いますが、
余裕があれば訂正仕訳も見ておいた方が良いと思います。


第5問

決算整理事項を絡めた精算表作成問題で間違いないかと思います。
ここ10回ほど精算表文章問題ですので、今回もその可能性は高いですが、
余裕があれば精算表推定問題、貸借対照表・損益計算書問題も押さえたい所です。


無難な予想かもしれませんが、一つ言えるのは前回の出題者の方が、
受験テクニックを好まず、簿記の本質を問う出題をされているという事です。
前回出たから連続で出たから今回はなし、という考えも通用しないかもしれません。

また特徴的なのが過去の本試験で「預金=当座預金」という出題がほとんどであった中、
あえて前回の第1問の仕訳問題で「普通預金」を回答とする問題があった事です。
過去問題を多く解いた方だと機械的に当座預金として間違えた方もいるかもしれません。
(とは言え問題を数多く解く事が合格への近道である事に変わりは無いと思います)
問題文を丁寧に読むという事も普段以上に求められているように思います。

また前回のすべての取引のうち一番難しい仕訳だったのは一番初めの問題でした。
全体を見通して解きやすい問題から解くという冷静な判断力も必要だったように思います。

あとは本番までの学習面や体調面、精神面等の周到な準備は言うまでもありませんが、
本番の2時間を目一杯使って合格を勝ち取るという強い意志が必要だと思います。

末筆ではありますが受験される皆様の合格をお祈り致します。


平成25年10月 2日(水) 「8%決定」 

昨日の夕方、安倍首相が会見を開き、
消費税率を予定通り来年4月から8%への引き上げを表明しました。

質疑応答の途中まで会見を見ていましたが、
首相の郷里でもある長州藩が巨額の財政赤字に苦しんでいた江戸末期に、
増税と同時に新産業育成を果たしたという箇所に一番力が入っていたようでした。

消費税増税とともに投資や雇用等に対して積極的に経済対策をするとの事ですが、
直接的に地方の中小企業への恩恵というのはあまり多く無さそうですので、
回り回って地方の中小企業にも景気回復が実感できればと思います。

復興特別法人税は前倒しでの廃止を検討するとの事で、
こちらは年末にかけて議論されることになろうかと思いますが、
個人的には復興特別所得税の方も廃止して欲しいと思っています。

顧問先様から頂戴する顧問料から源泉所得税を差し引かせて頂いているのですが、
復興増税分だけ半端な税率となり1円単位まで請求額が発生する事があります。
なんとかキリの良い数字にできないものかと請求書を作成するごとに思います。
もちろん別の形で復興にかかるべき応分の負担はもちろんすべきと思っています。

消費税率10%への引上げについては時期を見て判断をするとの事で、
それまでに軽減税率についての議論を進めるとの発言がありました。
軽減税率を採用したいという思いの強い政治家や業界団体も少なくありませんので、
10%時の軽減税率は個人的には反対ですが今後の議論を見守りたいと思います。

増税について9分9厘予定通りであろうと予測できていましたので、
税理士として経過措置、表示の問題、転嫁対策等の周知、対応していく一方、
一消費者の立場としては相応の痛みは致し方ないと思っております。
並行して行う経済対策が真に日本の再生を図るべく実行される事を切に願います。


平成25年 9月 5日(水) 「住宅関連税制とすまい給付金」 

昨日の午前中、国交省主催のセミナーを受けてきました。
内容はお題の通りですが、国交省が主催されていたという事で、
すまい給付金に関する説明に重点が置かれていたような印象でした。

個人的にすまい給付金はあまり分かっていなかったので、
概要がつかめた気がして、大雨の中でも行った甲斐がありました。
以下に個人的な復習、備忘録を兼ねて箇条書きで要点を記しておきます。

 ・ 住宅ローン減税等の減税処置+すまい給付金で増税分をほぼ埋められる

 ・ 住宅ローン控除は所得税、住民税とも増税後に控除枠が拡充

 ・ ローン利用無の長期優良住宅、低炭素住宅の減税措置も控除枠が拡充

 ・ すまい給付金は登記上の持分所有者で居住者が給付対象者
  例えば夫婦共有であれば夫婦双方が給付対象者となり二人とも手続が必要
  逆にお金だけ出して一緒に住まない親のようなケースは対象外

 ・ 住宅ローン控除等、すまい給付金とも適用対象期間は平成29年12月まで

 ・ すまい給付金の給付額は、収入によって限度額が変わるが、
  概ね年収400万円以下であれば限度額が30万円(税率8%時。10%時は50万円)

 ・ すまい給付金の給付額の計算基礎は都道府県民税の所得割額で、
  例えば引渡時期が平成26年7月から平成27年6月であれば平成26年度住民税分で、
  所得税等で計算するところの平成25年の収入を基準として算定される。
  また引渡時期が平成27年7月から平成28年6月であれば平成27年度住民税分で、
  平成26年の収入を基準に算定され、7月1日を基準に対象年度が変わる。

 ・ 住宅ローンを利用していない50歳以上の方でも他の要件満たせば給付可能
  年齢的に住宅ローンを組みづらく、住宅ローン控除も受けにくい層に対応との事。

 ・ 基本は住宅取得者自身が申請をするが、住宅事業者等の代理申請も可能
  住宅事業者の給付金代理受領も出来るが、要件等厳しいため利用しづらい

 ・ 店舗兼用住宅も要件を満たせばすまい給付金を受けられる。

それにしても昨日は物凄い雨でした。
駐車場が無いという事で自転車で会場の徳島県教育会館へ足を運んだのですが、
あまりにびしょ濡れになったので一旦自宅に帰って着替えました。

そして簡単に昼食を自宅で済ませ出ようとしたところ自宅周辺が冠水していて、
自宅は大丈夫だったのですが車が出られず、やむなく徒歩で事務所に戻りました。

大変な雨に振り回された昨日でしたが、やまない雨は無いとは上手く表現したもので、
今日の徳島は雲間から日差しも出て、風が涼しく秋の気配が感じられます。


平成25年 7月18日(木) 「テナント賃料の消費税経過措置」 

今回も消費税の経過措置について軽く書かせて頂きます。

前回、9月までの契約で消費税率5%となるものについて触れましたが、
テナントの賃料などの「資産の貸付け」についても9月までの契約で、
契約期間中は5%の消費税率が適用されるケースがあります。

条件としては主として以下の2点を満たす必要があります。
 @ 貸付期間、期間中の賃料が定められていること
 A 契約上、賃料の変更ができる旨の定めがないこと

上記@について、基本的に年額、月額などを定める必要があり、
売上に対して何%、その年の固定資産税の何倍などといった場合は該当しません。

上記Aについて、
「消費税率の改正があった時は改正後の税率による」旨の定め自体は、
「賃料の変更ができる旨」には該当しない事とされていますが、
実際に来年4月から8%分の消費税を店子さんから徴収すると、
賃料変更扱いで来年4月以降は徴収した通りに8%の消費税率が適用されます

うちの事務所の賃貸借契約を確認してみたのですが、
「物価の変動等により〜何時でも改定できる」旨の定めがあったので、
上記Aに該当しないため、このままですと来年4月から8%の適用となります。

賃料の変更ができる旨の定めがある契約が多いかと思いますので、
原則通り来年の4月から消費税8%がかかる賃料のケースが多いかもしれません。

また、9月までに契約をしたものの、10月以降に契約の変更があった場合、
前回ブログの家を建てる場合の契約金額変更については、
変更(増額)部分のみ8%で、元々の契約部分は5%適用となるのですが、
テナント賃料の契約金額変更については賃料全額について8%適用となります。

消費税率の引き上げ等が正式に決定しているわけではないのですが、
現状を総合的に判断すると九分九厘予定通りに引き上げとなりそうで、
これからも消費税についてはお話をさせて頂く予定です。

今回の消費税率引き上げに伴う経過措置については様々なケースが該当しますので、
少しでも疑問に思われた場合には、専門家等にご相談される事をお勧め致します。


平成25年 6月27日(木) 「9月までに式場予約?」 

来年の4月以降、消費税率が5%から8%にアップする事が確実視されています。
原則としては来年の4月以降は8%が適用されてしまうのですが、
一部、経過措置として来年4月以降でも5%が適用される取引があります。

広く知られているのは、家を建てる場合に9月までに契約すれば、
引き渡しが来年4月以降であっても5%が適用される、というケースかと思います。
私も今年の2月まで不動産探しをしておりましてそうだったのですが、
5%のうちに購入したいという方も少なくないのではないのでしょうか?

私の場合は結果として中古マンションの購入で、
売主さんが個人の方だったので本体価格に消費税はかからなかったのですが、
仲介手数料などには消費税がかかったので、やはり3%の差は小さく無いと思います。

実際には不動産の価格や金利の動向、増税後の諸施策などにより、
消費税が上がる前か後かどちらが有利かは誰も分からないのが正直な所でしょう。
私達の業界では各種講師等で有名な方の記述も拝見しましたが、
最終的には「自己責任で」という結論でまとめられていました。

この経過措置ですが、建物以外にも様々なケースで該当するのですが、
例えばパック旅行だったり披露宴なども9月までに契約をしておけば、
来年4月以降分であっても5%が適用されます。

特に披露宴については契約して半年以上後にされる事も少なくないと思いますので、
ご結婚を考えられている方は9月末までに会場を押さえられると3%分安くなります。
ただ、会場を押さえても式が出来ない可能性もありますので、その辺は自己責任で…


平成25年 6月 6日(木) 「看板ができました」 

事務所を移転して早2ヶ月が過ぎまして、遅まきながらではありますが、
今朝、事務所の入っているビルへの看板取り付けが完成しました。

今回は特に相見積をとらず、知っている方にお願いしたのですが、
色も好きな青を使い、シンプルで良い感じに仕上げて頂きました。

今まで様々な方に良い場所に移ったとお褒めの言葉は頂けるものの、
「看板は無いの?」と聞かれ、場所が分かりづらいとのご指摘もあったので、
ようやく分かりやすい目印が出来たかなと思っております。

一元さんで来られるお客様は少ないので、看板での宣伝効果は狙っていないのですが、
調べてみると事務所前の歩道橋のネーミングライツは月2万円するそうで、
それだけ多くの方に見て頂ける場所ではないかと有り難く思っています。

阿波踊り会館から徳島駅方面に向かった一つ目の交差点で、
特に南北方面からは車で走っていても見えやすいと思いますので、
もし通られる際には目にとめて頂けますと幸いです。


平成25年 6月 3日(月) 「今日からスーパークールビズ」 

当事務所では本日よりスーパークールビズを実施しております。
何とぞご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。

環境省のHPによりますとスーパークールビズとは、
服装で言うとクールビズ(ノーネクタイ)以上の軽装で、
例えば、かりゆしやポロシャツを活用した軽装を指すそうです。

私個人の服装としては基本的にポロシャツ若しくはそれに近い襟ありの半袖で、
パンツはチノパン等の長いものにしています。

アロハシャツが好きで数着持っているのですが、
アロハを着てしまうと気分がゆったりしてしまうので、
こちらはオフ時のみという自分の中でのこだわりがあります。

環境省内の基準としてはアロハシャツまではOKで、
Tシャツやランニングシャツ、ジーンズやハーフパンツはNGのようです。 

昼食の際に周りを観察してみたのですが、
クールビズにされている方が3割程度いらして、
スーパークールビズは私以外にはいませんでした。
思ったよりクールビズの方が少なかったのですが、
もしかすると今日が涼しい事もあるのかもしれません。
個人的にはラフな格好が好きなので、より浸透して欲しい所です。


 
平成25年 5月29日(水) 「NISA」 

本日付の日本経済新聞でも大きく広告が出ていましたが、
2014年1月よりNISA(ニーサ(少額投資非課税制度))が開始となります。

昔は証券会社におりましたがもう20年も前で、
NISAの対象と想定されている投資初心者レベルかと思いますので、
個人的な勉強も兼ねて口座開設を検討しております。

以下に箇条書きですがNISAの簡単な特徴を挙げてみます。

 ・ 一人一口座のみ

 ・ 新規購入分のみが対象で、既存の保有分の移管は不可

 ・ 一年につき一枠100万円、最大で500万円まで投資可能

 ・ 一枠の対象期間は5年だが、新たな枠を使う事で最長10年までの保有が可能

 ・ NISAの適用対象となるのは上場株式、株式投資信託など

 ・ 期限切れの場合は通常口座に移す
 ※ 期限切れにより税率は20%となるが、他の株式等の売却益との損益通算が可能
   ただし、損益通算時に計算する取得価額は非課税期間最終日の時価となる

 ・ NISA口座内の株式等の譲渡益、配当が非課税となる
 ※ 通常口座では現在ともに軽減税率の10%だが、2014年から本来の20%に戻る

 ・ 売却した分だけ非課税枠が減るので、短期売買には向かない

個人的にはローリスク型が良いかなと思っていたのですが、
日経新聞に掲載されていたアンケートでは半数近い方がハイリスク型を検討されていて、
大きく非課税メリットを生かしたいという心理もありかなと思いました。

一年につき100万円までという枠があるので、利用しやすいのは投資信託かと思います。
ただ個人的には一つの会社を応援したいという気持ちもありますので、
久々に会社四季報でも手にしようかとも思っております。

どちらにせよ利益を出さなければ折角の非課税メリットが無いので、
皆さんそうでしょうが実際に利用する際には利益を出せるように頑張ります。


平成25年 4月26日(金) 「移転して約一ヶ月」 

事務所を移転して約一ヶ月、移転後初めてのブログ更新となります。

事務所と自宅の引越しを両方とも三月末にしました。
確定申告が終わってから、両方の引越しと仕事も立て込んでいて、
なかなかHP更新にまで手が回らなかったのですが、
GW前にようやく更新ができました。

元々は一昨年辺りから自宅兼事務所にしようと土地から探していたのですが、
探し始めて1年半を超え消費税増税の波に飲まれる不安もありつつ、
不動産探しに疲れていた所に縁あって良い物件を見つけることが出来ました。

当初の希望とは違い事務所と自宅は別々になりましたが、
事務所も自宅も気に入った所で確保することが出来ました。
ただ、様々な方に土地探しや建物建築等でお声掛けさせて頂いていたのですが、
ご期待に添うことが出来ず申し訳ないという気持ちもあります。

そんな中、土地探しをお願いしていた方でご自身のお仕事にならなかったにも関わらず、
良かったですねと仰っていただいた方がいらして、非常に救われる思いがしました。
なかなか出来ることではないけれど、私もそうありたいと強く思いました。

自宅事務所とも移転してあっという間に約一ヶ月が経とうとしています。
もっと前からここでいるような感覚があり、想像以上に馴染んでいる気がします。
そして、一ヶ月経過した今もモチベーションが高い状態を保てています。
心機一転、今まで以上に頑張る所存ですので、これからも宜しくお願い致します。


平成25年 1月 9日(水) 「あけましておめでとうございます」 

遅まきながらあけましておめでとうございます。
旧年中は当事務所HPを見て頂きまして誠に有難うございました。
本年もよろしくお願い致します。

この年末年始は息子が風邪気味だった事もあり、
外出を控えめにしておとなしくのんびりと過ごしておりました。
私自身の後厄が終わったのでお札を返しに薬王寺に行ったのが唯一の遠出でした。

ほぼ一週間お休みを取れたのですがスムーズに仕事復帰できています。
息子が約三週間保育園を休んでいた為か保育園に預ける際に泣く事が多いので、
貴重な時間を大切に仕事しようと意識が強くなっているのも一因かもしれません。

この1月から復興特別所得税(いわゆる所得税の復興増税)が始まったり、
税務調査手続の見直しや高額給与所得者、退職金の所得税が実質増税になる等、
多くの方に影響があると思われる改正が幾つかあります。

また年末調整や確定申告、11月12月決算の法人様の申告も控えており、
お陰さまでしばらく気の休めない日々が続きそうですが、
体調管理に気をつけて乗り切っていきたいと思います。


平成24年12月 4日(火) 「今朝の徳島新聞に掲載されました」 

今日付の徳島新聞でヴォルティス応援企画に広告を掲載させていただきました。
高松予備校時代の同級生が担当部署にいる関係で、
数年前からヴォルティス応援の広告を出させてもらっています。

昨季はJ1昇格一歩手前の4位で悔しい思いをした分、
今季は少なくともプレーオフにはという期待もあったのですが、
結果は15位という予想だにしなかった順位でした。

細かい内容はあまりサッカーに詳しくないので分からないのですが、
今年J1での上位候補に挙げられていたG大阪、神戸がJ2降格するくらいですし、
歯車が狂ってしまうとどんなクラブでも急降下があり得るのだと学んだ一年でした。

夏のナイター以外はそこそこポカスタへ足を運んだのですが、、
今年の低迷振りを象徴するように負け試合の印象が強く残っています。
昨季最終戦の借りを返すどころか返り討ちにあった岡山戦、
関東から遊びにきた大学時代の後輩と観戦して完敗した甲府戦、
最終戦で風雨とも強く体感も内容も寒くて久々に途中退出した千葉戦といった所です。

とは言え、ホーム開幕の岐阜戦や終盤の東京V戦など勝ち試合も観戦できました。
私が観た中で今季のベストゲームはテレビ観戦でしたがホームの鳥取戦で、
特に衛藤選手がキレキレで 観ていてワクワクするような完勝だったと記憶しています。

来季はG大阪という評価的には抜けたクラブがJ2に参戦するので、
非常に厳しい戦いになるでしょうが、やはり願いはヴォルティスのJ1昇格しかありません。
徳島新聞にもベタながら「目指せJ1」と応援メッセージを入れさせていただきました。
今季2位になった湘南は昨季の昇格争いにすら絡んでいませんでしたので、
来季はヴォルティスが再浮上する番だと信じて捲土重来を願って応援します。


平成24年11月16日(金) 「弥生パートナーカンファレンス2012」 

昨日大阪で開催された弥生パートナーカンファレンス2012に出席してきました。
本町という所が会場でしたが、早く着いたので梅田から歩いて向かいました。
パラパラと雨が降り、雨の御堂筋を30分強歩いて到着しました。

カンファレンスでは弥生13(いちさん)製品の概要についての話と共に、
2014年が危機の年であるという話も時間を割かれていました。
白色申告者の記帳義務化、消費税率引き上げなどが予定されている上に、
WindowsXPのサポートも2014年の4月に終了するとの事で、
弥生会計のユーザーの過半が未だXPを使用されているようで、
旧バージョン、XPユーザーへの対応をしっかり考えられているようでした。

当事務所のお客様で弥生会計を使用されている方には、
遅くとも消費税引き上げの際にはソフト買い替えをお伝えしてはいるのですが、
その中でもXPを使われている方が少なくないと思いますので、
新バージョン購入と併せてお伝えしていかないといけないと思っています。

また個人的に気になったのが弥生PAPゴールド会員制度見直しで、
当事務所は一つ下のランクのメンバー会員ではあるのですが、
見直し後にはゴールド会員になっても面白いかなと思いました。

ただ会場でも質問させていただいたのですが、
ゴールド会員になる為の弥生製品等の推奨指標というのが導入されるにあたり、
うちのような個人事務所でその指標をクリアできる数字かどうかは未定との事で、
今後の発表を待ちたいと思った次第です。


平成24年 9月22日(土) 「弥生会計の無料個別相談」 

弥生会計を使われている顧問先様へのフォローの意味も込めて、
普段から御相談頂く件については特別な報酬は頂いていないのですが、
改めて「弥生会計の無料個別相談」として、徐々に御提案させて頂いております。

そして、今日初めてこの件でお客様の所にお伺いさせていただきました。
仕訳辞書などもきちんと設定されていて、かなり使い易くされていらっしゃいましたが、
マウスをほとんど使わず「Alt」「Ctrl」「F」などを使って入力する方法をご説明すると、
感心して頂けたようで、他にも画面を見ながら色々と説明させて頂き、
気付けば2時間半ほどお客様の所にお邪魔をしておりました。
私の勝手な印象ですがそれなりにはお役に立てたのでは無いかと思っております。

弥生会計の使用歴は10年を超え、認定インストラクターでもありますので、
弥生会計の使い方につきましてはそれなりに精通していると自負しております。
顧問先様はもちろん、そうで無い方でもご興味のある方がおありでしたら、
詳細につきましてご説明させて頂きますので、お気軽に当事務所にご相談下さい。
お持ちのスキルに合わせて説明、指導をさせて頂きます。


 
平成24年 8月 9日(木) 「簿記の苦手な現金商売の方に」 

当事務所は弥生PAP(ProfessionalAdvisorProgram)会員として、
弥生会計などの弥生株式会社の製品・サービスを推奨させて頂いております。
昨日、その弥生PAP会員向けのカンファレンスを心斎橋で出席してきました。

そこでの主な話題は弥生鰍フクラウドサービス第一弾である、
「やよいの店舗経営オンライン」についての説明、デモンストレーションでした。

現状の事業所での帳簿記帳については、
自計化できる事業所は弥生会計などの会計ソフトを導入し自社で入力、
自計化できない事業所は会計ソフトを導入せず、
手書き等で会計事務所へ記帳代行依頼という大きく二つに分かれています。

そこで今回会計ソフトを導入していない事業者
(特に個人向けに現金商売をされている方)をターゲットに、
「やよいの店舗経営オンライン」が9月3日に正式リリースされ販売されます。
自計化、記帳代行依頼の中間の半自計化という第三の選択肢という位置づけです。
これを使う事で、パソコンで日報を記入するイメージで、
そのデータを会計事務所と共有することで記帳から決算申告まで完了します。
その上、経営状況をよりタイムリーに把握できるようになります。

実際のデモンストレーションを見てみましたが、
例えば飲食店でしたら一日ごとの売上金額はもちろん、
モーニング、ランチ、ディナーごとに分けて入力もできますし、
日ごとの天気なども設定が出来ますので、
時間帯ごと、天気ごとなど様々な分析が簡単に可能となります。
語弊はありますがゲーム感覚で楽しく入力、分析できそうで、
私が現金商売をしていたら使ってみたいと思いました。

現状では1店舗で経営されている事業所向けとなっており、
1ライセンスにつき月額1,470円となっております。
実店舗販売せず弥生PAP会員からの紹介のみとなっておりますので、
ご興味のある方は当事務所までお気軽にご相談下さい。


平成24年 8月 1日(水) 「感謝」 

私事ですが、6月から保育園に通っている息子が今日からクラス替えとなります。
この2ヶ月間担当して頂いた保育士さんを始め保育園の方々に良くしてもらい、
息子を送る準備で私が自転車ヘルメットをかぶるとニコッとするようになりました。
今日から息子より少し月次の進んだ子達と一緒のクラスになるので、
今まで通り順調に育ちつつも少し刺激をもらえたらと期待しています。

保育士さんもそうですが、昨日は熱を出したのでお医者さんに診てもらって、
もちろん息子の記憶には残らないと思いますが、多くの人に支えてもらって、
日々成長して生かせてもらっているのだなと親として有難く実感しております。
私が小さいときもこうやって色んな方々に支えてもらっていたんだろうなとも。

話は変わって、ロンドン五輪は夜更かししない程度に少し見ているのですが、
金メダルを取った柔道の松本選手の試合前の気合の入った表情を見て、
この子は金を取るかもと期待して彼女の試合は夜更かしして観戦しました。
松本選手は試合後に自分だけのメダルでは無いとのコメントを残していましたが、
物凄い形相をしていた心の奥底では感謝の念があったのかと感心しました。

私もまだまだ足りない部分が多いので、日々成長が必要ですが、
息子にも感謝の気持ちを強く持ちながら成長して欲しいと感じた次第です。


平成24年 7月 3日(火) 「昨日の資産税研修」 

昨日、阿波観光ホテルで笹岡宏保先生の資産税研修を受講してきました。
例によって私の備忘録として要旨を掲載させて頂きます。
ご質問等ございましたら何なりとメールにてご連絡下さい。

1.名義借用財産(名義預金)

直近では年間120万人が亡くなっている
そのうち相続税申告をされているのが5万人
内訳の1位は土地で5割、現預金等金融資産は2割
上記5万人のうち税務調査があるのは1万5千件
税務調査で非違が見つかったもののトップは金融資産で5割

預金の名義はあくまで参考程度
名義に関わらず預金を管理、支配している人の財産とする
管理とは通帳、カード、印鑑等を所有していること
支配とは預金を費消できる状態にあること

預金の生前贈与を実行する場合の留意点
贈与契約書の作成
贈与内容の実行
通帳、カード、定期預金証書及び印鑑の管理等(管理支配基準)
受贈者が預金の使用収益権を確保していることの確認
贈与税の申告納付
毎年継続して贈与する場合(連年贈与との関連)

2.認知症発症後の被相続人の預金を多額に配偶者が引出し自己の為に浪費した場合

受益者(浪費してしまった配偶者)にも「善意」と「悪意」の場合があるが、
悪意の場合は使ったものも含めて返還義務が発生(相続財産となる)
善意であったとしても贈与とみなされてしまうと相続前3年内の贈与分は相続財産に加算
どちらにしてもお金は使ってしまったが相続税はかかってしまう「担税力無き納税」が発生
相続税を納められなくなった場合、他の相続人に連帯納付義務が発生

3.小規模宅地等の課税特例

特例居住用宅地等の適用を受けられるのは、
@配偶者、A同居親族、B借家住まいの親族、平成22年度改正(改悪)で限定された

老人ホームに入居している場合等の小規模宅地等の特例の適用の有無
@ 被相続人が病気で長期間入院して相続が開始した場合
 →治れば自宅に帰るから生活の拠点は自宅にあり、特例適用可
A 一般の老人ホーム(自発的に入所した場合)
 →生活の拠点は老人ホームにあり、特例適用不可
B 特別養護老人ホーム等で条例等による強制措置入所
 →治れば自宅に帰るから生活の拠点は自宅→特例適用可
C 介護付き終身利用型有料老人ホーム→ケースバイケース

課税当局としては入所契約時に終身利用権を取得していれば、
生活の拠点は自宅では無くなったと判断している
ただし終身利用権を購入しなくてよい老人ホームはほとんど無いとのこと
入所して早いうちに亡くなると入所時の預かり金が戻ってくることがある
この還付については相続財産となるので、約款等で申告漏れが無いようチェック

4.宅地の評価

宅地の評価は1画地の宅地ごとに評価する
1画地の宅地とは利用の単位となっている1区画の宅地のこと
ただし不合理分割があった場合の宅地は分割前の画地を1区画の宅地として評価
1画地の宅地のうちに容積率の異なる2以上の地域がある場合は、
評価減の規定があるので漏れのないようにする
(奥行がある土地は容積率が違っている場合がある)

5.取引相場のない株式の評価

比準要素1、0の判定に使う年利益金額と、
類似業種比準価額の算定に用いる年利益金額は同じでなくて良い
判定に使う年利益金額は出来るだけプラスに、
算定に用いる年利益金額は出来るだけ低い金額にすれば株価が低くなる
直前期末が比準要素0であれば、
直前々期末が比準要素がいくらであっても比準要素0の会社に
直前期末が比準要素1で、
直前々期末が比準要素0又は1であれば比準要素1の会社に
直前期末と直前々期末の比準要素が上記以外であれば特定の評価会社には該当しない


平成24年 6月27日(水) 「衆院通過」 

昨日、社会保障と税の一体改革関連法がんが衆議院を通過しました。
政局ばかりが取り上げられがちですが、法案の主な内容としては以下の通りです。

 ・ 消費税率の段階的な引き上げ
 ※ 2014年4月から8%に、2015年10月から10%に

 ・ 厚生年金と公務員の共済年金の一元化を図る

 ・ 年金の受給資格を得る為の保険料納付期間を現行の25年から10年に短縮

 ・ 大企業に限り、パートタイマーの厚生年金加入要件を緩和

 ・ 待機児童解消等を図るべく認定こども園の拡充

原案では所得税や相続税の富裕層向けの課税強化も含まれていたが、
いったん先送りとなり、来年の税制改正に向けて再度議論されることとなりそうです。

細川護熙元首相の著書「内訟録」でも、消費税に対する苦悩が書かれていましたが、
野田総理も想像を絶する葛藤がおありになったのだろうとは推測できます。
今回、信念を貫き法案を衆院通過させた事も一定の評価はできます。
(消費税率アップだけ民主党に押し付けて、他の民主党主要施策を捨てさせられた。
官僚若しくは自公の思惑に操作されたに過ぎないとの記事も目にしましたが。)

ただ「やるべき事をやってから信を問う」という発言は順番が逆ではないかと思います。
今回の消費税率引き上げは民主党のマニフェストに書かれていないことであり、
政局云々も含めて国民軽視という感がぬぐえません。

あと消費税率アップの条件として申し訳程度に景気に配慮する旨の文言がありましたが、
加えて政府の無駄な歳出を削減する努力にも言及して欲しかったなと思います。

子育て施策については「総合こども園」ではなく「認定こども園」の拡充となりました。
細かい内容については専門外につき分かりませんので無知を承知で言いますが、
名称変更には「子ども手当」を「児童手当」に変更したようなどうでもよい感があります。

とは言え法案が成立した暁には確実に生活に影響が出ますので、
法案の行方を見守りつつ、成立後にはその中で頑張っていくしか無いと思います。

個人的に消費税が大きくのしかかる買い物を考えているのですが、
まだ具体的にはなっていないので、早く決めないとと思いますがなかなか・・・
消費税の経過措置等細かい部分についても、仕事上も個人的にも大注目です。


 
平成24年 6月18日(月) 「研修続き」 

更新が滞っておりまして、6月に入って初めての更新となります。
今月から研修が幾つか入っておりまして、先週は2度の研修を受講してきました。

1度目は火曜日の岡山での「取引相場のない株式の評価」の研修でした。
基本的な内容ではありましたが、限られた時間でポイントを押さえて頂き、
株主区分、業種判定、類似業種比準価額や純資産価額の算定方法など、
演習を交えての講義で、丸一日かけただけの価値がありました。
今回初めてバスで行きましたが、乗り換えも無くゆったりとして、
行きは混雑して若干遅れましたが、今度からはバスを利用しようと思いました。
帰省の度に高松駅で食べていた構内のうどんが食べられないのが残念ではありますが。

2度目は金曜日の「成年後見制度」についての研修でした。
生協主催という事で普段の同業者の研修とは違うので不安と楽しみの両方ありましたが、
講師の方の経験に裏打ちされた説得力ある講義でこちらも来て良かったと思いました。
これからは任意後見、法定後見とも成年後見人が大量に必要となる時代で、
高齢・障害者医療、民法などの制度、福祉サービスの知識が必要であるという事でした。

話は変わりますが、昨日は四国ダービーでした。
日曜夜の開催で子供の寝かしつけが遅くなるので観戦はしませんでしたが、
3対0の完勝で観に行きたかったなあと思いました。
一時期はどうなる事かと思いましたが、ようやく逆襲が始まった感があります。
とは言え未だ昇格圏からは遠いので、一戦一戦大事に勝ち点を重ねて欲しいと思います。


平成24年 5月28日(月) 「日本経済新聞セミナー」 

この土曜日、経営コンサルタントの小宮一慶さんが講師で、
「日本経済新聞の本当の読み方がわかるセミナー」を高松で受講してきました。

道が混んでいて少し遅れてしまいましたが、1時間強充実した内容でした。
例によりまして箇条書きではありますが備忘録としてアウトプットさせていただきます。
小宮さんの私見も含まれていますが、何かのご参考にして頂きましたら幸いです。


月曜の日経ほど安い新聞は無い
特に「景気指標」の欄は情報の宝庫

国内総生産とは日本の全企業の付加価値の合計
付加価値とは売上総利益(売上−仕入)
売上総利益の使途で一番多いと思われるのは人件費
すなわち売上総利益は給与の源泉とも言える
国内総生産(特に名目GDP)が伸びない限り給与は増えない
国内総生産は基本的に名目GDPで見る。実質GDPは成長率を判断する材料

2012年度の名目GDPは1991年度とほぼ同じ
GDPから見ると失われた二十年という言葉はあながち間違いではない
2007年度から見ると515兆→474兆と1割ほど下がっている
GDPを源泉とする初任給もほとんど伸びていない
主要国で20年間GDPが伸びていないのは日本のみ
アメリカで2倍、中国で30倍の伸び

インフレターゲットを設定している国が20数ヶ国あるが、
物価率を上げるためのインフレターゲットは日本のみ
供給過剰、需要停滞では物価が上がらないのは当たり前

国内総生産に大きくかかわる指標(日経に掲載される指標より)としては以下の四つ
消費支出(GDPを最も支えているもの。ここが上がらないと景気回復、デフレ脱却不可)
法人企業統計
公共工事請負金額(政府支出に最も関係のある数字)
貿易、通関(2011年度は4兆円超の赤字。要因は円高、タイ洪水、輸入物価上昇、LNG輸入)

政府は原発を再開させたいので貿易赤字を必要以上に強調しているが、
今後LNGはアメリカ、中国等からの供給が増えて価格が下がる可能性が大きいので、
政府が強調するほどの心配はないのでは…

新興国の景気が減速気味なのは欧州の影響
たとえば中国からの輸出は2割を占める欧州がトップ
次にアメリカ、3番目がASEANで、4番目に日本
一方で日本の輸出相手のトップは4分の1を占める中国
故に尖閣諸島などの問題で中国は日本に対して強く出ることができる
最も良い対応策としては日本が経済力をアップさせること

ギリシャ問題
もしギリシャがユーロを離脱すると通貨はドラクマに戻る
ドラクマに戻ると金利は上がるが弱い通貨となる
そのためドラクマに戻る前にギリシャ内の資金が国外に流れる
資金が国外に流れるとギリシャの金融機関が破たんする
ギリシャの金融機関が破たんしたら周辺諸国の金融機関にも悪影響
特にスペインは失業率がほぼ4分の1(若年層は2分の1)で危ないかも


ちなみに今日の日経の景気指標で見た数字をピックアップすると以下の通りです。
国内総生産(12年1月〜3月速報値) 名目 474.6兆 実質 +4.1%
消費支出 前年同月比+3.4%(12年3月)
法人企業統計(11年10月〜12月) 設備投資 +4.9% 営業利益 −12.8%
公共工事請負金額(12年4月) 5.4%
貿易・通関(12年4月) 輸出 5.5兆円 輸入 6兆円

前年比で増えている項目もありますが、前年は震災がありましたので、
単純な比較をするのであれば前々年との方がよいかもしれません。
最近では当事務所でも月次試算表をお渡ししても、
業種によっては前年比では説明しておりません。


平成24年 5月21日(月) 「労働保険年度更新研修、金環日食」 

本日、社会保険労務士会の研修に行ってきました。
本年度の労働保険年度更新がテーマでした。
基本的な項目がほとんどで目新しいものはありませんでしたが、
年に一度の手続で忘れていた箇所もあり、良い確認が出来たように思いました。
前回の消費税研修と同じく、私の備忘録として箇条書きに載せさせて頂きます。
何かご質問等ございましたら私の分かる範囲でお答え致しますのでご連絡下さい。

 ・ 今年度は労災保険料、雇用保険料とも料率が変更されるため、
  平成24年度の概算保険料は新しい料率、平成23年度の確定保険料は古い料率で計算

 ・ ただし、一括有期事業の労災保険料率は、概算保険料率も古い料率でOK

 ・ 算定基礎賃金集計表の記入で、臨時労働者の欄は名称にかかわらず、
  臨時労働者であって雇用保険の被保険者とならない者の賃金額を記入する
  また役員で雇用保険の資格がある人については、認定された役員分のみが対象

 ・ 申告書の記載にあたって、CDEの労働者数等の記載漏れが目立つそうなので、
  それぞれの欄に忘れずに記載する

 ・ 1割くらいの事業所が口座振替を利用されているようだが、
  納付書との二重納付とならないように注意する

 ・ 厚労省から送付される算定基礎賃金集計表には一部ミスプリントがあり
  正しい集計表を厚労省HPよりダウンロード可能(下記リンクに該当様式あり)
  http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudouhoken01/yousiki.html

 ・ 有期事業のメリット性の適用要件である確定保険料の額が、
  現行の100万円以上から40万円以上に引き下げ(実際の適用は平成26年度より)

 ・ 一括有期事業の対象となるのは平成23年度内に終了した工事

 ・ 一括有期事業報告書の作成は原則として業種ごとに

 ・ メリット性が適用されている場合は、前年に送付されている
  平成23年度確定労災保険料率決定通知書で料率を確認する

 ・ 還付請求をする場合、還付請求書に使用する印鑑は申告書で使用したのと同じもので

 ・ 還付額が無くても、一般拠出金を充当する場合には還付請求書が必要


本日は徳島では282年ぶりに金環日食が観測されました。
午前6時台は雲に隠れて全く太陽を観る事ができませんでしたが、
7時を過ぎてから雲の間から太陽が出てきて、きれいな金環も見られました。
光が弱かったようで観察用の眼鏡では見られませんでしたが、
本当はいけないことですがかえって肉眼で見られてラッキーでした。
その後は一時太陽が顔を見せて、妻と交代で観察用眼鏡をのぞいて、
三日月、半月のような太陽を見る事も出来ました。

次に徳島で見られるのは83年後らしいので、さすがに私は生きていないと思いますが、
息子は可能性が十分あるので、もう少し大きくなったら今日の事を話そうと思います。


平成24年 5月16日(水) 「子供を笑かす」 

私事ですがおかげさまで息子も生後10ヶ月を過ぎました。
子育ての情報収集をしなければいけないと思いつつ、
育休中の妻が色々と動いてくれているのと、
息子が問題なく育ってくれているおかげか怠り気味で、
唯一、Eテレの「すくすく子育て」を観ている事くらいです。
子育ての方法についてはもっといろんな方の意見を参考にしたいと思っていますので、
この日記を読んで下さっている方で、良い方法を御存知でしたら教えて下さい。

ちなみに今の私が心がけているのはシンプルに「子供を笑かす」事です。
関根勤さんが娘さんの子育てで出来るだけ笑わせていたという話をヒントに、
手を変え品を変えて息子を笑わせるように努めています。
幸いにも息子はよく笑ってくれていて、絵本を読んでも歌を歌っても笑ってくれますし、
色んな(似てない)物まねをしても意味は分かっていないだろうけど笑ってくれます。
中でも息子がした事を私が真似た時には本当に大笑いしてくれます。
ツボに入った大笑いを見るとこちらもより嬉しくなります。

今のところの唯一の悩みは、
現時点で保育所に入れずに待機児童状態な事ですが、
先日、徳島市役所で入所希望の保育所を三ヶ所増やす手続をしてきました。
子供を自転車に乗せて保育所に送っていくのが一つの楽しみでもあるので、
出来れば近くの保育所に入れたら良いのですが。


(5月17日追記)
本日、徳島市役所の方から連絡があり、
おかげさまで自宅近くの保育所に入る事が出来ました。
自転車で送るのが可能なところなので、これから楽しみです。


平成24年 5月 7日(月) 「GW満喫しました」 

今朝はひんやりとして、GW明けとしては最適なシャキッとする天候でした。
このGW多少仕事もしましたが、ほぼ暦に近い形でお休みをいただきました。

GW前半はまず前回のブログでも出てきた後輩とポカスタでサッカー観戦をし、
翌日は一緒に薬王寺を参拝したりびんび家で新鮮な魚を食べたりと徳島を満喫しました。
あと久しぶりに弟家族が関東から帰省していて、私の息子との初対面が出来ました。
少ない日程ではありましたが、元気そうな顔を見られて良かったです。

GW後半は3日、6日と2試合ヴォルティスの試合を観戦してきました。
内容はまだまだですが、1勝1分でどん底から脱出できそうな結果は出てきました。
昇格圏内からは遠く離れていますが、J1昇格を信じて応援していきます。

4日は子育てイベントのおぎゃっと21に参加してきました。
無料で身長、体重やアレルギーテストまでしてもらえて、
今のところ息子は皮下脂肪が若干多い以外は正常との事で一安心でした。

5日は息子の初節句で、祖父母の手を借りすぎるくらい借りながら、
特に儀式的なものはしませんでしたが、全員で楽しく飲み食い出来たと思います。
息子も私たち夫婦も両方の祖父母も全員健康でいられるのが非常に有難く思いました。

5月は3月決算法人の申告期限でもあり多忙な時期となるので、
出来ればGWに少しでも仕事を進めておこうと思っていましたが、
楽しく過ごしてしまいましたので、今日から頑張って仕事にまい進しようと思っております。


平成24年 4月23日(月) 「雨のち晴れ」 

昨日の荒天とはうってかわって、今日は初夏を思わせる陽気です。

昨日はとくしまマラソン2012が開催されました。
所用があったためケーブルテレビで多少見た程度でしたが、
激しい風雨と寒さで完走率が過去最低だったそうです。
私は二年前に出場して右膝痛に耐えつつ何とか完走できましたが、
昨日のような天候では完走できていなかったかもしれません。
子供がもう少し大きくなったらまた出場したいと思っているので、
それまで少しでも運動の意識を持ち続けておきたいと思った次第です。

また徳島ヴォルティスの試合も昨日行われました。
今季はそれまでホームゲーム皆勤で、独身の頃なら観戦したと思うのですが、、
昨日の天候ではさすがに妻子を連れても置いてもいけず携帯でチェックしていました。
結果はまさかの0−4の大敗で、JFL降格圏内にかなり近づいてしまいました。
今季は監督選手とも大きく入れ替わっているので、しばらくは信じて辛抱して、
負け続けても好きな言葉である「捲土重来」を信じてヴォルティスを応援し続けます。
次の金曜は関東からやってくる甲府サポの大学時代の後輩と観戦予定で、
折角来てくれるのでできる限りのお接待をしたいとは思っていますが、
勝ち点だけは何としても持って帰らせたくないというのが本音です。


 
平成24年 4月18日(水) 「消費税研修(備忘録)」

昨日、阿波観光ホテルでの熊王先生の消費税研修を受講してきました。
さすがに分かりやすくて、計5時間の研修をほぼ集中して聴けました。
税理士試験でも受験しましたし、実務でも頻繁に接しているので、
分かっている箇所がほとんどでしたが、それでも多くの気づきが得られました。

昨日の研修のうち、平成23年度の改正を私の復習を兼ねて備忘録として載せておきます。
備忘録ですので読みづらいと思いますが、ご了承下さい。


1.事業者免税点の改正(平成25年1月1日以後開始事業年度より)

 前期の上半期の課税売上高が1000万超の場合、消費税の納税義務が発生

 ※ 平成24年中の法人設立には特定期間への配慮が必要
 ※ 法人の場合、第1期目を7ヶ月以下にしておけば原則2期目まで免税事業者に
 ※ 月の中途で設立の法人は、6ヶ月経過日の前月末日までが特定期間に
 ※ 特定期間判定における給与総額とは支払ベース(×発生ベース)
 ※ 特定期間の課税売上高と給与総額のどちらか一方が1000万円超の場合
    基本的には免税事業者だが、課税事業者となることも可能

2.95%ルールの撤廃(平成24年4月1日以後開始事業年度より)

 課税売上高が5億円超の場合、95%ルールによる課税仕入れ等の全額控除が適用不可に

 ※ 基準期間ではなくその課税期間での判定なので、早めに個別対応方式での対応を

3.消費税の還付申告に関する明細書の添付義務付け(平成24年4月1日以後申告分より)

 ※ 今までも還付申告の場合は実質的に明細書を添付していたが、
   売上先仕入先の明細を新たに記載する必要あり

4.罰則規定の強化(平成23年8月30日以降にした違反行為に適用)

 ※ 不正還付の未遂についても新たに処罰の対象に


 
平成24年 4月16日(月) 「弥生会計の相談」 

午前中、顧問先の方から弥生会計についての質問を受けました。
初めてとは思えない位スムーズにご自身で入力されている方で、
残高試算表(月次・期間)を見やすくしたいとの事でした。

それで今回御提案させていただいたのは、以下の二点です。
1.残高試算表の画面で「残高0を表示」のチェックを外す
2.科目分類の横の「マイナス」をクリックして閉じる

立ち上げ間もない事業所様でしたので使用されていない勘定科目も多く、
それらを表示させないことで見づらさがだいぶ解消されたようでした。
また残高試算表(年間推移)での見方もお伝えさせていただきました。

他にも、例えば金額入力で「/」を押すと000(ゼロ三つ)が入力されるとか、
ファンクションキーなどを有効に使うとマウスを使う回数が極端に減るなど、
知れば目から鱗の便利な使い方がたくさんあります。

弥生会計の使い方などでご不明な点がございましたらお気軽にご相談下さい。


平成24年 3月27日(火) 「社会保険関連の変更」 

確定申告時期につき、ブログ更新が滞ってしまっておりましたが、
無事に確定申告が完了し、未だ仕事やそれ以外でもバタバタとしているものの、
少なくとも確定申告時期よりは落ち着いてきたように思います。
昨日は徳島県内で雪が降るほど寒かったですが、
本格的な春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。

税制改正についてもそうなのですが、
毎年のように春に扱いが変わる項目が少なくありません。
今回は社会保険関連の変更につきまして、簡単にご説明させていただきます。

1.健康保険料
平成24年3月分(4月納付分)以降の保険料率につきまして、
協会けんぽの保険料率が全国平均9.5%から10%に引き上げられます。
徳島県の保険料率につきましては9.56%から10.08%に引き上げられます。

2.介護保険料
平成24年3月分(4月納付分)以降の保険料率につきまして、
1.51%から1.55%に引き上げられます。

3.雇用保険料
平成24年4月1日以降の保険料率につきまして、0.2%引き下げられています。
例えば一般の事業で1.55%から1.35%に引き下げられています。

4.労災保険料
平成24年4月1日以降の保険料率につきまして、事業によって違いはありますが、
全事業の平均で0.6%引き下げられます。

5.国民年金保険料
一ヶ月あたりの保険料を40円引き下げ、15,020円から14,980円となります。

6.公的年金の支給額
国民年金、厚生年金とも公的年金の支給額が0.3%引き下げられます。


負担減となる項目もありますが、社会保障費の増大による保険料アップ、
デフレによる年金支給額の引き下げと、例年と変わらず厳しい変更となっています。

一部の事業所につきましては3月から変更のところもありますが、
上記1.から3.の変更で4月以降の給与支給額に影響が出てきます。
給与計算をされる際には十分ご注意ください。


平成24年 2月22日(水) 「確定申告まっただ中」 

先週の16日から所得税等の確定申告の受付が始まりまして、
当事務所も12月決算法人様の決算業務も合わさって繁忙期を迎えております。
お陰さまで年々確定申告業務の依頼が増えている事もあって、
以前は石井町商工会、徳島商工会議所などへ税務援助で数日行っていましたが、
今年は税理士会から割り当てされた徳島市役所での1日間のみです。
従業員を雇うようになれば、税務援助は嫌いでは無いのでまた行きたいとは思っていますが。

お客様の税金を1円の誤差も無く正確に申告書を作成することは大前提ですが、
今年は今まで以上に効率よく業務をこなしていく事にも意識を置いていまして、
3月11日の徳島ヴォルティスのホーム開幕戦を観戦する事を目標としています。
今までも確定申告期でホーム開幕戦を観戦した事が無く、今年こそはの思いもありつつ、
額面通りの意味合いの他、期限直前にご依頼いただく方をお断りする事が今まであったので、
余裕を持って確定申告を進め、出来る限り直前でも対応させて頂こうという意図もあります。
今年は子供が小さい事もあり、朝5時頃から仕事をして夜は早く切り上げています。

とにかく病気、事故等にも十分に気を付けて頑張っていこうと思っております。
確定申告でご不明な点等ございましたら遠慮なくご相談下さい。


平成24年 1月31日(火) 「ダブル誕生日」 

年末調整、決算業務等でバタバタとしておりましたが、なんとか1月の仕事もひと段落し、
いよいよ2月から3月にかけての決算、確定申告等での繁忙期を迎えることとなりました。

まだ提出はしていないですが、とりあえず今回の私の確定申告書を一通り作ってみました。
ざっと見て変わったのが分かるのは16歳未満の扶養親族の欄が新たに出来た事で、
住民税・事業税に関する事項の枠が今までより大きくなった所です。
細かい所では寄附金控除で震災関連寄附金の欄が出来ている所でしょうか。

住民税・事業税に関する事項については記載の必要がある方が増えると思われるので、
個人的にもお客様の申告に加え、市役所での確定申告相談もあり注意したいと思います。


あと私事ですが、今日は私の父と妻の父二人の誕生日です。
1歳違いの全く同じ誕生日で、しかも双方の母は同い歳で誕生日が一週間しか違わず、
全くの偶然ではありますが、これも縁なのかなとも思います。

結婚するまでは父にプレゼントを渡したことがなかったのですが、
妻がその辺の気遣いをしてくれて、今年は既に渡してあります。
お陰さまで私達夫婦双方の両親が健在ですので、
元気で長生きしてくれればと思います。


平成24年 1月 7日(土) 「社会保障・税一体改革素案」 

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年も何とぞ宜しくお願い申し上げます。

年末年始は夫婦それぞれの実家と、後厄なので昨年に引き続き薬王寺に初詣に行った位で、
後はのんびりと過ごしておりました。少し風邪気味でもありましたが今は大丈夫です。
今年は今までより早めに起きて、朝のラジオ体操をするようになりました。
周りが寝ているので控目ではありますが、心も体もスッキリする気がします。

本題に入りますが、政府与党が社会保障・税一体改革素案を正式決定しました。
その中で社会保険、税関係の主な記述について羅列ではありますが以下にまとめてみました。

1.社会保険関係

  短時間労働者への社会保険適用拡大
  年金制度の一元化、新年金制度創設
  国保、介護保険の低所得者保険料軽減
  高齢者医療制度の見直し
  産休期間中の年金保険料免除
  年金受給資格期間を25年から10年に短縮
  第3号被保険者制度の見直し
  在職老齢年金、厚生年金の標準報酬上限の見直し

2.税関係(消費税以外)

  所得税の最高税率5%増
  23年度税制改正案でも出されていた相続税の基礎控除等見直し
  上場株式の配当・譲渡所得の10%軽減税率廃止及び日本版ISA導入
  所得税の成年扶養控除、配偶者控除の見直し
  マイナンバー法(社会保障・税番号制度)導入

3.税関係(消費税)
  地方消費税を含めた消費税率を2014年4月より8%、2015年10月より10%
  事業者免税点制度、簡易課税制度維持
  ※ ただし免税点制度の課税適正化、簡易課税制度のみなし仕入率見直しを検討
  事務負担等を考え単一税率維持、インボイス制度導入せず

社会保障の将来像が見えない等の声も聞こえますが、
個人的には少なくとも上記の内では相続税以外、概ね賛成です。
ただ低所得者等への手厚い給付については消費税率アップを前提にしているものも多く、
国会議員・公務員改革を進めてから消費税アップという旨の文言もありましたが、
実現に向けてこれから政界再編を含めた紆余曲折も予想されます。
政局重視の解散圧力等はもっての他ですが、新マニフェストと言っても良い内容ですし、
これに固執しすぎないよう国民の声に耳を傾けてほしいものです。


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