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1.税理士(平成10年合格、大栄税理士学院パンフレット掲載)
 以前勤めていた会社を退職し、実家に戻って転職活動をしているうちに、税理士という資格が自分に合っているかもしれないと思い、独学で勉強を始めました。しかし、今まで簿記を全く勉強したことがなかったため、2ヶ月位すると完全に行き詰まってしまいました。そうしているうちに、大栄で税理士の講義があることを知り、入学に至りました。

 私の場合は、科目ごとに勉強方法を変えたわけではなく、いずれの科目も基本的に授業をペースメーカーにし、受験雑誌を情報源として活用した以外は全て大栄の問題集で勉強しました。

 その中で、先生の助言等により私が心掛けた事を幾つか列挙すると、
授業の内容はその日のうちに少しの時間でも復習する。
同じ問題を繰り返し練習する。
いつでも理論集を持ち歩き10分でも20分でも時間ができた時に暗記する。
答練期にもう一度基礎問題を解き直す。
といった所です。

 とにかく合格したいという気持ちを強く持つことが必要不可欠だと思います。私の場合はいい結果を出したい、そしてみんなに認めてもらいたいという気持ちをずっと持ち続けていました。合格通知を受けて喜んでいる姿を何十回、何百回とイメージしたこともよかったように思います。

 合格する要因は他にもありましたが、やはり自分の意志の強さが大事だと思います。あと、いろんな人の合格体験記を読んだり、別の業界で成功している人の話を参考にすることをお勧めします。人によって様々な方法、考えがありますが、だいたいの傾向があると思いますので、それを実践することによってより合格に近づけるのではないでしょうか。
 
2.社会保険労務士(平成14年合格、2003年2月号社労士V掲載)
 私が受験を志した理由は、現在税理士として開業しておりますが、実際に仕事をしていて税務以外にも労働社会保険関係の知識が必要であると実感しておりました。そこで資格取得によって業務の幅を広げ、他の税理士との差別化を図りたいと思ったからです。それと、税理士試験のときに味わった合格の喜びを再度味わいたいという気持ちが湧いてきたという事も理由の一つでした。

 一年目は徐々に成績が上がり、最後の模擬試験で合格圏内の成績を確保できました。本番では選択式31点、択一式53点だったものの、選択式の国民年金法が1点届きませんでした。合格したいという気持ちと自信を強く持っていたつもりでしたが、今から思えばその1点分だけ足りなかったのでしょう。

 それでも一年目の勉強方法は間違いではないと信じて、二年目も一年目と同じ大栄の徳島校に通いました。そして、学校のペースに合わせて各種問題集を解いていました。社労士Vも毎月購入しておりましたが、掲載されている問題は良問ばかりで解説も分かり易く何回も繰り返し解きました。おかげで二年目の成績は一年目以上に順調でした。その要因をまとめてみると次の通りです。

通学の方は授業に極力出席する。そしてその日のうちに少ない時間でも必ず復習する。
同じ問題を最低三回は解く。
少しずつでも毎日コツコツ勉強する。
規則正しい生活を送り、体調を崩さない。
受験している事を公言して周囲の人に協力してもらえるようにする。同時に諦める事のできない立場に自分を追い込む。
受かりたい気持ちを強く持ち、合格した自分の姿を何度となくイメージする。

 成績面では一年を通して順調でしたが、前年の足切りの悪夢がトラウマとなって、これだけ勉強しても合格できないかもしれないと思うようになってしまい、七月頃から精神的にスランプに陥りました。(補足:試験は8月25日でした。)

 このままではいけないと思い、体調を崩さないようあまり無理をせず、いつもより早めに寝るように心掛けました。また体のリズムを本番に合わせようと、毎日試験の時間帯には受験している時間である事を意識し、昼食も本番で食べる物と同じ物を本番の休憩時間と同じ時間に食べていました。

 その効果があったのか体調が予想以上に良くなり、精神的にも自分は絶対に合格できると思えるようになりました。そして心身ともにベストの状態で自分を信じて本番に臨めました。結果は選択式37点、択一式55点。最も気を付けていた足切りも無事にクリアでき、二年目にして合格する事ができました。

 一年間という長丁場ですから苦しい時期もあると思いますが、合格する事によってそれまでの苦労がすべて報われます。こんなに嬉しい事は人生にそう何回もないでしょう。この喜びを合格目指して努力されている皆様に是非味わっていただきたいと思います。

 皆様のご健闘をお祈り致します。


 (追記)
 初年度で国民年金法が一点足りずに不合格の後、
 二年目の受験時に社労士Vの合格体験記を読んでいて、
 ほとんどの方がこの程度で合格していたのかと悔しくなり(失礼な話ですが)、
 二年目の合格発表後すぐに合格体験記を出版社に郵送しました。
 
3.初級システムアドミニストレータ(平成15年秋期合格、大栄コンピュータ学院徳島校)
 半年間の勉強の中で自分なりに合格の要因と思われるものを幾つか挙げてみましたので、参考にしていただけると幸いです。

1.授業のあった日には、その日のうちに10分でも必ず復習する。

 授業中にテキストやレジュメに線を引いたりメモをとったりしますので、帰宅後に疲れていてもその部分だけでも見直すようにしていました。習った箇所を全て読んでいると1時間以上かかってしまい最後までできないかもしれませんが、チェックした部分だけなら10分くらいで終わります。これによって重要な部分が忘れにくくなるし、復習をしたという自信にもつながると思います。

2.テキスト、過去問題集(午前)の問題をできれば三回ずつ解く

 さすがに授業の日は疲れて問題を解くほどの余力は残りませんでしたが、次の日から次の授業までの一週間のうちに問題を三回ずつ解くようにしていました。個人的にはネットワークの単元で問題数が多くて二回ずつくらいしかできませんでしたが、授業のペースを最優先にして時間が余った時に少しずつ遅れを取り戻しました。授業中に出題された問題はあとで一回ずつ解きました。
 過去問題集(午後)は先生に言われたとおり表計算、データベースの単元が終わった頃から、一週間に1、2問くらいずつ徐々に解きました。第1回模擬試験で午後問題が多少弱いと実感してペースを上げたため、最終的に全問題を一回ずつ解きました。一日当たりの勉強時間は平均して初期が30分から1時間でたまに3時間くらいしました。第1回模擬試験が終わってからは少し時間を増やして1時間から4時間くらいでした。

3.余裕がなければ市販の問題集には手を出さない

 最初の頃、ある受験雑誌を購入した事はあるものの、絶対に活用しないだろうなと思ってそれ以降は買いませんでした。直前期にも予想問題集を買おうかどうか悩みましたが、学校と先生を信じて買いませんでした。個人的にはテキストと過去問題集、そして授業中や答練で解く問題量で十分すぎるくらい合格できる力がつくと思います。難問奇問に数多く当たるなら基本問題を繰り返し解いた方がずっと実力がつくと思いますし、それだけの実力がつけば本番で見た事がない問題が出題されたとしても、他の受験生も見た事がない筈とあせる事が無く冷静になれると思います。

4.間違えた箇所をチェックする

 問題を解いて間違えたら、間違えた箇所をテキストでチェックしていました。
 同じ箇所を何度も間違える事も多々ありましたので、間違い一回目はマーカーの細い黄色の線、二回目は細い緑の線、三回目は細いピンクの線、四回目は太い黄色の線などというように、チェックの色と太さによって間違え易い箇所を意識できるようにしていました。
 これで直前期にテキストを読む事によってチェック箇所を数回確認できたため、よい総復習ができたように思います。 
 別の資格を受験した際に間違いノートを作った事がありましたが、時間と手間がかかりすぎるので今回は作成しませんでした。

5.模擬試験は必ず受ける

 いくら日々の勉強をまじめにしていても、自分が全受験生のどの辺りのレベルにいるのか分からずに不安になると思います。模擬試験は自分のレベルが分かる唯一の機会ですので、よほどの事情が無い限りは受験すべきだと思います。模擬試験を受ける事で自分の位置を認識し、苦手な箇所を認識できて勉強にもより力が入ると思います。私の場合は模擬試験でネットワークの単元と午後問題が弱点と把握できたので、その部分を重点的に勉強しました。


 半年間という長い期間ですから、途中で気持ちが緩む事やスランプになる事もある思います。私の場合は何か一つ勉強する事を見つけてとりあえずそれだけを勉強するか、それすらできなければ一日勉強をせずに頭を切り替えるかしていました。そしてスランプの時も最低限体調管理には万全を期し、風邪などをひかないように心掛けていました。

 幾つかポイントを挙げてみましたが、最も大事なのは合格したいという気持ちを強く持つ事だと思います。私は合格して喜んでいる自分の姿と、シスアドの資格が加えられている自分の名刺を何度となくイメージして、合格したいという気持ちを強くしていました。

 初回受験の方や普段あまりパソコンを使用しない方は他の方が脅威に感じると思いますが、私もそうでしたがそれでも一回の受験で十分合格可能だと思います。複数回受験の方はモチベーションを保つのが大変だと思いますが、資格試験の結果は受かるか諦めるかであり、何度落ちたとしても諦めない限り必ず合格できます。多くの時間と労力を割くわけですから、その苦労を無駄にしないためにも、合格という最高の結果を残していただきたいと思います。

 皆様のご健闘をお祈りいたします。

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