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1.授業のあった日には、その日のうちに10分でも必ず復習する。 授業中にテキストやレジュメに線を引いたりメモをとったりしますので、帰宅後に疲れていてもその部分だけでも見直すようにしていました。習った箇所を全て読んでいると1時間以上かかってしまい最後までできないかもしれませんが、チェックした部分だけなら10分くらいで終わります。これによって重要な部分が忘れにくくなるし、復習をしたという自信にもつながると思います。 2.テキスト、過去問題集(午前)の問題をできれば三回ずつ解く さすがに授業の日は疲れて問題を解くほどの余力は残りませんでしたが、次の日から次の授業までの一週間のうちに問題を三回ずつ解くようにしていました。個人的にはネットワークの単元で問題数が多くて二回ずつくらいしかできませんでしたが、授業のペースを最優先にして時間が余った時に少しずつ遅れを取り戻しました。授業中に出題された問題はあとで一回ずつ解きました。 過去問題集(午後)は先生に言われたとおり表計算、データベースの単元が終わった頃から、一週間に1、2問くらいずつ徐々に解きました。第1回模擬試験で午後問題が多少弱いと実感してペースを上げたため、最終的に全問題を一回ずつ解きました。一日当たりの勉強時間は平均して初期が30分から1時間でたまに3時間くらいしました。第1回模擬試験が終わってからは少し時間を増やして1時間から4時間くらいでした。 3.余裕がなければ市販の問題集には手を出さない 最初の頃、ある受験雑誌を購入した事はあるものの、絶対に活用しないだろうなと思ってそれ以降は買いませんでした。直前期にも予想問題集を買おうかどうか悩みましたが、学校と先生を信じて買いませんでした。個人的にはテキストと過去問題集、そして授業中や答練で解く問題量で十分すぎるくらい合格できる力がつくと思います。難問奇問に数多く当たるなら基本問題を繰り返し解いた方がずっと実力がつくと思いますし、それだけの実力がつけば本番で見た事がない問題が出題されたとしても、他の受験生も見た事がない筈とあせる事が無く冷静になれると思います。 4.間違えた箇所をチェックする 問題を解いて間違えたら、間違えた箇所をテキストでチェックしていました。 同じ箇所を何度も間違える事も多々ありましたので、間違い一回目はマーカーの細い黄色の線、二回目は細い緑の線、三回目は細いピンクの線、四回目は太い黄色の線などというように、チェックの色と太さによって間違え易い箇所を意識できるようにしていました。 これで直前期にテキストを読む事によってチェック箇所を数回確認できたため、よい総復習ができたように思います。 別の資格を受験した際に間違いノートを作った事がありましたが、時間と手間がかかりすぎるので今回は作成しませんでした。 5.模擬試験は必ず受ける いくら日々の勉強をまじめにしていても、自分が全受験生のどの辺りのレベルにいるのか分からずに不安になると思います。模擬試験は自分のレベルが分かる唯一の機会ですので、よほどの事情が無い限りは受験すべきだと思います。模擬試験を受ける事で自分の位置を認識し、苦手な箇所を認識できて勉強にもより力が入ると思います。私の場合は模擬試験でネットワークの単元と午後問題が弱点と把握できたので、その部分を重点的に勉強しました。 半年間という長い期間ですから、途中で気持ちが緩む事やスランプになる事もある思います。私の場合は何か一つ勉強する事を見つけてとりあえずそれだけを勉強するか、それすらできなければ一日勉強をせずに頭を切り替えるかしていました。そしてスランプの時も最低限体調管理には万全を期し、風邪などをひかないように心掛けていました。 幾つかポイントを挙げてみましたが、最も大事なのは合格したいという気持ちを強く持つ事だと思います。私は合格して喜んでいる自分の姿と、シスアドの資格が加えられている自分の名刺を何度となくイメージして、合格したいという気持ちを強くしていました。 初回受験の方や普段あまりパソコンを使用しない方は他の方が脅威に感じると思いますが、私もそうでしたがそれでも一回の受験で十分合格可能だと思います。複数回受験の方はモチベーションを保つのが大変だと思いますが、資格試験の結果は受かるか諦めるかであり、何度落ちたとしても諦めない限り必ず合格できます。多くの時間と労力を割くわけですから、その苦労を無駄にしないためにも、合格という最高の結果を残していただきたいと思います。 皆様のご健闘をお祈りいたします。 |
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